歴史のこころ

卒業に寄せて

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2010年3月19日

(一部略)

遠い目標点だったが、目線をそこに向けるしかない。結果として最善のことが起こるという仮定の下に日々生きていくしかなかった。

そして今日がその卒業式だ。家族そろって今日の日を迎えることができた。

誰でも卒業できるはずの中学の卒業式。この学校・この学年の子たちには、幸いなことに、卒業できなくて逝った子はいなかったのだ。が、この地球の子供たちの中には、この15歳の春を迎えられなかった子たちも確かに多くいる。

この日を境に危険がなくなるわけでもなく、私たちから心配や不安は決して消えてしまうわけではないのだけれど、今日は一つのマイルストーンに辿り着いたのだから、私たち夫婦にとっても、きっと一つの卒業式。

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以上、2010年3月19日付けWEB記事より引用

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