菜園日誌 160811-160826

2016年8月11日 木曜日 祝日 快晴


家庭菜園の草取り。イヌビエその他、大繁茂。グラジオラスの畝を草取り。自然栽培のカボチャに圧されがちのモモタロウトマトの回りの草取り。
収穫: キュウリ2本、ムラサキ菜豆いっぱい。
家庭菜園でもイチゴエラン、収穫。大きな綺麗な紅い実。酸っぱくて美味しい。

午前中
手分けして株元の草むしりと畝間の草刈り。トラクター、フレールモア、ブドウ畑の畝間の草刈り。トラクター 48:07より49:28(80分)。軽油の残量がEに近づいたので、午後は給油からスタートすること。

午後
トラクターに給油。
ついで、カボチャ畑の片づけ。ツルはモミガラの山のところに持っていって重ねた。ゆとりが出来たら米ヌカを購入して堆肥に積んでみよう。
ついで、フレールモアによる草刈り。トラクター、49:30より、50:40まで。70分。午前と午後併せて150分。機械運転なので、今日は大変楽な作業であった。(車酔いの感覚はある。)
トマト、ステラミニ、アイコ、収穫。
枝マメ、奥原早生、初収穫。(まだ、やや小さい。が、とても甘くて、美味)
イチゴ、エラン収穫。

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2016年8月12日 晴れ

午後3時、検疫所にてニュージーランドから輸入して隔離栽培中のピノノワールを見学。Oさんに案内していただいた。
Abel、50本、UCD5、50本。台木は101-14(リパリア×ルペストリス;101-14)。芽吹き始めている。
Hさんと情報交換。

2016年8月13日 晴れ

午前中 ブドウ挿し木苗の周辺の草取り、刈り払い。挿し木苗の整枝(主軸1本とした)。
この時期、イヌビエが強烈な勢いで生長してくる。スベリヒユも負けてはいない。2週間前なら簡単に抜けたであろうこれらの草の株が、今日はうんうん言って引っ張ってもおいそれとは抜けてこない。今期初めて鎌を使いながら奮闘。

午後 ブドウ黒とう病・ベト病に対して薬剤散布。夕方の2時間で、ソーヴィニヨン・ブラン8列・400本と、午前中に手入れした挿し木苗(自根苗)に丁寧に散布していった。残りは明日の午前中に。

コスズメの幼虫、1匹捕殺。初めて見た茶色の大型のものであった。柄はコスズメに間違いない。ブドウの新梢の茎が茶色になっており、茶色の幼虫が捉まっていても保護色のような感じで見つけにくい。

収穫 エダマメ、トマト(ポンデローザ、ステラミニ)。イチゴエラン。

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2016年8月14日 日曜日 晴れ(強い陽射し・暑い)

午前中、手分けして、誘引、Zボルドー散布(シャルドネ、バッカス、計18列、ベト病・黒とう病の予防)。

コスズメの幼虫、緑色・大型、3匹捕殺。コスズメ被害は下火にはなってきたものの収まりきっていない。

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考察 納豆強化版の愛媛AI、ベト病、黒痘病に対し、抑えきる力はなかった。それでも6月7月の2ヶ月間、ベト病の顕在化、黒痘病の広がりをほぼ抑えていたのだから、ひょっとするとよく健闘したと考えるべきかも知れない。反省点としては、ベト病の初期症状を見たらすぐに対処を始めるべきであったこと、黒痘病の治療も発見後早期に行っておくべきであったこと、この2点が悔やまれる。対処がやや後手にまわってしまったのが残念、経験不足であった。

コスズメの幼虫による大被害に関しては、来期はそれなりの予防措置を講ずる必要があるが、今のところ明確な対処法を謀りかねている。

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2016年8月18日 木曜日 晴れ(台風一過)

昨日は台風7号による大雨。今期一番の雨量だったろう。さて、今日、圃場は濡れてはいるが、草生のお蔭で足跡がつくほどではなく、楽に歩ける。我が圃場は水捌けに関して、それほど悪くはない。

ブドウの状況は極めて良い。施肥と雨のお蔭で、よく肥料に反応し、葉っぱの緑が濃い。生長点も元気そう。ボルドー散布による薬害は全く見られず、ベト病も止まっている。コスズメの幼虫の食害に遭った苗は痛々しいが、回復しつつある。(コウモリガ被害などと違って後遺症は残らないのだから)来年に期待すれば良い。

トマト、ポンデローザ、初収穫。妙紅、ステラミニ、ブラジルミニ、アイコ、収穫。漸く多くのトマトを収穫できる時期が来た。8月はブドウの世話で忙しい時期になり、トマトの誘引などに手が回らなくなると思われるので、来年はトマト栽培はごく少量に留めたいと考えている。

エダマメ、奥原早生を一株収穫。

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2016年8月19日 金曜日 曇り お昼過ぎから小雨

今日はブドウの整枝誘引を行う予定だったが、天気予報では明日明後日とかなりの雨が一日中降り続くとの予報。本来はこの週末、土曜日日曜日でベト病の予防散布を行う予定であったが、急遽、今日行うこととした。

ボルドー(Zボルドー、炭酸マグネシウム・界面活性剤入り、ファイナル800倍)プラス愛媛AI(原液をファイナル100倍)で、ベト病の予防を目的として行う。南側13列と、挿し木苗への散布を終えたところで午後1時前、一旦終了。帰宅の運転中に雨が降り始めた。今日の天気予報は雨の確率は10%となっていた。だから今日散布することにしたのである。が、雨雲の通り道だから、予報通りにはいかない。残り半分の北側への予防剤散布はたとえば次の月曜日ぐらいを考えたい。
 ところで、こうして散布の後、十分に乾く暇もないような時間帯にかなりの雨が降った場合、せっかくの散布は役立つのかどうか。予防剤の散布は「雨の前」がセオリーであるが、細かいことを考えると今回のように直前よりも直前少し前、ぐらいが適切なところかも知れない。

 圃場の状態を見ると昨日の夜間から今朝にかけても雨が降ったようであり、状況を把握するには、雨量計ぐらいは圃場に備え付けて置きたいと思う。
 防除散布に関しては、総合的な視点で考える必要があろう。

マメコガネ、停泊食事中の者、4匹を撃墜。それぞれ単機で、ペアは見られない。7月いっぱいまではトウガラシエキスを散布してきたが、この8月からは品切れで使っていない。本来、マメコガネが来襲するのは7月初めのはずであり、ひょっとすると今まではトウガラシエキスが効いていたので来襲から免れていたのかも知れない。が、因果関係は明確ではない。

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2016年8月20日 土曜日 雨、蒸し暑い日

強い雨が断続的に降り続き、畑仕事は休み。

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2016年8月21日 日曜日 曇りのち雨、夕方から晴れ

午前中、ブドウの誘引、整枝、苗周りの草むしり少し。シャルドネ、バッカスは、元気に生長。ソーヴィニヨン・ブラン、南側の東の列は生長点が弱々しく、肥不足か。一方、北側のカラムの列は成長点が元気であり、この差はやはり肥の差か? (北側は坂の麓になるので、雨で肥料分が流れてくる?・・・やや弱々しい説明。) 土質の差があるのかもしれない。いずれにせよ、ソーヴィニヨン・ブランだけの問題のようだ。

コスズメの幼虫、小型(3cm程度)一匹捕殺。小型を見つけたのは初めてである。マメコガネ、4匹捕殺。いわゆる虫食いタイプの食害パターンで特徴的。今が季節なのか、とがらしエキスをこのところかけなかったせいか、要因不明。

明渠の壊れ具合を見てまわる。ブドウの防除などの忙しさが終わったら、明渠の補修を行わなければならない。また、来年のブドウ苗500本の植え付けのための準備も秋のうちに行いたいものである。

トマト(ポンデ、妙紅、ステラミニ)、エダマメの収穫。

お昼から雨。

果樹園(アンズ園)を見回る。カタツムリは消えている。アーモンドの一株で良い枝が生長しているのを除き、ここ2か月ほど生長が止まっている状況。元気に生き延びているのを良しとすべきか。

夕方、家人と二人で追加施肥(今期、3巡目)。1250本を1時間半ほどで終えた。

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2016年8月22日 月曜日 朝、雨は止んでいる。

家庭菜園:

オニアザミ、3株を根元からカット。

ユリの花殻を切り捨てる。スズメバチも働いていて、なかなか近寄れない。

スカシユリの一列、葉っぱが茶色くなってしまった。このところの雨続きで、ぐっと具合が悪そうである。ユリ畝とユリ畝(それぞれ1.5m畝)の中間の畝(これも1.5m)にキュウリを育てたのが風通しを悪くした所為(せい)ではないか。

ヒマワリも倒れ、グラジオラスも倒れ、本当は支柱をして起こしてやらなければならないのだが、雨続きでそのゆとりがない。

この時期、ブドウのベト病予防に集中すべきかと思う。換言すると、ブドウの世話とベト病予防のことでほぼ頭がいっぱいで、ヒマワリ・グラジオラス・ユリの世話ができていない。

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2016年8月23日 火曜日 雨のち午後2時頃からは晴れ

午後1時過ぎから居間の片付け。玄関の掃き掃除。テーブルの拭き掃除。その他、頑張る。午後2時、K設計事務所のKさんにお越しいただき、確認申請書類に印鑑を押す。本日提出、来月初めには倉庫の建築許可がおりる予定である。

雨が多かったこの1週間。今日の午後から明後日ぐらいまでが晴れの予報である。よって、ベト病予防の薬剤散布を明日と明後日で行いたい。また、今日は誘引整枝の続きを行う予定。

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午後、ソーヴィニヨン・ブランの誘引整枝・苗周りの草むしり。2列、100本。

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2016年8月24日 水曜日 晴れ

朝から、北側のカラムのブドウへベト病予防の薬剤散布。Zボルドー、800倍、プラス今回から展着剤としてアビオンE・1000倍。加えて、愛媛AIファイナル100倍希釈、トウガラシエキス300倍。

仕事の捗りぐあいに関して: ボルドー液は(そのベト病予防の作用機序から)薬のかからない部分が無いことが望ましい。よって丁寧に多めの薬液を用いている。感染は葉裏で起こるので、特に葉の裏側にきちんとムラ無くかけなければならない。
 今日は、2列半(130本ぐらい)で15リットルを使っている。5回(75リットルで)13列(プラス1列弱)に散布。75リットルで約680本。15リットル換算で、やはり130本ということになる。時間は朝の9時に始めて11時40分に最後の列を終えた。その前後に準備時間(たとえばボルドー粉剤の計量など)もかかるので、ブドウ畑の半分の薬剤散布に約3時間を要する。苗が小さいうちは3時間で1250本すべてに薬剤をかけ終えたのに比べると、現在はその倍の時間と倍以上の薬液量を必要としている勘定になる。一日で6時間は体力的に厳しいので、このところ半分ずつを半日で(別々の日に)こなすという状況である。

大型のコスズメ1匹捕殺。マメコガネ1匹捕殺。

圃場では赤とんぼが多数飛び交い、秋の訪れを予感させる。ただし、予報では今日の午後、最高気温は29度に上がる予想で、陽射しも暑さも厳しくなりそうである。このところ、湿気が高く蒸し暑い。

ブドウの状況は極めて良い。不調の続いていたソーヴィニヨン・ブランも勢いのある成長点を伸ばしてきた。新しい葉の色は緑となっている。a)まとまった雨のお蔭で旱魃からも脱却、b)施肥も雨のお蔭で効いてきた。c)優しめの雑草(といってもメヒシバとエノコログサであるが)が生えそろって(むき出しの土でなく)土の状態も改善してきた。d)抜いて調べたわけではないが、根が漸くしっかりと張ってきて、土の中の水分や栄養分を捉えることができるようになってきた。以上、4つの要因を挙げてみた。加えて、5つ目としてソーヴィニヨン・ブランの幾つかの株に関しては、前回の防除(黒痘病に対して)が効を奏し、黒痘病から立ち直ってきていることも挙げられる。かなり出遅れて、対策も後手にまわり、秋の登熟も不十分で終わる心配もあるが、それでも来年につなげてゆくことのできる1年目の栽培になりつつあることを実感している。

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午後、誘引整枝・苗周りの草むしり 3列、150本。

コスズメ、中型・大型それぞれ1匹捕殺。コスズメ被害は甚だしく、これが1か月以上も続いている。なんとかならないか。(トウガラシエキスは効かないのである。)

ヨトウムシ小、1匹捕殺。毛虫・名前不明・小型、1匹捕殺。オニアザミの小型、3株、根元から切断(捕殺とも言えない、というのはアザミは宿根多年草であるため、ショベルで根を掘り取るまではいくらでも生えてくると思われるからである。)

夕焼けがきれいであった。

日暮れが早くなっており、6時半には手元が暗くて距離感がつかめなくなる。蚊取りマットを2個もぶら下げて万全で臨んだにもかかわらず、足首その他幾カ所も虫に刺されたのだろう、かゆくて仕方がない。これからは夕方6時には作業を終えるような時間割を組みたいものだ。

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補注 2016年8月24日追記 アザミについて ウィキペディアによると・・・
別名刺草。名前の由来は、アザム〈傷つける、驚きあきれる意〉がもとで、花を折ろうとするととげに刺されて驚くからという説がある。・・・(中略)・・・とにかく触れれば痛い草の代表である。スコットランドでは、そのトゲによって外敵から国土を守ったとされ国花となっている。
オニアザミについて ウィキペディアによると・・・
アザミ属は、分布域が比較的広いものと極端に狭い地域固有種がある。オニアザミの分布域は比較的広く、北陸から東北にかけての日本海側の山地の草原に見られる。

私たちの圃場に生える刺草アザミはオニアザミと私が勝手に名づけているだけで、本物のオニアザミかどうかは今後の検討課題。古里の岡山に普通に生えているアザミは、この北海道のアザミに比べて、ずっと小さくて怖くない。北海道のアザミはゴツくて、とにかく刺が痛い。痛すぎる。

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2016年8月25日 木曜日 晴れ

朝からブドウの誘引整枝・草むしり、午前中、4時間半ほどで8列弱。

大型のコスズメの幼虫、1匹捕殺。被害が続く。ボルドー液散布に対しては抵抗性あり。こんな大きな幼虫がどうして昨日の薬剤散布の折に見つからなかったのか不思議である。が、今日見つけるのも実は意外と難しかったのだ。ブドウの枝にピタッとしがみついていると、保護色というか擬態形態というか、実に見つけにくい。葉っぱが食いちぎられているので下手人がまだ居るはずという先入観を持って探して漸く見つけられたのである。見つけた瞬間、その大きさにギョッとする。

トマトの収穫:ステラミニ。このところの台風と雨の所為もあり、ポンデローザ・妙紅・なつのこま、それぞれ茎と葉っぱが枯れてきている。カビ系の病気であろう。ほとんど収穫が始まったばかりのところで、早くも終わりそうな状況であり、面目ない。来年は土作りから出直し。

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午後、ブドウの誘引整枝と苗周りの草むしり。ソーヴィニヨン・ブラン南側の一番東の列。これは雑草が生い茂っていて草を抜くのが一苦労である。さらにバッカス、北側の西から4番目の列。これも雑草が繁茂。結局、午後は2列きり。主に草むしりで終わる。

草取りはかなりの労働であった。周りを見回すと、どうやらブドウの株周囲だけが雑草が青々と伸びているのである。これはこのところの雨で施肥の効果が雑草(主に、イヌビエ、メヒシバ、エノコログサ、それに新しく生えてきたレッドトップコヌカグサ)に及んだことによる。見方を変えれば、畝間その他、施肥されていないところのエノコログサやイヌビエの穂は種類が違うかと思うほど小人エノコロ、小人ビエである。小さいだけでなく、色がレモン色である。普通の緑色よりずっと黄色い。私の圃場が慢性的肥料不足ということで、雑草の皆さんにも多大な苦労を嘗めさせていることを痛感させられる。局所追肥のブドウの株元だけがガリバーエノコロ、ガリバービエの繁茂である。こちらは普通の緑色で、当たり前の雑草色だ。

さて、ブドウが大きく伸びていれば足元の雑草は風通しに影響するだけだが、ブドウが30cmも伸びていない状況であれば、日照を奪うので大問題である。どうしても雑草を抜く必要がある。8月も終わりにさしかかっているが、ここは頑張りどころである。今頑張って20cmでも30cmでも主軸を生長させられれば、長梢剪定により来年の春は(たとえ1番線の高さには届かなくとも)若干高い位置からスタートできて、雑草の繁茂する8月にはずいぶんと高い位置に葉を拡げ、(あわよくば光を独占して)足元の雑草は穏やかな優しい草たちで構成されるはず、という目論見シナリオである。ただし、短梢剪定の方が勢いが出るとも考えられ、この秋にどれだけ登熟し糖分を樹に蓄えられるか、微妙かつ(栽培の骨子として)大切なところである。

それにしても雑草むしりは体力的にもきつい仕事である。捗りもいま一つ、せいぜい1時間で一列50本程度の進みようである。

午後はコスズメ、一匹も見つけられなかった。

今日は赤とんぼもあまり飛んでいない。夕焼け空を眺めるゆとりなく、草むしりをしているあいだに暗くなってしまった。

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8月26日 金曜日 雨

雨の予報。ところが、朝、道が濡れていないので、雨が降り出すまでは圃場で作業することにした。畑でソーヴィニヨン・ブランの誘引整枝・苗周りの草むしり・・を始めてすぐに雨が降り出した。残念ながら半列ほどで撤収。

オニアザミ、一株、除去。今日はコスズメは見つけなかった。

ソーヴィニョン・ブランはそれぞれ成長点がしっかり出てきて、これからは伸びますよと宣言している。黒痘病の株からも「もう病気は治ったのでこれからは生長できます」という成長点が立ち上がってきた。元気な芽を残して、黒痘病で縮こまっている枝はカットしてやる。本来、ずっと早く黒痘病の治療剤は使ってやらなくては生らなかったと反省している。

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