菜園日誌

ブドウ苗の仮植え

ブドウ栽培日誌

2015年11月12日 木曜日 晴れ 

ソーヴィニヨンブラン、苗木400株、到着。バケツ、22、25、60リットルそれぞれ2個ずつ、トレイ60リットル1個、計7つの容器をホームセンターから購入。苗木を入れて12-15時間十分に吸水させる。自宅の玄関に置く。(室内は凍るほど寒くはない。寒くてもせいぜい10度C程度。)

2015年11月13日 金曜日 晴れ

早朝、霜で真っ白。山梨から届いたばかりの苗木を野外に置き放しておくのは危険かもしれない。それとも、休眠中の苗木であればこの程度の寒さは平気なのだろうか。どちらにせよ、最初の苗木たちは最大限愛護的に扱うに越したことはない。

朝、T町の家庭菜園の一畝・約4メートルを使って、ブドウ苗の仮植え。ほぼ10本ずつの束になっているのを崩さないで、セットにして30cmほども掘った溝に並べ、細かく砕いた土をかけ、ベッド表面とほぼ同じラインまで土がかかったところで、バケツで水やり。灌水することによって根と土とを馴染ませる。それからさらに土を盛る。接ぎ木部分より20cm高い位置まで盛り土。高さの目安は、脇にカカリガネを挿すことで表示した。これだけ深く掘って厚い盛り土をかけるのは、当地のような豪雪地帯では少々オーバースペックかもしれない。雪が15cmも積もれば下の地面はそれ以上は冷たくならないと言われているのだから。ただし、4月の雪解けのあとで霜が降りたり特別冷え込んだりという気象異変で苗をダメにしてしまう可能性がゼロではないことを考えると、教科書の指示通り、つまり接ぎ木部分より20cm高い位置まで盛り土を行うのは、安全な対策と言えるだろう。

ほんの4メートル畝・400本の苗木でも、初めての仕事なので試行錯誤もしながら、2時間ぐらいを要した。鍬やシャベルの作業を続けると、寒いにもかかわらず汗がたらたらと流れ落ちた。下着のシャツは汗でびっしょり。(安物のシェルを着てこの作業を行ったためかもしれない。やはり、たとえ泥だらけになるにせよ、この季節は透湿性の高いもの、値段の少し高いウェアを羽織る必要がありそうだ。そうしないと身体が冷えて、あとで風邪をひいてひどい目にあうだろう。)

圃場にて:本日は11時からトラクターのアタッチメントの脱着の講習を受け、ハウス設置場所などの相談。いったん出直して13時半から水道設備の市の立ち入り検収を受けた。

今日のイベントはそれで終了。なにしろ、圃場は想像以上に水浸しであったのだ。とてもロータリー・ハローなどをかけられる状態ではなかった。思うに、日曜日から水曜日の朝までの雨がかなりの量であったのだろう。しかも、木曜日は快晴ではあったものの気温が上がらなかったこともあり、圃場の乾きはひどく遅れているのである。

明日の土曜日はYさんから借りている畑で自然薯・ゴボウ・ニンジンの収穫予定。そして、マルチをはいで、畑の片付けを行い、ポールなどの資材・島田ぐわなどの道具類なども持ち帰る。ゴボウとニンジンに関しては、T町家庭菜園に仮植え風に埋めて雪が積もるまで保存の予定。それからWさんからいただくもみ殻の運搬を進めたい。(軽トラで圃場に入れない悪条件なのが難点であるが。)

快晴で時間があれば、少し湖の方にでもドライブして、「菌のはんぺん」を採集してくることができたらよいと思う。

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2015年12月8日 晴れ

Uさんから届いたブドウ苗、シャルドネ400本、台木5c・50本、仮植え。

2015年12月14日 快晴

N園さんから届いたブドウ苗、バッカス400本、仮植え。これで本年度の農作業をすべて終了した。来年の5月初めから中旬ごろに定植予定。

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