カテゴリー別アーカイブ: 菜園日誌

菜園日誌 170619-170625 イチゴ・エンドウの初収穫

2017年6月19日 月曜日 晴れ

午前、機械のK社の夏祭り展示会に行く。農業機械を見るのは面白い。

天気予報をチェックすると明後日水曜日の夜から木曜日一日が雨の予想に変わっている。と、なったので、水曜日にボルドー液散布の予定を組む。なかなか10日間隔というわけにいかない。

我が畑、除虫菊の畝、3種のピンクの花盛り。ここだけは初夏の南フランスの印象派絵画の色彩が溢れて風に揺れている。

エランイチゴ初収穫。手入れができなくて、すっかり野イチゴとなってしまったものの、初生りのエランは輝いていて美味しい。完熟のとりたてをその場で食べられるのは、うれしい贅沢である。家人の分までいっぱい採るが、採りきれるものではない。

絹莢エンドウも初収穫。今年の絹莢は赤花である。去年の白花に比べて、華やかさがある家庭菜園になった。土作りもモミガラのおかげでうまくいって、葉っぱも茎も大きく元気そうである。4月9日のタネ蒔き以来約70日目での初収穫となった。

ブドウの誘引整枝。シャルドネ2列、ソーヴィニヨン・ブラン1列。

お隣のAさんが訪ねてきてくださった。ブドウ栽培に関してアドバイスをいただく。

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2017年6月20日 火曜日 曇り

畑仕事はお休み。

火災保険の更新手続など。

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2017年6月21日 水曜日 曇り(夕方19時頃から雨)

午前中、ブドウ苗にZボルドー散布。500リットルで低速3速の速さで2回通り走って散布することができた。洗いに関しては、残ったわずかな薬液をドレーンから抜き、水洗い。水を入れるのに50分、散布に30分、エンジンが動いているのは正味1時間、軽油の使用量は約4リットル程度。

ブドウ挿し木苗にはスプレイヤーの散水ホースを使ってみた。ホースの巻き戻しがやや面倒である。小さな苗の葉裏にしっかりと薬液散布するためには、やはり背負い動噴が便利だと思った。薬液は別に調製しなくとも、スプレイヤーのドレーンから数リットルを融通するだけでよいだろう。

自宅の家庭菜園でエランイチゴの初収穫:
自宅の菜園は土が豊かで、自然栽培だけれど、イチゴは元気で大きな実を着けてくれた。今日が初収穫。タッパーケースに入れて家人のために持ち帰ることに。

ブロードキャスターを使っての施肥作業:
午後は、トラクター(前輪・クローラは洗浄済み)始動、オホーツク有機2号、6袋(120kg)をブロードキャスターに投入し、西園の6畝に施肥。オホーツク有機2号は、高価な資材でいささかもったいない気もするが、今期はこれしか登録していないのでやむを得ない。(残りは2.5袋となっている)。

ブロードキャスターの設定:
目盛りは前回の42(60kg/10a)では足りなくなるので、その半分、目盛りは指示通り31.5(30kg/10a)に設定し、ギアを高速に入れて、6km毎時の速度で走ってみた。約180メートルの畝を2往復すると、ほんの少しを余して、ほぼ120kgを使い切っていた。180x9x4=6480平米に散布した勘定となり、120kg/65a=18kg/10aである。目盛り31.5が示す30kg/10aからは「遠からずといえど・・」といった数字である。30kg/10aで撒きたいなら、目盛りを変えて試行錯誤を繰り返すか、車速を落とす、6.0x3/5=3.6km毎時として試してみればよいだろう。いずれにしても資材の性質(比重、粒の大きさ、粉の質と比率)などによって散布量が影響を受けるので、経験をつんでもピタッと合わせるのは難しそうである。「当たらずといえども遠からず」程度で妥協するのがよさそうだ。来年春は9メートル単位の畝幅で、施肥と種まき(ヒマワリ・トウモロコシ)を行うよう、計画してみよう。・・と思ったものの、ヒマワリやトウモロコシの自家採種タネをブロキャスで扱う量まで調製するのは非常に手間のかかる作業で、億劫である。(だいたい、雨が多くて寒い秋になってそんな作業を行う場所もなければ、乾燥保存しておく容器も場所も無い)。一方、1袋1kg幾らで買ってきているソルゴーのタネは値段も高くつく。結局、エンバクのような手頃な値段の緑肥以外はブロキャスを使用して種まきするのは難しい。機会があったら、農協でデントコーンや緑肥ヒマワリのバルクで買うときの値段を聞いておこう。あるいは、お隣に習って、ソバの栽培をいよいよ始めてみるのもよいかもしれない。要考察。(畑は放って休ませておいても一向に豊かになってくれないようだ。荒れ地になって、アザミや葛やニセアカシアが生えてくるだけで、やさしい草原の草が生えてきてくれないのだ)。

ブロキャスの作業はほんの10分程度で終わってしまう。次はロータリーによるT789圃場作業。

アタッチメントの付け替えを初めて一人で行う:
次いで、ブロキャス、取り外し。アタッチメントをロータリーに付け替える。初めて一人で行ったが、大いに難航。延々と2時間半かかってやっと成功。ロータリーが仰け反り気味で座っているので、アッパーリンクを近づけると、ロウワーの方が先にぶつかってロータリー全体を後ろに押してしまう。これに対処するにはロータリーカバーに敷石をはさんで少し俯き加減にするか、トラクター側のアッパーリンクを目一杯伸ばしてやれば良いのだが、敷石ではすぐに外れてしまうし、アッパーリンクは目一杯伸ばしてもロータリーの仰け反りに対応できない、という状況で非常に難航したのである。

アタッチメントを付け替えてしまえば、あとは機械作業だけ。ホントの仕事は機械がやってくれる。789圃場の7畝を比較的深く耕すのに1km毎時の速度だから、30分程度の作業であった。

終了時、91:28(開始時は88:03)、軽油は357.6リットル(開始時は337リットル)、なので、本日の使用時間は3時間25分。軽油使用量は約10リットル。ロータリー耕耘は大きな仕事量なので、軽油を一番多く使う作業であるが、7畝耕すのにこの程度であれば本当に助かる賢い使い方ではなかろうか。

午後はトラクターのアタッチメント交換作業で思わぬ時間をくってしまい、ブドウの誘引整枝にはほとんど時間を使うことができなかった。N3列のソーヴィニヨン・ブランが並んで二株、大きな新梢が根元でポッキリと折れており、ひどくがっかりである。風が下手人であるが、私の誘引が遅れたのだから人災ともいえる。残念。

補註:本圃場の場合、1番線がかなり高い位置になっている、つまり中柱の打ち込みが少ないような、場所もあり、幼いブドウにとっては1番線到達がなかなか大変である。ダンポールの誘引棒が1本では、別方向に伸びている枝を支持しきれない場合が往々にして生じる。無理して誘引すると根元で断裂させてしまうことがある。かといって放っておくと、風で、やはり根元から折れることもあるのである。

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2017年6月22日 木曜日 雨

雨の一日。畑仕事はお休み。晴耕雨読が本職なので、今日は読書を進める。

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2017年6月23日 金曜日 晴れ

午前・午後と一日中、ブドウの誘引整枝。ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ。二次成長として脇芽がどんどん伸びてきて、脇芽欠きも重要な作業になってきた。

イチゴ、エンドウの収穫、少々(今夜自宅で食べる分だけ)。

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2017年6月24日 土曜日 曇り時々小雨

朝、自宅、家庭菜園のイチゴ・エラン収穫。庭先で養成しているエダマメ、百日草、ムギワラギクなどのポット苗が大きく育ってきており、これから数日以内に畑に定植すべき日を迎えそうだ。

小雨模様なので、まずはJAに肥料を買いに行った。山越えの道は、今、ニセアカシアが咲き終わり、花片が道に散り敷き始めている。(クルマで通るときはスリップするので要注意)。

畑の倉庫裏の芝草の草刈り。今回は刈り払い機で払ってみた。

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午後はブドウの誘引整枝。シャルドネ。一列50本の誘引整枝に1時間ほども要する。

最後に、咲き始めたバラを3枝、切り花に。ポートサンライズ、鴇色の花弁が美しい。

夕方、18時、アーモンド園(アンズ園を今期から改称)に赴き、刈り払い、根元にスラゴ散布。刈り払いは1時間ほどで終了。

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2017年6月25日 日曜日 雨

雨のため畑作業はお休み。軽トラの清掃、車検依頼。ストチュウの調製。

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菜園日誌 170617-170618 ブドウ緑枝挿し

2017年6月17日 土曜日 晴れ(ピーカン日和・陽射しは強烈、日中は夏のような天気、日が沈むと、やっぱり北海道らしく少し冷え込む)

午前中にジョイフルで買い物。ブドウ緑枝・挿し木のための用土資材。それからタネ蒔き用の培養土。

さらに、アーク・オアシスというお店でカッターナイフと替え刃を購入。カッターナイフはクラフトワークのコーナーに各種並んでいた。その中で、薄型(刃の厚みが0.25mm)のものを選んだ。いつもの大ざっぱな仕事をするカッターナイフに比べて、本体の値段は高く、一方、替え刃の値段は比較的安価であった。

次いで、自宅の庭先で、挿し木のための用土を調製。今回は、試しに・・
鹿沼土 60%、バーーミキュライト10%、パーライト10%、ピートモス(pH調製済みのもの)20%の配合としてみた。鹿沼土が17リットル袋で2袋なので、全体では56リットル程度となる。60リットルの盥に入れて、手でかき混ぜて出来上がり。こうして無肥料の培土を用いて発根まで乾かないように努め、その後、根が出てからは肥料をやって育てるのである。

それから、エダマメのポット・タネ蒔き。茶豆の系統を3種類。9cmポットで、24x4(=96ポット)。それからカボチャタネ・昨年買った長野在来ハッパードのタネが5粒残っていたので、こちらは10.5cmポットに一粒ずつ蒔く。今頃蒔いている分は、9月の中下旬頃の収穫か・・秋のエダマメがホントはおいしいといわれているが・・去年は毒蛾の幼虫も大量発生でやってきたりしたのであった。

そうこうしているうちに強烈な陽射しも傾き始めたので、ブドウ畑へ。バッカスの誘引整枝、2列。これで接ぎ木用の穂木を得る。ついで台木5Cの誘引整枝。これで台木の状況を確認。蚊取り線香など用意してから、接ぎ木作業開始。今日は、薄刃のカッターナイフの切れ味鋭く、ずいぶんと腕が上がったような気持ちになる。約10本で昏くなってきて作業終了。19時30分、今が一番日が長い時期なのである。

自宅に引き揚げてからは、5Cの挿し木。10本。15cmポット2個に分乗。緑枝挿しは、

小池洋男 果樹の接ぎ木・さし木・とり木 上手な苗木のつくり方 農文協

この本の40ページの記載を参考にして施行した。この本によると
<緑枝挿しでは25〜30日頃から、挿し穂の基部に形成されたカルス内で根源基が発達して発根が始まる。そして発根開始とともに、新根が吸収した養分によって、伸長停止していた新梢の先端がふたたび伸び始める。したがって、「新梢の再発芽」が発根のサインである。
 挿し床の水管理は、発芽して新梢が伸びている間は土が乾かないよう十分に灌水し、新梢が伸長停止し発根の始まる時期は灌水を控えめにして、酸素供給をする。根の出る時期に水が多すぎると発根が劣り、根腐れも生じやすいからである。>(同書、p38)とのこと。

ハウスなどの施設を持っていない現況では、せいぜいポリ袋などを被せて「密閉挿し」しておくぐらいしか能がなさそうである。25日後というと7月12日、30日後というと7月17日、この頃までに枯れずにいてくれるかどうか・・分からない・・いささか心許ない。今回が初めての経験となる。「緑枝挿しでは新芽から発芽する時期」が施肥のタイミング(同書、p42)とのこと。この日が迎えられるかどうか?

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2017年6月18日 日曜日 快晴・陽射しは強烈

朝からバッカスの誘引整枝(S11列)。そこで穂木を確保し、5Cへ接ぎ木、昨日の続き。バッカスの穂木の方が大きく、細く成熟気味の穂木を取ってこなかったため、5Cの茎が相対的に細めのことが多く、そのために、テープを巻いているうちに穂木が外れて抜けてしまう失敗を何度か経験した。また、昨日はあんなに良く切れたカッターナイフなのだが、今日は少し切れが悪い。(昨夜はブレードをヤニ落とし洗剤に漬けて良く洗い錆止めを塗って置いたにもかかわらず・・)。この2点のおかげで昨日よりは少し下手になっている。日中の強烈な陽射しのために、作業者の方は日焼け障害を負う(頬は鬼のように黒く、額と眼のまわりはやや日焼け不足のため、いわゆる逆パンダ顔・・カッコ悪い)。夕方薄暗く涼しくなってからの方が上手にできているようにも感じる。午前中2時間ほどをかけて10本程度の接ぎ木をおこなった。台木はあと5本ほどしか残っていないので、4回に分けて40本ほどの接ぎ木を行った勘定になる。5Cの穂木、10本程度は、昨日同様、自作の培土に挿し木をして自宅の2階に安置した。この2階は、気温は今時なら20度以上で、まず十分なのであるが、陽射しが少なくて暗いのがどうにも難点である。ぴったりとしたポリエチレン袋で掩って、日の当たる明るい場所に置いたほうがよいのだが・・。それにしても毎日付き添って世話していられるわけでもないから、ポリで掩ったりしたら、いつか必ず枯らしてしまうに違いない。ブドウの挿し木を頑張っておこなうなら、簡易な小さなもので良いからハウス施設があった方が良さそうだ。

午後は、バッカスの誘引整枝。2番手の枝を2芽でカットして保険をかけた上で、早くも今日で一本立ちにしたものも多い。6月中旬としては順調である。

ブドウ畑の外、東側のコスモス・ヒマワリの畝に施肥。

久しぶりに圃場周辺を回って歩くと、大変な状況である。西園の北端は葛やニセアカシアが生えてきているではないか。それに恐ろしいあの鬼アザミが随所に! すでに塔が立って花芽が堂々と伸びているではないか。丸腰で戦える相手ではないので、スコップを取りに戻り、探しながら、見つけ次第、掘り抜きして回る。

通常の雑草であれば抜き取ってその場で裏返しておけばよいので簡単である。が、花芽のついたアザミはそうはいかない。去年の失敗で知っているのだが、このオオアザミの場合、大浦牛蒡に負けないほどの根っこの養分と水分で、たとえ抜かれても、畑に放置されていれば、慌てて花を咲かせてタネを着けて綿毛で飛ばしてしまうのだ。だから大変である。ほっとけば大変なことになる。脅威である。

すでに巨大に育ったアザミを処理するには花を着けないようにバラバラにして、地下深くに埋めるか、焼却処分にするのが最善であるが、いずれにしても大変なことである。日暮れまでにいっぱい掘り上げて、取りあえずは軽トラの荷台に載せて、少し乾かしておくこととした。畑を歩くといくらでも見つかる。しかし、夏至の長い一日も暮れて、暗くなってアザミが見分けられなくなって、今日のところは一旦、引き下がることになった。こんなことをしていたので、ブドウ誘引は捗らず、それでも夜の8時まで作業をしていたのである。

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緑枝挿し:
観察と考察・・昨日挿したものの2,3本は現時点ですでにしなっとして枯れかけている。若い枝葉が特に元気を失っているようだ。
 挿し木苗は、たとえ緑枝挿しとはいえ、少し成熟したものの方が成績がよいはず。一方、今回は、緑枝接ぎの副産物として得られた挿し穂であるから、緑枝接ぎの台木として有利なように若干未熟な枝のさらに先っぽのところ(捨てるべき断片)を挿し穂に使っている。だから、早くも萎れてきているのかもしれない。昨日から水を切らしていないし、培土は無栄養で低電解質濃度に違いないし、気温も20度台前半と過ごしやすいし、・・萎れる理由は前述の理由ぐらいしか考えられない。
 今回のような緑枝挿しではうまくいかないようであれば、やはり5Cの木をしっかり丈夫に育てて、冬の始まりにしっかりした「木化した木の枝」を採取し、来年の今頃まで(雪の下の地中に埋めて)冷保存し、満を持して挿し木する・・という、当初の方針通りに進めていくことになろう。

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2017年6月22日 木曜日 雨

接ぎ木後1週間、多くのものは脇芽が生きている様子で、接ぎ木成功している感じである。もう少し大きめのしっかりした脇芽を残して接いでやっても(結果が早く分かって、しかも後の成長が速くて)よかったかもしれない。次回はそれを試みてみよう。

一方、緑枝挿し: 追記:2017年6月26日 月曜日 曇り
室内(やや日照不足だが仕方ない・・)に置いて9から8日ほど経過。室温は20〜25度程度で推移。この1週間ほどの間に、落ちるべき葉っぱは枯れ落ちて(いわゆるアポトーシスでポロリと落ちる)残った葉は緑を維持している。枯れるべき穂木は枯れた(枯れたのは20本中3,4本ほどと少数派、枝の成熟度との相関は無さそうだ)。もとから開きかけていた脇芽は数日のうちに展開してきて、そして今は一旦止まっている、静かな状況である。方針:このまま次の動きを待つ。7月10日前後まで。動きがあったら液肥ないし緩効性の肥料を与えてゆく。反省・考察:穂木は相当太めで充実したものを用いないと、秋までに登熟させられず、北海道のきびしい寒さで枯らしてしまいそうだ。

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菜園日誌 170614-170616 ブドウの緑枝接ぎ

2017年6月14日 水曜日 晴れ(快晴・陽射し暑い)

朝から、スピードスプレイヤーでブドウにボルドー液散布。(先々週火曜日・先週火曜日に次いで)今期3回目の予防的防除。500リットルを用意した。水道から水を供給すると、約10分で100リットルの効率。500リットルを満たすのに、ちょうど50分を要した。(午前8時50分から9時40分まで。

同時に背負い式噴霧器に15リットルを用意し、挿し木苗のブドウとリンゴ苗にボルドー液を投与した。

ついでスピードスプレイヤー、午前10時から、低速の速度3でほぼ2回通り投与することができた。35分間程度。エンジンをかけていたのは約1時間程度。スピードスプレイヤーを水洗いした後、倉庫に格納し、軽油を給油(購入後、2回目の給油)。正確には分からないが、約7リットル程度。

午前中で防除作業が終わったので、その後、接ぎ木のトライアル。お昼休みをはさんで、

午後、続けて5C台木にバッカスの穂木を接ぎ木。径3mmよりも径5mmから6mmのものの方がずっと作業がやりやすい。テープで巻いている感触が堅固(ロバストというのだろうか)である。

今までに会得した自分なりのコツとしては、1)台木は若め、穂木は成熟気味のものを選び、2)穂木は葉と蔓をカットして、癒合剤を塗って保護しておき、カップに水を入れて置いて水揚げしておく、3)ノギスで計測してぴったりの場所に接ぐ。

その手順は、a)まず台木をカット、不要な脇芽と葉っぱは(どうせ使用しないので)除去、カミソリで縦に切れ目(十分に長く)を入れる。b)ついで穂木をカット、鋭利なカミソリで穂木の元を楔条に削いで(先端を十分に鋭利に)、穂木に差し込み、c)両者を(少なくとも片方の形成層を)ぴったりと合わせ、テープ(今回はメデールを使用、巾がちょうどよい長さなので使用分10cm程度だけカットするだけ)で堅固に縛って被う。d)必要に応じて癒合剤(樹脂材)を塗布してタイトにしておく、e)乾燥を防ぐため、切断部には癒合剤を塗る。

夕暮れ迫る頃までに14本、昨日の接ぎ木と合わせて計17本を仕上げた。結果は1週間後に判定。接ぎ木は、成功した後、十分に成長・成熟・登熟させて、来年の結果母枝、ないし百歩譲っても再来年の結果母枝を養成するためのしっかりした「木」に登熟させるところまでもっていかねばならない。よって、接ぎ木は7月上旬頃までには終えるようにしたい。そして8月上・中旬頃までには芯止めして、しっかりと登熟させたいのである。

もうひとつ、接ぎ木に成功したら、5Cの挿し木も成功させたいところである。挿し木用の5C穂木をどうやって得るかという課題:冬の凍害が激しく堪えて、しっかりと木になった穂木が現状で得られていないというのが厄介である。それでも経験を積むために、いくつかトライしてみよう。土の温度を25度程度、空気の温度も25度から30度程度に、ということであれば、室内で初期養成をするとよいのかもしれない。いずれにしても6月中旬から7月中旬までが今年の現状では適期であろう。もちろん、この秋遅くには穂木の剪定で良い枝が得られることであろうから、乾燥しないように工夫して冷蔵保存し、来年の挿し木適期を迎えられるようにはしたい。今年は概ね順調に成長しているので5C挿し木用の穂木は剪定時に100本ぐらいは得られるだろうと期待している。

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T783圃場: 最後に、ブドウの垣根を一巡、巡って歩き、支柱がすっぽ抜けているところがかなりあったので、1番2番線に麻紐で固く結んで抜けないようにした。一個所、支柱が抜けたために成長点が折れてしまったのを見つけた。残念。

今期のブドウの成長は概ね目覚ましく、多くは、8月中旬までの芯止め、10月初旬までには登熟木化に漕ぎ着けられそうである・・病気さえ出なければ。

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T789圃場: エンドウ(実取り・白花)の初収穫。

除虫菊、赤花3種の花盛り。

エダマメ、カボチャ、それぞれ本葉2,3枚。定植してからも元気そう。

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作業が20時過ぎまでかかったので、直接Mn駅に家人を迎えに行った。日が長く、よく働ける時期である。SSのおかげで体力的にも時間的にも若干のゆとりが生まれているのが大変有難い。

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2017年6月15日 木曜日 小雨

今日は雨の予報のため、畑仕事はお休み。届いたディケンズ本(ミューチュアルフレンドの中巻)を読み進めた。

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2017年6月16日 金曜日 晴れ

畑仕事はお休み。届いたディケンズ本(ミューチュアルフレンドの中巻)を読み終えたのが午後5時。

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菜園日誌 170613 ブロードキャスター始動

2017年6月13日 火曜日 曇り

朝一番にフレールモアでT783圃場の垣根間を刈り払い。午前中、機械のK社・Krswさんにお越しいただき、トラクターのオイル交換を習う、7.5リットル、CD-10W30。ついで、フレールモアをブロードキャスターに付け替え。初使用なので、組み立てに時間を要した。私はその間、ブドウの整枝・誘引。お昼休みにトラクターの前輪・クローラの水洗い(T788圃場作業のための洗浄)。午後、ブロードキャスターに土壌改良資材ゼオライト16袋を投入し、788圃場に散布。目盛りで42、9メートル巾(MIN)、6km毎時(高速ギアで)。320kgを撒くのに10分もかからない。60kg/10aの設定で、ほぼ5反分のはずであるが、1条で約2反(9mx200m=1.8反〜2反)。6km/hrで走って、3条走ったところで撒き終わり・・6反に対し、320kgを投入した勘定・・50kg/10aとなるので、ほぼ目論見通りに撒けたことになる。

今後の方針としては、ブロードキャスターを使用する予定の畝はできるだけ巾9メートル〜14メートルとし、例えば4.5メートルの位置が分かるように目印の棒を(9メートルの場合は3メートルと6メートルに)立て、あらかじめブロキャスで肥料や土壌改良材を散布した後に耕耘・播種・覆土などの作業を行うことであろう。(今回のように、播種していない場所にも多くの資材をブロキャスしてしまうのは・・将来的にはかなり無駄な資材投入になってしまうから)。つまり、来年のヒマワリ畑やトウモロコシ畑は、はば9メートルを基本とすること! そして先にブロードキャスターを使うこと。ヒマワリなどは(もしタネが大量にあれば)ブロキャスでタネを蒔いてもよい。(その場合は、上手に播種量を絞る必要がある)

トラクター、使用後、前輪とクローラの水洗い洗浄。使用は85:22〜88:02 本日の使用時間は、2時間40分、軽油使用量は336リットルから347リットルへ、本日の使用量は11リットル。

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菜園日誌 170611-170612

2017年6月11日 日曜日 曇り時々雨

家庭菜園・自宅の庭先にて:
午前中、時折の小雨の中、ペーパーポットに蒔いた百日草とムギワラギクの9cmポットへの鉢上げ。百日草3種・計約120株、ムギワラギク・約95株。他に、茶豆エダマメ・味太郎(雪印種苗)をポット播種・48ポット、それから大納言アズキ、2月の味噌造りの際に八講さんから購入のタネ、3粒ずつ10ポットに播種。

その後、自宅家庭菜園(今年は花畑にする予定・今はユリがスッと立ち上がって育っている)の草取り。グラジオラス2種(紫・緑)10球を植え付け。

午後は・・
まずK果樹園で女王蜂トラップにシトロン・ミックスを注ぎ足し。アーモンド、アンズ、プラム、ウメ、それぞれ根元の雑草刈り払い(鎌でマニュアル)、それからカタツムリ退治。スラゴは、効いてはいるのだが、効果は不十分。

ついで、T783圃場にてブドウの誘引。ソーヴィニヨン・ブランS1とS2の2列。風が強く、ひどく冷え込んだ。2列がやっと。

家人は電牧柵下の刈り払い。周囲800メートルの重労働。(とはいえ、ブドウ垣根下のレッドトップを刈り払うよりは気楽に進められる)

畑では、今、除虫菊が美しく咲き始めている。モネの印象画風景、まるで「初夏のコスモス畑」のようである。鮮やかないろいろのピンクやエンジ色が風に揺れる。昨年のタネ蒔きから始まってずいぶんと手間暇かけてきた甲斐があった。宿根草ということなので、花が終わったら株を増やしてみたいと思う。

エンドウの花もどんどん咲き始めた。来週は収穫も始まりそうだ。

寒かったり風が強かったりで、先日植え付けたブラムリーリンゴの苗2本が、かなり傷んでいる。葉っぱが銅色になって寒さ焼けの感じ。新しい芽がでるだろうか。(ポット苗の土を崩さずに植えているので、水不足で弱っていることはあり得ない。ずっと雨降りでもあったし。)

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2017年6月12日 月曜日 快晴・気温は低めで爽やかな働き日和。

朝から刈り払い。南隅・畑周辺の刈り払いは、本圃場を手に入れてから初めての作業となった。木をもっと片付けておけばさらに踏み込めたが・・来年はもっと進めよう。

エダマメ苗の定植・20本。カボチャ5本の畝の西側。2条。株間50cm。

札幌黄タマネギ畝の草取り(マニュアル・鎌)。

タマネギ畝に実生のトマトが生えてるのを見つけたので、今期のトマト畝に補植することにした。モモタロウ系がすでに3本も枯れてしまっているのでそこに植えた。なつのこまの実生だとは思うが、妙紅やポンデローザかもしれない。今のところ見分けがつかない。まあ、楽しみで植えてみる。(なつのこまなら自分で芯止まりしてくれるので管理は楽だが、ポンデその他であれば収拾がつかなくなってしまう。・・どちらだと思って世話すればよいのだろう?)

ブドウ垣根下の刈り払い。S11〜13の3列でほぼ2時間。レッドトップにほとほと手を焼く。

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午後、自宅の庭の草取り、延々2時間半。何とか形づくりして、シルバーのHさんの庭木剪定の依頼の電話をするところまで漕ぎ着けた。右手が疲労している。

夕方、圃場に出かけ、さらに刈り払い。N13〜N7まで7列。特にレッドトップ(コヌカグサ)の茂みを刈り払い重点目標とした。

その後、誘引、N12(5C)、N11(バッカス)。凍害でほとんど初めからのスタートとなったものの、そしてかなりカスミカメにやられてしまったものの、けれど、今シーズンのバッカスの2年目は好調である。早くも1番線に到達しつつある元気な苗も見られる。一方、誘引で根元からポッキリ折れたり、昨日の強風のせいかやはり根元から折れて枯れていたり、多難でもある。

日が長く、夕方8時頃まで働いていたので、倉庫で片付をしたあと、自宅に戻らずそのままMn駅まで家人を迎えに行った。快晴で、今日の夕焼けはそれほど’picturesque’ではなかったが、星が綺麗な夜になった。私たちの町は、星が明るく綺麗に見える(つまり夜が暗い)ことがとても素敵な町なのである。

朝から晩まで、12時間労働、ほとんど草取りと刈り払いに明け暮れて、殊に右手と腰がこわばって痛い。

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