まちかど紀行

桜の葉が赤く (その1)

 

2010年10月16日

自転車で北広島へ向かうと、2,3匹の白い虫に気づいた。ユキムシだ。

桜の葉も赤く、ほろほろと散っている。

このところ気に入っている栗山恵庭ラインのまっすぐな農道を進むと、雲間からの陽射しが少し暖かく、風が心地よかった。土曜の午後、日が暮れるのが早い。

北広島の鉄橋にさしかかると、川の上空でユキムシの大群が舞っている。大谷地の駅の近くではスペースをぎっしり埋めているかと思われるような雲のようなユキムシ空間を破って進む感じになった。これから寒くなる前触れと言われているユキムシの群れ。自転車でこの辺りを逍遙することがないと見過ごしてしまうであろう季節の通過点である。

来年の3月の終わりまで、もう6ヶ月もなくなってしまった。もう少ししたら雪が降り出すのであろう。それまで少しでも多く自転車で走っておきたいと思う。土曜日の走行距離73km。

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