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核DNA解析でたどる日本人の源流

2019年3月30日 土曜日 晴れ


斎藤成也 核DNA解析でたどる日本人の源流 河出書房新社 2017年


・・ゲノムDNAの塩基配列を解析することにより、縄文時代人の祖先は、東アジアだけでなく、アフリカを出てユーラシア、さらにはオセアニアや南北アメリカ大陸に拡散していった現代人の祖先のなかでも、きわめて特異的な集団であった。・・これまで縄文人は北方系か南方系かといった議論が多くされていたのに、そのどちらでもなかった。(斎藤、同書、p108)


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ヤマト人は混血集団: (図43の)右側に伸びるアイヌ人とオキナワ人のグループが示す縄文人の要素と、左側に伸びる大陸系の人々の要素の混血である。(斎藤、同書、p143)


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・・計算の結果、ヤマト人については、今から55〜58世代前に混血が開始され、現在のヤマト人には、14〜20%の割合で縄文人のゲノムが伝わっていると推定された。・・混血が始まったとされる時代は、最も新しくて1375年前、最も古くて1740年前となる。・・これら混血が始まった年代は西暦3〜7世紀となり、日本列島中央部では、古墳時代から飛鳥時代に当たる。(斎藤、同書、p145)


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