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ペルム紀末の大絶滅

2016年11月11日 金曜日 晴れ

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技術評論社の「古生物ミステリーシリーズ」第5巻から第8巻

5 土屋健・著 群馬県自然史博物館・監修 三畳紀の生物 技術評論社 2015年

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ペルム紀末の大絶滅
この事件で、海棲動物種の約96%、陸上動物種の約69%が姿を消したといわれる。
・三葉虫はこの絶滅事件をもって完全に姿を消した。
・ウミユリ類(棘皮動物の1グループ)も、ごくわずかな種を残して姿を消した。
・腕足動物も激減した。中生代以降の海では完全に脇役となった。
・アンモナイト類もその数を大きく減じた。
ほかにも、さまざまなグループがこの絶滅事件で大打撃を被った。
・海棲脊椎動物 
   古生代の海の歴史でいち早く「顎」をもって繁栄した棘魚類(鰭の縁にトゲをもつ魚たち)が姿を消した。
・陸上種
   当時繁栄しつつあった昆虫類の約65%が二度と姿を見せなくなった。
   単弓類が大打撃を受けた。

(土屋、三畳紀の生物、p8-10より抄)

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