ジェイン・オースティンの英語

2017年2月23日 木曜日 曇り

末松信子 ジェイン・オースティンの英語ーーーその歴史・社会言語学的研究ーーー 開文社出版 2004年(オリジナルは2001年2月21日付けで九州大学に受理された学位論文)

Sense and Sensibility に登場する Lucy Steele と Anne Steele の姉妹、 Mrs. Jennings, Emma に登場する Miss Bates 等は教養の無い人物として描かれており、彼女らの使う言葉もそれを反映している。Phillipps (1970) も、Austen は地の文では「文法的誤り」を避けようとしたが、逆に登場人物の発話では、教養の無さを示すために、意図的に非文法的な用法を用いていると述べている。・・本研究では、できるだけ多くの領域において、社会言語学的に問題となる用法を、地の文と会話文という文体差、会話文では誰が話しているのかといった点に留意して、見ていくことにする。(末松、同書、序論、p3;also, p210)

1775年に生まれ、1817年に没した Austen は、・・言語生活の点からは19世紀というよりは18世紀の人物と考えられる。(末松、同書、p10)

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