菜園日誌

カボチャ栽培記録

カボチャ・キュウリ・ナス・ピーマンなど栽培記録

2015年6月2日 火曜日 

カボチャロロンポット苗を定植。今年は多く作るというよりは、ウドンコ病やアブラムシなどの病害虫に関して、畑の外にも植えて(いわゆる土手カボチャ、肥料分は乏しく草が一杯)、畑の中(ポリマルチ施行)のカボチャと比較検討する予定。畑の外のカボチャは、一番の辺境で育って草ボウボウの中でシカよけのフェンスの替わりないし囮の役も引き受けることになる予定。

2015年6月11日 木曜日

カボチャ、お隣のKさんのロロンはずいぶん大きく育っているのに、私のロロンたちは小さな苗である。特に畑の外辺に植えた苗は小さい。窒素分が足りないのである。が、これは目論見通りである。ウドンコ病が窒素過多によるものなのか、窒素にかかわらず湿度や気温によって発生するものなのか、ある程度の答えを掴めるのではないかと期待している。そして昨年多発したアブラムシも、今回どうなることか。窒素過多のせいかどうか注目している。課題には果実が収穫できるかどうかも含まれるが、この秋には総合的に評価してみたいと考えている。

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ホームセンターで苗を買ってきた。ピーマンアキノ大苗二本。ナス千両二号トゲなし普通苗2本、キュウリ夏涼みバーゲン50円苗2本、ほかにジャーマンカモミール1本、スィートバジル2本。それぞれT町の家庭菜園(自然農法に近く、草と共育ち)に草と混植。ナスはユリのとなり。ピーマンはニンニクのとなり。バジルはトマトのとなり。ピーマンの陽当たりは今は悪いが、今は花盛りの大麦を穫り入れ、ニンニクも収穫し、8月になればずいぶんとすっきりするのではないか。我が家の家庭菜園は狭く東側を建物で遮られているので、決して環境がよいとは言えない。旬の時期に少しでも楽しめればそれでよいと考えている。

今のところ、無農薬の有機栽培である。ヨトウムシの大群が押し寄せてきたらどうするか? 7月はそんなことも心配しなければならないかもしれない。

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在来種カボチャの兄弟苗たちについて:

今春は、コンポストその他で昨シーズンに菜園に捨てたカボチャのタネからいっぱい発芽している。自然栽培の方針から、ほったらかし。兄弟苗たちがぎっしりと生えて競争しながら元気よく育つというカボチャ本来の育ち方である。根っこは当家庭菜園の肥えた土の中にあるわけだから、窒素過多になってアブラムシやウドンコ病にやられないとも限らない。コンポストの内容をぶちまけただけで、窒素分を含む化学肥料などを一切使用していないので、理論的には窒素を控えた状態のカボチャたちであるはずだが、さあ、結果はどうなることだろうか。

目標としては、来年のためのよいタネを取ることができるカボチャの実を3個以上得るぐらいを目指そうか。確率的には昨年のカチワリやK7の子孫である可能性が高いが、エビスや雪化粧も作っていて複雑に交雑していることだろうから、実際に実ってみるまでどんなカボチャか予想はできない。実の形や味、冬まで持つかどうかなど、それぞれの個性で新しい品種への過渡期の子供たち。在来種を育てる面白さはこんなところにもあると思う。毎年作り続けていればまた面白い品種もできてくるだろうと思うとそれだけで楽しそうだ。

病気に強くて作りやすく、美味しい実をつけてくれて、冬至南瓜にもなる、ぐらいが目標? これならすでにカチワリもK7も、エリートのロロンもクリアしているではないか。とすると、当家庭菜園の目標はより高いものを一つは掲げたいところだが・・・

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