雑記帖

Linuxマシーンによる初投稿

 

2014年4月4日 金曜日

 

古くて使えなくなったPCをどうするか? 古くなったPCをLinuxマシーンとして再生し、Linuxマシーンによる初投稿。

 

 

今日は少しうれしいことがあった。ここ数日、見つからなくて探していたメガネをペンケースの下に見つけたのだ。見つけてから反省してみれば、いつもメガネを置いている定位置にずっと置かれていたわけだ。なぜか、メガネの上にペンケースが載って擬装されたようになっていて、ペンケースも何もかもひっくり返してその下をのぞいてみるということができなかったのだ。

 

それはさておき、

 

来月の引越しに備えて、少しずつ準備を始めなければならない。まずは、インフラ整備。

 

電気は大丈夫。上水道も良し。また、下水道に関しても、今回契約する予定のT町にはしっかりしたものが整備されているようで、助かる。(ただし、K町の私の将来の畑の予定地では、今のところ下水は通っていない。住宅部分に関して、下水関連の整備を将来的に進めてゆくことになりそうだ。)

 

一方、ガスは都市ガスではなく、プロパンガスのボンベを設置するタイプだ。私が生まれたころの田舎ではたいていの家がプロパンガス・ボンベを備えていたが、私が小学校のころには市のガス管網が整備されたのだろう、ボンベの交換などに関する思い出がほとんどない。だから今回のガスボンベに関しては、私にとっては初めての経験で、とまどうかもしれない。

 

電話は問題ないはず。インターネットや光電話回線など、どのようになるのか、あるいはWiHiでネットにつながるのか、引越の前によく調べてあらかじめプランを立てておく必要がある。インターネットにつなぐのに、無線LANが便利だろう、ということで、親機と子機など必要な機器をオーダーして引越し前に自宅で使い慣れておくことにした。引越し直後にはいろいろトラブルが多いもの。だから、少しでもその負担を減らしておきたいと考えたためだ。

 

さて、私のオフィス・デスクトップ・コンピュータは、現在、ウィンドウズ7機(聡、Sato号と名づけている)が主力だ。2011年の7月から使っていて、とても良く働いてくれている。一方、2005年ごろから使っていたウィンドウズXPのデスクトップマシーンが2台(静、Shizu1号、Shizu2号と名づけている)あり、これらは3年前の引越以来余り働いていない。今回の引越しに備えて、昨日からこの2台を引っ張り出してセットアップし、現役復帰を試みている。しかし、これらXP機は二つながらOSの動作がとても鈍重で苦しい。扱っていてとてもじれったい。画面がほとんどフリーズしていて、それをながめてぼーっとして過ごしてばかりいる。起動も終了もままならない。これらXPマシーンたちは、新規に買った時点ではきびきび動いていたのだ。NECの水冷モデルである。ファンの音がなくて静かで本当に気に入って愛用していたマシーンたちだ。ところが、いつの頃からか、耐えがたいほど遅くなってきて、ついに7機に買い換えざるを得なくなってしまった。今ではパワーポイントなどの重たいファイルは扱わない。せいぜい、WEBページを見るぐらいだが、それでも現状では余りにも遅くて実用の役に立たない。ハードディスクの容量は十分に余しており、メモリーもGbクラスなのに、なぜかOSの動きが非常に具合が悪い。

 

今回、最終的にXP機の現役復帰はあきらめ、ウブンツ機として使ってみることにした。今回の投稿ページはこのウブンツで開いたWEBページに直接入力を試みた。ウブンツのWEBブラウザは対照的に実に軽快だった。投稿ページの操作もウィンドウズ7マシーンと比べて遜色ない。ハードディスクの領域を分け合って使っている同じハードのコンピュータで、OSによってこれほど動作速度が違って見えるのは驚くばかりだ。

 

しかし、現実的には、いくつか乗り越えなければならない困難がある。今まで覚えた難しい設定、たとえばキーボードの配列を英語キーボードにするなど、どうやってよいかわからない。ショートカットキー操作もウィンドウズと異なっているようで、たとえば文字入力してから確定前にF10を押すと、意に反して毎回変なポップアップが出てくる。もっとも苦しいのは、今まで使い慣れたIMEのATOKにさんざん学習させた変換がまったく使えなくなることである。LinuxではIMEはどのようなものが定番として優れて愛用されているのだろうか。Linux機を形ばかりでも使うためには、いろいろ学ばなくてはならないことが多く、60の手習いとしてこの高いハードルを越えられるかどうか、また越えたときに見えてくる風景にどれだけの価値と楽しみがあるのか、難しいところである。

 

ところで、ひとつ、とてもおもしろいと思うのは、今日、こうして文章をLinuxマシーンで書いてみると、3年前に一回だけトライしてそれきりになってしまったときに比べてずっと書きやすく感じることである。3年前は Ubuntu 11、そして今日は昨日アップデートしたばかりの Ubuntu13.10 である。この間にひょっとして標準IMEに何らかの進化が加わったのかもしれない。あるいは単に私の心象風景の時間の流れ方やストレスの受け止め方に変動が生じただけなのかもしれない。

 

参考までに、コンピュータに眠っていた3年前のUbuntu 11による作文 2011年7月8日付け を以下に張り付けしてみる。

 

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以下、引用 2011年7月8日付け

 

ウブンツへの英語キーボードによる入力。まあ、可能。どうして前回までできなかったのか。

 

良く分からない。

 

恐らく、現状ではウブンツで頑張って日本語の作文をどんどんやってゆくという状況がくることはないのだと思う。

 

入力の際、文字列が揺らいですこし不愉快である。

 

英語と日本語との切り替え方法が良く分からないが、何とか書いてゆくことができるといった状況である。へんなダジャレのオンパレードのような文章を書くのでなければ変換に関してはATOKが断然賢いように思う。ウブンツではアンティという変換ソフトを使うようである。とてもおかしな変換が頻繁に起こって、まるで昔ワープロを使い始めたばかりの時のような苦労である。文節の区切り方がとても下手なのだと思う。

 

それから、キーボードの文字行の一番上の段が !”#$%&’()~=~となる。アスキー配列ではないので、これも設定を工夫しなくてはならないのだろう。例えば、星印を打とうと思ってもどうやったらよいかわからないのである。

 

それにしても、英語のキーボードで入力できるようになっただけでも、大きな一歩と言ってよいだろう。

 

2011年78

 

以上、引用終わり

 

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「文節の区切り方がとても下手」なのは現在もその通りで、学習機能がどこまで進化しているかが今後の注目点。「キーボードの文字行の一番上の段が !”#$%&’()~=~となる。アスキー配列ではない」のであるが、日本語キーボード配列に関しては、この3年間でもずいぶん習熟してしまっているので、次に起動するときに現在の英語キーボードを日本語キーボードに差し替えるだけで何の問題点も感じないと思う。3年前は、こんなことにこだわりをもっていたのか、と思うと少し羨ましいような気もして微妙である。 2014年4月4日 金曜日 Linuxマシーンによる作文の生涯マックス更新。

 

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