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日立が風力発電事業から撤退

2019年1月26日 土曜日 曇り

武田邦彦 2019年01月26日
日立の風量発電事業撤退
http://takedanet.com/archives/1073792834.html
補註: 武田さんが丁寧に解説している。自然を守るにはできるだけ「自然に手を付けないように」した方が良い。 1)何の為に風力発電をするのか、慎重に(総合的に)考えなければならない(ならなかった)。本当に環境のことを考えるなら、「自然の使っているエネルギー」を忘れてはならない。自然から大きく「横取り」すれば、その影響(弊害)が大きく出る。 2)日立の撤退により、日本の風力発電事業は全滅。日本は国土狭く人口密度が高い。日本が如何にして発展してきたかを考えると、日本はいわゆる「自然エネルギー」をできるだけ使わないようにした方が良い。

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日経の記事は有料で少ししか読めない: 日立、風力発電機の生産撤退 運営・保守は拡大へ
9/1/25 12:48 (2019/1/25 13:19更新) 日本経済新聞 電子版
日立製作所は25日、風力発電機の生産から撤退すると発表した。提携する独大手エネルコンからの調達を拡大し、自社は風力発電所の保守運営や蓄電池と組み合わせた次世代サービスなどに注力する。風力を含む再生可能エネルギー事業は今後も注力し、2018年度見通しで800億円の売上高を大幅に拡大する計画だ。 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40456070V20C19A1EAF000/
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補註: 産経の記事はもう少し長いが・・ネットで新聞やNHKなどのサイトから得られる知識は少ない。(ほぼ日立の発表そのままなのだろう。)解説も付けられていない。
以下、産経のサイトより引用: 日立、風力発電機の生産から撤退 サービス中心に転換

https://www.sankei.com/economy/news/190125/ecn1901250032-n1.html
2019.1.25 19:06経済産業・ビジネス
 「日立製作所は25日、主に国内向けに手がけていた風力発電機の生産から撤退すると発表した。競争が激化する中、大型化に伴う開発費の増加などが重荷となっていた。今後は提携先の独エネルコンから発電機を調達する一方、運用や保守をはじめとするサービスに軸足を移す。
 日立は埠頭工場(茨城県日立市)で風力発電機を生産しているが、既に新規受注は停止した。今後は保守を続けるほか、人工知能(AI)などの新技術を活用し、故障を事前予測したり、運用コストを抑えたりする次世代サービスを強化する。
 日立は、子会社の日立パワーソリューションズ(日立PS)でもエネルコンの発電機を販売している。本体と日立PSの事業を統合するかは未定という。
 風力発電機を含む日立の再生可能エネルギー事業の売上高は、平成30年度見通しで約800億円。33年度に4千億円まで拡大する計画だったが、事業再構築に伴い想定していたM&A(企業の合併・買収)を撤回したため、目標を1千億円に引き下げた。ただ、サービスを中心に据えることで引き続き拡大を目指す考えだ。」以上、産経の記事より引用。
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NHKのサイトでは(以下引用)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190125/k10011791291000.html?utm_int=nsearch_contents_search-items_002
日立 風力発電機の生産中止へ 海外メーカーとの競争激化で1月25日 16時06分 最終更新
ビジネス 日立 風力発電機の生産中止へ 海外メーカーとの競争激化で 大手電機メーカーの日立製作所は、主に国内向けに手がけていた風力発電機の生産について、海外メーカーなどの競争が激しく今後も収益の拡大は期待できないとして、中止する方針を明らかにしました。 日立製作所は、再生可能エネルギーが注目を集める中、平成24年には当時の富士重工業から事業を買収するなどして風力発電事業の拡大を進めてきた国内では大手のメーカーです。しかし、この分野では海外のメーカーなどとの競争が激しく、今後も収益の拡大は期待できないとして、発電機の生産を中止することを決めたということです。風力発電機を生産している茨城県日立市の工場について、日立は「生産終了後の工場の体制は決まっていない」としています。日立では今後、提携関係にあるドイツの風力発電機メーカーとともにIoT技術を使った設備の故障予測や遠隔操作によるメンテナンスなどのサービスを中心に事業を行っていく方針です。
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