調理用トマトのタネ

調理用トマトは「なつのこま」。生食用には向かないかもしれないが、加熱調理で美味しく食べられる。昨年夏の農学校での農産加工実習ではホールトマト、それからジュースにしぼって、ビンに入れて長期保存できるようにした。時間が経つとまろやかに熟成して旨みが増す、とのこと。なのだが、それぞれ二瓶ずつだったので、1,2か月の内には試飲試食に供されてしまい、現在、在庫はトマトジュースの一本だけ。これもビンを目にするたびにそろそろ飲んでしまおうかと思う。よって、この夏はもっといっぱい作って、かなり多くのビンに詰めてみたいと考えている。果たして実現できるだろうか。

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大和農園のタネ、つる新種苗より購入

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選んだ品種は去年育てたのと同じ「なつのこま」。

この品種は自分で適当に芯止まりしてくれる。地這い栽培で育てれば良いので、長い支柱を立てる必要はない。ただし、過繁茂になった場合には適当に整枝したり支柱で支えてやってもよい。生食用のモモタロウ系の品種に比べてほとんど世話いらずなのに多収穫、育てやすいトマトだ。

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ニンジンのタネ

ニンジンは固定種の黒田五寸を選んだ。(有)つる新種苗より購入。タネ袋の裏に書いてあるところによると、イタリア製のタネだ。イタリアの農家が採取してくれたものが、里帰り。100年前のご先祖の暮らしていた日本に帰ってきたことになる。ただし、そのまた昔はヨーロッパの野菜として暮らしていたのだけれど。

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昨年の夏に農学校で栽培したのは、向陽などの交配種。8月の下旬に収穫して9月の初めまでには全部食べてしまった。とりたてのニンジンはとても甘くておいしい。貯蔵して日が経つとそれほどでもなくなってくるのが残念だ。本当のおいしさを味わうためにも、これからいろいろな工夫をしてみたい。

さて、今年は固定種の黒田五寸を初トライしてみたい。そして自家採種に挑戦する。夏の終わり頃、収穫して掘り出したものを並べて良いものを選び、もう一度畑に定植し雪の下で冬を越させ、翌春に芽吹かせて花を咲かせる。白いセリ科の花が並んで咲けば、レースのカーテンが並んでいるようでさぞ美しいことだろう。楽しみである。そしてタネを採る。毎年続けてゆくことで、土地に良く合った固有種に育ってゆく。毎年ほぼ同じ基準で選ぶことが大切という。「良い」ものを選ぶといっても、どんなものが良いものか、作り選ぶ人の個性も出てくるのかもしれない。一方で、余り均一な形質に偏らないようにして、遺伝的なヴァラエティも保てるようにする。今年の秋、どんな顔をしてニンジンたちを並べて較べているのだろうか。今年が私にとって初めての試みになる。

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流れてゆく雲

 

2014年2月6日、午前10時。晴天、しかし、浮き雲の動きが速い。西向きのこの部屋の窓枠のなかを右から左へスイと流れてゆく。また昨日のように、午後になったら激しい雪が降ってくるのかもしれない。

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