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日本有機農業研究会の「提携推奨PGSプログラム(事業)」

2018年12月27日 木曜日 雪・時に晴れ間と陽射し
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PGSは自主性・自発性を尊重する(槌田 p12 土と健康 No.480 2018年3月号 日本有機農業研究会誌)
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久保田裕子「提携推奨PGSプログラム」2,018年度の試行計画 (日本有機農業研究会 提携推奨PGS委員会(準備会) p13〜17、土と健康 No.480 2018年3月号 日本有機農業研究会誌)
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PGSとは、 Participatory Guarantee System 参加型保証システムの略語。日本有機農業研究会の「提携推奨PGSプログラム(事業)」では、PGSとは「生産者と消費者の関係性の確認と検証の協同作業」を指す。国際有機農業運動連盟(IFOAM-Organic International)は、第三者認証制度ではないもう一つの認証制度として、2005年にPGSと名付け、2008年に定義を決めて提唱している。地域に焦点を当てた「信頼」「社会的ネットワーク」「知識の交換交流」を基盤として消費者などの積極的な参加活動に基づき有機農業の生産者を認定するしくみをいう。(同上、p12)
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有機農産物の「高付加価値性」:
人間的な関係、信頼、尊敬、感謝の意味を見ず、モノの取引の打算に矮小化されることは不幸なことである。(槌田、同書、p11)
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商品物流の観点から有機JAS制度が登場した。
 不信と検査を背景として、法律に縛られる制度化が提携の思想と調和しない。・・不信を背景とする厳しい検査認証の制度には無理があった。・・有機JAS認証・・の出費負担は零細な家族農業として展開する有機農業には無理、困難を強いることになっている。(槌田、同書、p11)
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