チャペック わたしはなぜコミュニストでないのか

2018年12月6日 木曜日 曇り
カレル・チャペック いろいろな人たち チャペック・エッセイ集 飯島周・編訳 平凡社ライブラリー90 1995年(原著は1924年など〜)
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チャペック、わたしはなぜコミュニストでないのか 原著は1924年12月4日付け
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わたし自身は、習慣的にこの世を特別にばら色に塗り立てるべきだとは考えていない。しかし、コミュニズムの非人間的な否定と悲劇性に出逢うたびに、それは真実ではない、そのすべてはそんな風に見えない、と怒りに満ちた抗議の叫び声をあげたくなる。・・・(中略)・・・この世には、本当の悪よりもはるかに多くの狭量な考え方がある。それでもここには、人間の世界に滅びの杖をふりかざすことができるようにするよりも、もっと多くの同情と信頼、愛着と善意が存在する。(チャペック、わたしはなぜコミュニストでないのか、同訳書、p237)
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今日の世界は憎しみを必要としていない。必要なのは、善意、自発性、一致と協力である。世界に必要なのは親切な道徳的風土である。当たり前の愛と誠実さがちょっぴりありさえすれば、それでも奇跡を起こせるだろうとわたしは考えている。(チャペック、わたしはなぜコミュニストでないのか、同訳書、p239)
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ノーム・チョムスキー氏が自由に活動出来るその理由 (海坊主)

2018年10月8日
ノーム・チョムスキー氏が自由に活動出来るその理由 (海坊主)
PCR氏がJFK暗殺に対するチョムスキー氏の立場を浮き彫りにしてくれたおかげで、彼が何を守り何を隠して居るのかについて考えさせられました。(海坊主さん、上記書き込み)

藤永さんの「私の闇の奥」の2018-10-05付けの記事より
同所での海坊主さんのコメント:<以下引用>
グリフィン氏を讃える一方でチョムスキー氏を鋭く非難するPCR氏の今回の記事ですが、今まで私が抱いて居た違和感が晴れた気がして、読了感はスッキリでした。これまで、チョムスキー氏の言動を厳しく非難するペトラス教授の記事などを拝読するものの、いまひとつ歯切れが悪かったというか覆われているベールを剥がせずに居てもやもや感が残ったのですが、PCR氏がJFK暗殺に対するチョムスキー氏の立場を浮き彫りにしてくれたおかげで、彼が何を守り何を隠して居るのかについて考えさせられました。
チョムスキー氏はある意味で米帝支配者層に利用されている面を感じる事ができました。

チョムスキー氏がベトナム戦争に拘る理由、ケネディにこだわる理由。今後、じっくり考える必要がありそうです。

このチョムスキー問題、皆さんはどうお考えですか?
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補註
チョムスキー氏が準拠しているのはアメリカの公式見解。これに準拠して批判している限り、「民主主義の自由な国=アメリカ」の政策に反論を述べることが自由にできると人々に感じさせるための「ガス抜き」的な役割を果たしながらペンタゴンの研究費にサポートされて仕事を続けることができる。つまり、チョムスキーさんの意見が、「アメリカの公式見解」を支持し、その前提で物事を考えよう、とアメリカ国民あるいは世界の人々に呼びかけている形になるのである。このような意見の発表を許すことによって、アメリカでは言論の自由が保たれているように見せかけることができる。
一方、その公式発表見解自体がウソであることを独自の取材や信頼できる取材からの引用で暴露して、「アメリカ」の元々の悪魔的な姿を抉ろうとすれば、自由に活動できる場を失うであろう。
その立場が以下のような事例では明らかな浮き彫りになって見えてしまうのだ。
1)JFK暗殺の公式見解(JFK暗殺は個人的な犯罪であって、国家的な犯罪ではない)を前提として認める。
2)9/11の首謀者に関するアメリカの公式見解(中東での戦争を始めるためのアメリカ国家の自作自演ではなく、少数のイスラム教徒のテロ行為とする)を認める。
3)シリアでの「反政府派」の軍事行動(圧制者「独裁者アサド大統領」の抑圧に反対してアラブの人民の「民主主義を求める自主的な行動が形を取ったもの」であって、アメリカの国益に沿って組織を指揮されたアメリカ(やイスラエル・トルコなど)が軍事的にも資金的にも全面支援している「傭兵部隊」ではない)に関するアメリカの公式見解を前提として認める。
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ゴーン逮捕、日産三菱を食おうとするマクロンの謀略の阻止

2018年11月22日 木曜日 雪
**さま
<ゴーン逮捕、日産三菱を食おうとするマクロンの謀略の阻止>
ゴーン氏については、就任当初から桁違いの高額:10億円もの年収を得ていくということで悪評が高かったのです。日本の経営者にも暴利をむさぼる傾向が表れ初めた象徴的な事例だったと思います。
武田邦彦さんの主張、会社は社員(株主ではなく従業員)のためにある、という考え方に、私も賛成です。経営者が偉いのではなく、従業員(=社員)の力が合わさったものが尊いのだと私も思います。
2018年11月22日 ゴーンの犯罪を日本社会に活かす
また、フランス政府との絡みに関しては、早速、田中宇さんの解説記事が参考になります。ご覧下さい。
「ゴーン逮捕で仏マクロンの謀略を潰した日本政府」
「ゴーンが逮捕されなければ、来年春ぐらい(数カ月内と報じられている)に日産と三菱がルノーに食われて「フランスの会社」になっていた。」「日産が検察に頼んでやってもらった事件であるなら、検察が金融商品取引法違反だとか、司法取引だとか、異例の手口でゴーンを潰していることに説明がつかない。今回の件は、横領的なものでなく、有価証券報告書への記載を「間違えた」だけの「微罪」と考えることもできるからだ。 (Five key questions in arrest of Ghosn)」 「マクロンは、・・日産三菱を併呑しようとした。今回、それを阻止した日本経産省は、ルノーとの関係を切った上で日産三菱がどうするか、代案を考えているはずだ。トランプは貿易政策などで米国企業を采配しているし、習近平は中国企業を采配している。自由企業万歳な時代はリーマン危機とともに終わっている。」
「東芝が、くそなWH(ウエスチングハウス)をつかまされた挙句に経営難になった」・・本当に残念なことです。
欧米(藤永さんのいう「ヨーロッパ的なるもの」)では、働かずに暴利を得ることを良しとする人たちが力を持っていることを、私たちは心得ておかなければなりません。中南米やアジア・アフリカを食い物にして富を築き繁栄している英米仏などの現状について、歴史的に本質を理解する目を養っておかなければなりません。
**さまのご意見をまたお聞かせください。
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Vltchek 欧米の大衆は「知らない」のか、それとも「知ることを望んでいない」のか?

2018年12月5日 水曜日 曇り
Vltchek 欧米の大衆は「知らない」のか、それとも「知ることを望んでいない」のか?
Andre Vltchek
<前略>
 
— but at least they could show some curiosity about those places that are being sacrificed in order to maintain those ridiculously high standards of living in the West. There are so many places on earth where thousands, even hundreds of thousands die annually, so the Europeans can enjoy their free medical care, education and the latest models of cars.
 
欧米でばかげたほど高い生活水準を維持するために犠牲にされているそうした場所について、少なくとも彼ら(=ヨーロッパや北アメリカに住む人々の多く)が若干の好奇心を示すことはできようはずだ(が、できていない)。無料の医療や教育あるいは最新モデル自動車をヨーロッパ人が享受するために、何千人もが、それどころか何十万人さえもが毎年亡くなる場所が地球上には本当に多くあるのだ。(和訳部分は、http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-b81e.html マスコミに載らない海外記事さんの181203付けの記事より引用。修飾語や句読点の位置などを若干改変。)
 
 
・・・(中略)・・・
 
Let’s look at the world news. As this essay is being written, and as was mentioned above, Syria is recovering from another terrible chemical attack. France is possibly involved. Yet while in France, protesters are clashing with the police. Over what? Over high fuel prices. Fuel prices in France. That is as far as Europe is willing to go with its protest movements: prices, wages, privileges, privileges, privileges! Who pays for the privileges is irrelevant (to those who live in the West). Europeans know and care only about their ‘rights’ but not about their ‘responsibilities’ towards the world. They want justice for themselves, but never justice for the entire humankind. 
世界のニュースを見てみよう。この文章を書いている時点で、上で述べたように、シリアはもう1つのひどい化学兵器攻撃から回復しつつある。フランスは多分関係している。それでもその間フランス国内では、抗議行動参加者が警察と衝突している。一体何に関してだろう?  高い燃料価格に対してだ。フランス国内の燃料価格に対してなのだ! それはヨーロッパがその抗議行動を喜んで許容する範囲内までに対してだ:価格、賃金、権利、権利、権利! その特権に対して誰が代償を支払っているのかは(欧米に住んでいる人々には)無関係だ。世界に対して、ヨーロッパ人は彼らの「責任」についてではなくただ彼らの「権利」について、知っていて慮(おもんぱか)る。彼らは彼ら自身のためだけに公正を欲するが、人類全体のためには公正を欲することが決してない。(同じく、マスコミに載らない海外記事さんの181203付けの記事より語句を若干改変して引用。)
 
・・・(中略)・・・
 
Mostly, the fact is not always that the ‘population in the West is brainwashed’. That would really be quite a good scenario: and something relatively easy to correct.
 
大体の場合、本当は「欧米の庶民がいつでも洗脳されているため」というわけでもないのだ。そうだったなら、本当に良いシナリオだったろう。修正するのも比較的容易だったはずだ。
 
The problem is much greater: The inhabitants of the West do not want to know, because deep inside, they do not want the system to change. They don’t want the world order to be modified.
 
問題は遥かに深刻だ。欧米の住民は心の奥ではシステムが変化するのを望んでいないので、知ることを望んでいないのだ。彼らは世界秩序が変化するのを望んでいないのだ。
 
They intuitively feel that if what is being proposed by Russia, China, Cuba, Venezuela, Iran and other countries were implemented, their personal privileges would vanish. Their countries would become equal to all other countries on earth; they would have to obey international laws, and their people would be forced to work hard for their living. Plundering the planet would be banned. Privileges would stop.
Therefore, it is better ‘not to know’, not to understand. This way, the ‘pie’, or call it ‘carrot’, would not be lost.
彼らは、もしロシアや中国やキューバやベネズエラやイランや他の国々によって提案されていることが実行されたら、彼らの個人的特権は消失するだろうと直感的に感じているのだ。もしそうなれば彼らの国は、地球上の他の全ての国々と同じになってしまい、国際法に従わなければならないだろうし、(従来の特権国=欧米の)住民は生活のため一生懸命働くよう余儀なくされるだろう。地球から収奪することは禁止されるだろう。特権は停止されることだろう。
 だから、そのためには「知らない」、理解しないほうが良いのだ。そうすれば「パイ」は、あるいはそれを「ニンジン」と呼ぼうか、無くならない。 
 
The ‘ignorance’ in the West, I believe, is subconsciously ‘self-inflicted’. With knowledge, comes responsibility. With responsibility, an obligation to act (because not to act would be clearly immoral). All this could only lead to the loss of privileges.
 
 欧米の「無知」は潜在意識的に「自ら課している」のだと私は信じている。知識があれば、責任を伴う。責任があれば、行動する義務を伴う(なぜなら、行動をしないとしたら明らかに不道徳であろうから)。こうしたことは、全く以てただ特権損失へと繋がっていく。(同じく、マスコミに載らない海外記事さんの181203付けの記事より若干改変引用。)
 
The propagandists of the West are very well aware of the situation. I was told by some leading psychologists, that both psychiatrists and psychologists are employed and used in the process of ‘shaping the public opinion’, therefore, working for propaganda-makers. They study and analyze the ‘mood of the public’. They know public’s desires and aspirations.
All this is not as easy as it appears, is it?
Sadly, there is a silent (unpronounced and unsigned) agreement between the Western public and its establishment, as well as the corporate world, that the status quo should be maintained at all cost (paid for by “the others”); the West should be controlling the planet, and at least some part of the booty has to be shared among the (Western) masses.
 
 
What they are fighting over on the streets of Paris and other European cities is ‘how big the part of the pie that goes to the pockets of the common European people’ should be. There is absolutely no struggle to end the plunder of the world by the West.
パリの街頭や他のヨーロッパの都市で、彼らは「ヨーロッパ人の庶民の懐に入るパイの分け前の大きさはどれほどであるべきか」を巡って戦っているのだ。欧米による世界の収奪を終わらせるための闘争は全く存在しない。
 
 
Unfortunately, the world cannot count at all on the European or North American public for support in the struggle to destroy and end imperialism, neo-colonialism and the continuous deadly plunder.
帝国主義や新植民地主義や絶え間ない破壊的な収奪を終わらせる戦いに関して、ヨーロッパや北アメリカの大衆が支援してくれることを、残念ながら、世界は全く当てにできない。
 
It is not because the public in the West ‘doesn’t know’, but because it does everything it can in order not to know. Or if it knows or suspects, it makes sure to act as if it is ignorant. For its own selfish interests. For its own privileges.
それは、欧米大衆が「知らない」からではなく、知らないでいるために、できる限りのあらゆることをしているからだ。あるいは、欧米大衆が知っているか、ないしは疑っている場合には、必ず無知であるかのように振る舞うのだ。自身の私利のため。自身の特権のため。 
 
On the other hand, countries like Russia, China, Venezuela, Cuba, Syria or Iran cannot ever ‘appease’ the West. As long as they demand justice for all, as well as a revised global order, they will be smeared, demonized and eventually attacked. The confrontation appears to be inevitable. And it is the West which will begin the war.
一方、ロシアや中国やベネズエラやキューバやシリア、あるいはイランのような国は今までに欧米を「なだめる」ことができていない。彼らが、全員のための公正と、修正された国際秩序を要求する限り、彼らは中傷され、悪者にされ、遂には攻撃されるだろう。 対決は避けられないように思われる。そして戦争を始めるのは欧米だ。
 
The change, the revolution, will come, and is already coming ‘from the outside’, from the countries that are refusing to accept the Empire’s brutality and fully undemocratic control over so many parts of the planet.
変革は起きるだろうし、それは既に「外部から」、地球上の実に多くの部分に対する帝国の野蛮さと甚だしく非民主主義的支配とを受け入れるのを拒否している国々から来つつある。
 
And let us be very frank: The West will be fighting, by all means and fully united, against any fundamental change in the way the world is presently arranged.
率直に言おう。現在世界が構成されている姿を、どのような形であれ根本的に変えようとすることに対し、欧米は、あらゆる手段をとってしっかり結託して戦うだろう。
 
It will soon be the West (including its governments, corporations and extremely obedient and selfish citizens), against the rest of the planet.
 
間もなくそれは、彼ら(=欧米)以外の地球上のすべての国々と対決する欧米(欧米=その政府や企業や極めて従順で利己的な国民も含め)ということになるだろう。(同じく、マスコミに載らない海外記事さんの181203付けの記事より若干改変して引用。)
 
 
 
 
 
 
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エントロピー的な思考をする者

2018年9月9日 日曜日 曇り

 

田村八洲夫 石油文明はなぜ終わるか 低エネルギー社会への構造転換 東洋出版 2014年

藻石油生産の経済性

・・エントロピー的な思考をする者、エントロピーの理解がある者は、詳細な研究、検討をしなくても、エントロピーの非常に高い都市雑排水が起源の有機排水を、良質のエネルギーを投入してオーランチオキトリウム藻に供与して人工生産する石油のEPRは低いはずだと、初期段階で見通しをつけることができると思います。(田村、同書、p96)

 

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