菜園日誌

ソープワート再訪

 

2014年3月25日 火曜日

 

マンションのベランダで私のソープワートのプランターが冬を越した。

暖かくなって、今日はひさびさに窓を開けてベランダに出てみると、ほら期待通り。

 

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新芽が生きている。ソープワートは吹きさらしの厳しい冬を越したのだ。

2010年の3月8日付けのWEB日誌では窓際の室内で冬を越したソープワートの本葉の写真が載っている。ハダニやアブラムシの被害に遭っているようなことが書かれている。一方、ここ数年はベランダで冬越しさせている。冬をこんな状態でやり過ごしたあと、夏にはやさしいピンクの花を見せてくれる。害虫被害に見舞われることもない。

植えて以来一度も植え替えしていない。恐らく今ではプランターの中ですっかり根がまわって非常に息苦しい状況になっているだろう。数年前よりもここ1,2年は花をつける株の勢いが弱まってきている。プランター植えっぱなしでは、ほとんど限界状態だろう。

いつか、こんな高層マンションの吹きさらしのベランダではなく、しっかりした地面に植えて自然に育ててやりたいと思ってきた。それが今年は、とうとう、単なる空約束で過ぎるのではなく、実現できそう。

陽当たりの良い南向きの斜面に移植してあげたいと思う。あるいは、たとえば、あの冬越ししている柏の木の根元辺りにパートナーとして植えられるかもしれない。もともとシャボン草なので、大きく繁殖したら根を掘って、古代の人々が使っていたような石鹸を作ってみたいとも思う。

 

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追伸

ソープワートの学名・別名など

Saponaria officinalis; Soapwort; Saponaire; サボンソウ

 

参考

以下は「みんなの趣味の園芸」サイトからの引用です。

http://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-546

地下茎と茎葉には、洗濯に適さない硬水を和らげるサポニンが含まれ、石灰分を含まない水の中で煮るとマイルドな石けん液ができる。中東の博物館では、古いタペストリーやレースのようにデリケートなものを洗うのに使用している。
淡いピンクの花には、フルーティーな甘さにクローブが混じった香りがある。八重花‘Rosea plena’や白八重花‘Alba plena’などが知られている。

<以上、引用終わり>

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「弥生おばさんのガーデニングノート」より 引用です。 <以下引用>

http://plaza.rakuten.co.jp/lilyandrose/diary/201005160000/

暑さ寒さに強く、よく茂って強健なので、他の花におおいかぶさった茎を切り花にしたり、花後に切り戻すと、夏中ずっと咲き、こぼれダネでもよく増えます。

ソープワートは魚などの生き物が住んでいる池の近くに、植えてはいけないと聞いています。

ソープワートの育て方
ナデシコ科サポナリア属、ヨーロッパ原産の耐寒性多年草(宿根草)
別名:サポナリア、サボンソウ(石鹸草)

●置き場所・植え場所:日当たりのよい場所に。半日陰でもOKです。

●水やり:土の表面が乾いたら、たっぷりと。

●用土:水はけがよければ、選びません。

●肥料:ほとんど必要なく、花後にお礼肥として、緩効性肥料を少量。

●切り戻し:大きくなるので、花後に切り戻しています。

花言葉:友の思い出

<以上、引用終わり>

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以下は「ヤサシイエンゲイ」サイトからの引用です。

<以下引用> http://www.yasashi.info/so_00003g.htm

季節・日常の手入れ
手入れ
草丈が高くなり倒れやすいので支柱を立てます。花は枯れてしまったら花穂の下から切り落としましょう。
利用
洗浄能力と繊維などの生地再生効果があり、魚毒性。根を煮出した液体がニキビなどの皮膚疾患に効果があるそうですが毒性があり粘膜(目や口)につく危険なので、知識や経験がない場合は鑑賞するにとどめておきましょう。

日当たり・置き場所  ポイント 
日当たりのよい場所を好みます。あまり日の当たらない場所でもよく育つのですが花付きが悪くなります。冬は自然と地上部が枯れて根だけの状態で越します。その状態ですと-15℃くらいまで耐えられますので特に防寒対策を行う必要はないでしょう。

生育が旺盛で大きくなるので、鉢植えでの栽培はあまり適しているとはいえません。地下茎が横に広がって、他の植物の領域まで侵食・占領してしまうことがあります。そういう場合は株分けを行って他の場所に植えるか、囲いなどを設けて広がらないようにします。また、魚毒性がありますので池の近くに植えない方がよいでしょう。

水やり・肥料 ポイント
やや湿り気のある土を好みます。かといって水を必要以上に与える必要はありません。土の表面が乾いているのを確認したらたっぷりと与えるようにしましょう。真夏は土が乾きやすいので注意。

肥料は植え付ける際にあらかじめ油かすなどを元肥として混ぜ込んでおきます。追肥としてときどき液体肥料を水やり代わりに当たるとよいでしょう 。

用土
水もちの良い土であれば土質はこだわらずどこでも育ちます。鉢植えで育てる場合は赤玉土(小~中粒)6:腐葉土4の割合で混ぜた土を利用します。

植え替え・植え付け
大きくなりすぎた場合は株分けも兼ねて植え替えます。

ふやし方
株分けでふやすのが一番簡単です。掘り上げた株を芽を確認して数株に切り分けてそれぞれを間隔を開けて植え付けます。1株ずつがあまり小さくならないように注意しましょう。その際に傷んでしまった根を取り除いておきます。適期は新芽が伸びてくる4月中旬頃か花後の9月頃です。

さし木でふやす場合は生長期の5月から花の咲く前の7月までです。元気な枝を先端から10cmほどの長さに切り取り土に挿します。
タネまきの適期は4月か9月です。発芽するまで乾かさないように気を付けましょう。

かかりやすい病害虫
特にありません。

まとめ 
生育が旺盛で横に広がるので花壇を占領されないように気を付けましょう
やや湿り気味の土を好みます
倒れやすいので伸びてきたら支柱を立てます。

<以上、引用終わり>

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