読点作法について編集者に苦言を呈したい

保坂俊司 癒しと鎮めと日本の宗教 北樹出版 2009年

 ワープロで原稿を書くことが近年一般的になってきたためか、点(読点)の打ち方が不必要に多くて、意味を取りづらく読みにくい文章になっている本に遭遇する。この本もそのひとつ。読みながら読点を削除して理解する。これは、本来は編集者の仕事であり、読者にとっては余分な作業だ。その作業で思考の流れが途切れ、読書のスピードを鈍らせてしまう。

 また、初版本を買ったせいか、この本はワープロ変換ミスによる漢字の間違いが多い。最終校正時に著者がチェックの手を抜いたことにもよろうが、やはり責任編集者の実力不足があろう。いずれも読者には容易にわかる些細な間違いであり、この本を理解する上で妨げになる性質のものではない。ただ、脳内での漢字変換修正作業に気を取られて、内容理解の流れが途切れるのが癪である。少しだけ書き抜くと・・・p180 儀礼的な部分に修練してゆきます。・・・正しくは、収斂。p204 救済事情(二箇所)・・・正しくは、救済事業。

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MacとWordPressとの相性が良くなったか?

2015年12月1日 晴れ

今日から新しいMac、 OS10.10.5 を使い始めている。うれしいことに、WordPressとの相性が改善されている。今まではエディターで文章を作ってからWordPressにコピペしてアップしていた。直接書き込むと日本語の漢字変換時にデータがごっそりと飛んで(バックアップは自動で行われるものの)白紙から再開することになり、とてもストレスフルだったのである。が、今日はそのままWordPressに書き込んで何の支障も起こらない。これならWindowsマシーンでの入力と同じ便利さである。

今まで使っていたMacBookProのOSは、OS10.6.8。これに対して今日のMacBookAirのそれはOS10.10.5、このあいだに、WordPressとの相性に影響する何らかの改善が為されたのだろう。ただし、今まで使っていたブラウザはSafari5.1.10、今日のそれは9.0.1、Safariの方もずいぶんヴァージョンが変遷しているので、これとWordPressとの相性の問題であった可能性もある。入力ソフトのATOKに関しては同じものを使っているので、今回の改善の原因ではない。不調の原因がSafari旧ヴァージョンであった可能性について追究するために、MacBookProのブラウザをアップデートしてみてもよいかもしれない。OSをアップデートすればよいとも云われようが、もろもろの危険も勘案するとOSをアップデートする気持ちにはなれないのである。

ともかく、ストレスなく入力できるようになったのはめでたい。(注:この文章は、エディターを使わず、WordPressの画面に直接入力して作成しました。)

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追記 2015年12月1日 「MacとWordPressとの相性が良くなった」なんて、私の勘違いかもしれない。というのは、投稿のページで、テキスト画面からビジュアル画面に移動できないことに気づいたからだ。実害は些少とはいえ、なかなか上手くはいかないものなのかもしれない。

追記 2015年12月2日 「MacとWordPressとの相性が良くなった」なんて、私の勘違い。WordPressで画像メディアの追加ボタンを押しても反応しない。要するにテキスト画面の使い心地がよくなって、画像・ビジュアル作業との連携ができなくなっている、という状況かも知れない。標題にはクェスチョンマークを追加する改訂を施さなければならなくなった。

 

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シンクロできるATOK(日本語入力システム)

2015年12月1日 火曜日 晴れ

新しい MacBookAir で読書ノートつくり:

 オーダーしていた MacBookAir が到着。室温に慣らしてからパッケージを開けて、セッティング開始。ATOK とエディターソフト mi とをインストールした。また、ファンクションキーは標準となるように環境設定。
 ATOK に関しては、先日からウェブ上でシンクロできる設定にしてある。これをつかってシンクロ。おかげで、「どうこ」と入力すれば銅鼓、「だいとう」と入力すれば何にもでてこないけれど、正しく「だいどう」と入力すると大鐃と、先日勉強して知ったばかりの難しい漢字も(ユーザー辞書に登録してあるので)変換がスムーズである。JUST社から無料のディスクを借りられるのは来年の11月末までの1年間であるが、その間このATOKシンクロシステムを十分活用したいものである。

MacBookAir の活用計画: この冬は自宅最寄りの大学図書館を利用させていただき、大いに読書に励むつもり。ただ読むだけでは頭の中に定着させられないので、読書ノートとしてメモをとりながら読み進めている。そのノートとりを今風にこの薄型携帯用 Mac を使ってやっていきたい。まずは日付順にウェブへのアップという方法をとるが、いずれノートが蓄積されてくれば、活用できるような電子カード帖という形で整理することになるだろう。取りあえず今は、いっぱい読みながら、読書ノート記録も要所でしっかりととることを心がけたい。

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不幸な親子関係の歴史を書き記すこと

2015年5月10日 曇りときどき晴れ、風強く寒く、ときどき雨がぱらぱらと降る。

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Sさんへのメールより:

・・・覆い隠すのではなく、言葉にして声に出して話してみてはいかがでしょうか。言葉にすることによって、そして他者に語ることによって、今まで語れなかったもの、恐れて封印していたものも客観的に眺めることができ、それを乗り越える第一歩が踏み出せると思います。

 短時間では語り尽くせるものではありません。あとからあとからいろいろと出てくるでしょう。

 自分にとってトラウマになっているような親子関係を自己弁護することなく細部まで思い出し、その全体像を繰り返し反芻すること、自らの親子関係の愚かしさ醜さを直視し続けること、それが自分自身を見いだし、自分自身の不幸な親子関係の歴史を書き記し、「救い」へとつながってゆく自然な道筋のように思われます。

・・・中略・・・

 決して簡単に客観的に眺められるようになると思えませんし、ましてや易々と乗り越えられるものになるとは考えられません。それでもYさんが亡くなって仏様になるための修行を開始されたこの5月をスタート地点として、私たち固有のYさんとの関わりの歴史を私たちも正しく眺め正しく乗り越えてゆくことがYさんの供養になるのではないでしょうか。

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上記の中で、「自分にとってトラウマになっているような・・・云々」は以前わたしのWEBサイトで引用させていただいた不生庵さんの文章のパロディである。つまり、自分自身の「愚行」の代わりに「親子関係」を入れて若干の手直しを試みたもの。

このところ二週間以上にわたって実践哲学道場で修行しているような日々を過ごしている。

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<知る>ことが民主主義の土台

この道しかない:本当にそうか?

官僚機構による日本の対米従属:官僚が権力保持するための仕掛け

2015年4月9日 木曜日

田中宇(たなか・さかい)さんの「国際ニュース解説:世界はどう動いているか」については何度か紹介してきた。多くの海外記事を読み解かれながら総合的に冷静に分析されており、私たちはかれこれ15年以上も前から単行本と日頃のWEB併せて勉強させていただいている。

私たち門外漢にはどうしても多くの原著に直に当たって調べる時間と心のゆとり並びに語学力が不足しているので、まずは田中宇さんのような方にガイド役を担当してもらえるのは大変助かる。以下は今朝の「田中宇:安倍訪米とTPP」からまとめの部分を引用させていただく:

金融破綻や好戦策への拘泥など、対米従属は今後、不利益や害悪がますます大きくなる。それなのに日本は、米国(ドル延命)のために、自国の通貨や金融を破壊するQE拡大を続けている。日本は、対米従属を続けるために、自国の農業や消費者の安全を破壊するTPPに加盟する。日本は、対米従属を続けるために、沖縄の人々をひどい目に遭わせる米軍基地運用を続けている。日本は、縮小が確実な米国に従属し続けるために、拡大が確実な中国を嫌悪し続けている。日本の対米従属は、官僚機構が独裁的な(選挙で誰が勝とうが官僚が政策を決める)権力を保持し続けるための仕掛けだ。対米従属が日本の弱体化(財政破綻、貧困化)の元凶なのに、ほとんどの日本人がそれに気づいていない。(田中宇の国際ニュース解説 無料版 2015年4月8日 http://tanakanews.com/ より引用)

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昨年暮れの衆議院選挙のおり、与党自民党の安倍総裁の用いた「景気回復、この道しかありません」ーーー これは本当にそうなのか。この道しかーーーという言い方・考え方・説得の仕方は、短絡的で大変危なっかしい道へとつながっている。多くの選択肢・可能性をすべて列挙し、それぞれ緻密に考えてゆかなければ、最善手の候補は見つからないだろう。そのために、何よりも大切なことは、国民ないし地域住民の一人一人ができるだけバランスのとれた精確な情報を「知る」ことだ。その知識を土台として、話し合い、最後には個々人が独立した判断をしてゆかねばならない。知識の土台すなわち<知る>ことがなければ、独断にせよ付和雷同にせよ、大変危うい道を歩くことになる。(子曰、学而不思則罔、思而不学則殆)

プロパガンダ的な情報は世に満ち溢れているが、<知る>ことが十分に達成できる環境そして子どもの時から大学や大学院生までの教育が、(私たちの民主主義の土台として成熟する水準までに)整っているとは言い難い現状である。

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以下は私の2010年4月29日付けWEBページ「教育の核心:民主主義を育てる」から引用:

この時、各人に、広い視点からの、偏らない、十分な情報が平等に与えられることが必須である。この部分が大切であり、古来うまくできてこなかった。権威に寄り掛かることは、自分の意見を形成する上でも、極めて危険である。大学などの高等教育で誤ったことがあたかも正しいかのように教えられることが多いことを各人が銘記すべきである。マスコミがプロパガンダの発信器になっていることも多い。インターネットの普及によってかなり楽になってきたとはいえ、多くの情況で、情報源の偏り・正確な情報の偏在などが、問題の本質をみえなくさせている原因である。(2014年4月29日付け該当ページも参照下さい。)

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