カテゴリー別アーカイブ: 菜園日誌

菜園日誌 資材資料 鶏糞

2017年9月7日 木曜日 曇り

鶏糞資材について(調べもの)来年の資材としてどのようなものが使えるか少しずつ調べておきたい。

農協・ペレット: フジミ発酵鶏糞ペレット3号B 窒素3.6% リン酸4.0% 加里3.1% 石灰18.3% 炭素窒素比 10;
果樹全面散布の推奨は7~10袋(105~150kg)
富士見工業株式会社 静岡県静岡市駿河区富士見台1丁目19-47

ホーマック・粉末 有機肥料・発酵鶏糞 窒素4.9% リン酸4.1% 加里2.6%(参考成分値)炭素窒素比 6;
果樹類推奨は18~20袋(10aあたり)
森産業株式会社 北海道河東郡士幌町字中音更基線168番地

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菜園日誌 170828 ブドウハモグリダニ

2017年8月28日 月曜日 曇り

ブドウハモグリダニ 学名 Eriophyes vitis Nalepa; 英名 erineum mite

Bettiga, L.J. ed., Grape Pest Management, 3rd ed. pp399-402, Univ. California Agriculture and Natural Resources, Publication 3343, 2013.

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今朝、第4列最北端のソーヴィニヨンブランの葉っぱ数枚で、ブドウハモグリダニの症状を見つけた。葉表に火ぶくれ症状、葉裏の毛茸(もうじよう)が密になって毛氈のようになり、肉眼的には葉裏の白色斑(である。一枚の葉に二三個ずつ見られる(5,6枚の葉っぱで)。

一方、ブドウネアブラムシの症状は葉裏に虫癭。

今回のソーヴィニヨンブランはブドウハモグリダニの症状である。残念ながら、私の実体顕微鏡観察では虫そのものを判別することはできなかった。(補註:ブドウハモグリダニの成虫の写真は、Grape Pest Management のFig77.1, p399 を参照)。従って、あくまでも症状からの診断である。

ソーヴィニヨンブランの一株でこの症状を見つけたので、本圃場全1,300本を見て回ったが、同じ症状のものは他に1本も見つけることができなかった。「葉表の火ぶくれ症状」はとても見つけやすいのである。よって、今が初期だと思われる。「ダニ類は繁殖が早く、密度が高くなると防除が困難になるため、増殖初期の散布が重要」とある。

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参考文献: 果樹病害虫百科第2版ブドウ・カキ p15 農文協 2005年

ブドウハモグリダニ 学名 Eriophyes vitis Nalepa; 英名 erineum mite

葉の症状 葉表・葉裏に突起やゴールが発生する
葉表に火ぶくれ症状ができ、葉裏の毛茸(もうじよう)が太く白色となり数多く見られる。(果樹病害虫百科第2版ブドウ・カキ p15 農文協 2005年;被害葉の写真は、同書p240参照)

ブドウネアブラムシ(同書、p246)
被害葉の写真は同書、p240参照。葉裏に虫えい(虫癭)ができる(同書、p240)。
ブドウハモグリダニの葉の被害とよく似ているが、ブドウハモグリダニの虫こぶは毛氈症状であるので区別することができる。(同書、p246)

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補註 毛氈とは? ウェブ辞書によると・・・
もう‐せん【毛×氈】 獣毛に湿気・熱・圧力・摩擦を加え、繊維を密着させて織物のようにしたもの。幅広物で、敷物に用いる。

補註 虫こぶとは? ウィキペディアによると・・・
虫こぶ(虫瘤、英: gall)は、植物組織が異常な発達を起こしてできるこぶ状の突起のこと。 虫癭(ちゅうえい)ともいい、英語カナ読みのゴールが使われることもある。 それらはさまざまな寄生生物の寄生によって、植物体が異常な成長をすることで形成される。
虫こぶ – Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/虫こぶ

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ブドウハモグリダニの防除適期と薬剤(同書、p577)
発芽前 石灰硫黄合剤 20倍
5月上旬から8月下旬
 オマイト水和剤1000倍(収穫14日前まで)
 ダニトロンフロアブル2000倍(収穫14日前まで)
 オサダンフロアブル1000〜1500倍(収穫21日前まで)

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補註 ネット情報によると・・ http://www.y-marukoh.co.jp/tekiyouhyou.pdf
・オマイト水和剤: 収穫後に使用する。 ボルドー液と近接散布すると効果が劣るので、ボルドー液との 間隔は前後とも1週間とする。
・オサダンフロアブルについて: ボルドー液と近接散布すると効力が劣るので、ボルドー液散布 後は30日間隔をおいて散布する。また、本剤散布後10日間は ボルドー液を使用しない。
・ダニトロンフロアブル、サンマイト水和剤、ピラニカ水和剤、ピラ ニカEWは同一成分とみなし共に使用は避ける。また、目に入ら ないように注意する。■有効成分:フェンピロキシメート ブドウにはハダニ類で登録がある(1,000〜2,000倍、1回、収穫14日前まで)本剤は年1回使用とし、ダニ類の抵抗性を回避するため、他剤との輪番(ローテーション)で使用してください。ダニ類は葉裏に寄生することが多いので、葉裏までていねいに、かけ残しのないよう散布してください。とのこと。(http://www.greenjapan.co.jp/danitoron_f.htm)。

補註 ・・当ぶどう園のようにボルドー液を中心に防除体系を組んでいる畑では、ダニトロンフロアブルなどが使い易いか・・価格は500mlで4,000円強。

補註 ダニトロンフロアブルについて注意点:
■種類名:フェンピロキシメート水和剤
■有効成分:フェンピロキシメート・・・5.0%
■性状:類白色水和性粘稠懸濁液
■毒性:普通物
■有効年限:4年
■包装:500ml×20瓶
■作用機構分類:IRAC 21A[フェンピロキシメート]
ダニ類は繁殖が早く、密度が高くなると防除が困難になるため、増殖初期の散布が重要です。
本剤は静置時は粘度が高いが、振れば粘度が下がるので、使用前には数回軽く瓶を振ってから使用する。
本剤は植物体への浸透移行性がないので、かけ残しのないように葉の裏表に十分に散布する。とのこと。http://www.greenjapan.co.jp/danitoron_f.htm

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補註 mildew という言葉について・・
Powdery mildewとは? うどんこ病(うどんこびょう)は子嚢菌のウドンコカビ科の純活物寄生菌による植物病害の総称。ブドウ、麦類(コムギ、オオムギ)、野菜などの重要な病害である。

Downy mildew となると・・べと病(べとびょう)は露菌病とも言い、卵菌(ミズカビと呼ばれる水生のものが多く知られ、またかつては藻菌類に分類されていた)のうちPeronosporaceae科に属する菌による病害に対して名づけられる植物病害で、ブドウや野菜で特に重要な病害である。湿度が高い時(特に梅雨時など)に蔓延しやすく、このような時期にはべとついた感じになるので「べと」と呼ばれるが、一般には葉などに褐色の斑点が現れて広がり、進行すると表面に分生胞子を形成するため羽毛状を呈する。

補註 フシダニ Eriophyidae; gall mite ウェブ辞書によると・・

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
クモ綱ダニ目フシダニ科に属する種類の総称。体長 0.2mm内外の微小種。体は細長く,円筒形で,前端部を除く体の大部分は表面的な多数の環節から成る。歩脚は2対。植物の葉,茎に寄生し,農業害虫として見逃すことができない。植物に丸い虫癭をつくらせる型と,葉の表皮にもぐり込んで短毛を密生させる型とがある。後者の型による加害によって葉は褐色化ないし黒変し,落葉が早まる。本科には,柑橘類を食害するミカンサビダニ Aculops pelekassi,ブドウの葉に寄生するブドウハモグリダニ Colomerus vitisなど 50種が知られている。

世界大百科事典 第2版の解説 フシダニ
フシダニ科Eriophyidaeに属するダニの総称。体型はうじむし状。微小なダニで,体長は成虫で0.2mm内外。体色は乳白色,淡黄色,橙色など種々である。脚は2対だけで短く,末端には羽毛状の付属物(羽毛づめ)がある。体の大部分には多数のリング(擬体節)がある。体毛の中で後端部の1対は長大で,むち状。種によっては雌成虫に2型がある。植物寄生性のダニ類で,農作物の害虫も少なくない。しばしば,植物の寄生部位に顕著な変形物(虫こぶ,ふし)をつくる。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説 フシダニ ふしだに  gall mite
節足動物門クモ形綱ダニ目フシダニ科Eriophyidaeのダニの総称。微小なダニで体長は0.2ミリ内外。ほかのダニ類と異なり体がうじ虫状、後体部に多数の環節様の構造(真の体節ではない)をもつ。成虫でも脚(あし)は二対しかないなど、きわめて特異な形態のダニ類である。生活環は卵のあと幼虫期を欠き、2回の若虫期が続く。雌には二型があって、雄に似た正常の雌(第一雌)と、雄とは形態が異なった休眠型の雌(第二雌)とがある。雄は挿入器をもたないので、精子の転送は間接的方法による。すなわち、雄は葉面に精包を産み落とし、雌はそれを取り入れる。フシダニ類は寄主植物の加害部位や植物被害様相によって、葉に虫こぶをつくるgall mite、葉肉組織を海綿状にするblister mite、芽を加害するbud mite、葉裏に毛旋(もうせん)状の毛を密生させるerineum mite、葉や果実を加害して銹(さび)色にするrust miteがある。日本では柑橘(かんきつ)類につくミカンサビダニ(単にサビダニともよばれる)、クコにつくクコフシダニ、ブドウにつくブドウハモグリダニなどが重要害虫である。フシダニ科のダニでは植物ウイルスを伝搬することがある。

参考 フシダニの分類と生態
http://www.jppa.or.jp/shuppan/images-txt/2003/2003_0901.pdf

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菜園日誌 170809-170819

2017年8月9日 水曜日 曇り時々小雨

午前中、来年・再来年の植え付けのためのブドウ苗の予約のFAXを苗木屋さん宛に送る。新しい品種なども積極的に試してゆく予定である。

L氏と一緒に畑仕事、今日が初日。ブドウ畑に施肥、鶏糞ペレット、ふた握りずつ(約150グラム)。総計は、210kg程度(15kg袋で14袋ほど)。次いで、トマトの収穫、誘引整枝の指導。これから1か月、L氏がトマトの管理を行ってくれることになった。タマネギの収穫。ベビーコーン収穫。インゲン(ムラサキ菜豆)収穫。雨が降り出したので、早めに撤退。帰り道、隣のAさんのところに寄って情報交換。Aさんの庭のコンテナ倉庫の中に入ると、驚くほどの洒落たくつろぎバーベキュースペースに改造されていて感心した。

ブドウが落ち着いているので、少し時間にゆとりができてきている。

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2017年8月10日 木曜日 曇り

朝、L氏とブドウの畝を見てまわる。秋伸びさせないための芯止め作業。トマトの収穫。ベビーコーン収穫。タマネギ収穫。インゲン収穫。(この辺りの記載は昨日と全く同じルーティーンである)。

お昼前に市役所・JAに行き、事務手続などを行った。

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ソバ栽培について営農相談情報: 一俵は約45kg、タネは4〜5万円と高く、収穫物は一俵が1万円。流通機構の不思議?ーーとはいえ、悩ましい情報で気分は曇り空。当初の5俵・3.7haを大幅に見直し、2俵・1.5haからスタートするのが用心深い進め方かもしれないと・・就眠前、起床時にあれこれ考える(8月11日朝、追記)。

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L氏に管理機作業のオリエンテーション。下仁田ネギの列に土寄せ。これで、10日もしたら美味しい下仁田ネギに育つはずである。

その隣のタマネギは全収穫。植え付けが遅れたタマネギなので、小さいが、病気にならず、しっかりしまった美味しいタマネギになった。小さいのですべて自宅で消費。

トマトの誘引整枝。

夕方はL氏とスィートコーンのキツネ除け柵の設置を行う。1cmグラスファイバーポール(シカ電牧柵用のもの)を流用してみたので、ポールの設置は容易であったが、ネットを張り付ける段になって、ファイバーポール専用のクリップを持ってこなければネットを保持できないことに気づいた。自宅の2階に置いてあるので、完成は明日に持ち越し。なお、このキツネ除けは、アライグマには無効である。アライグマは簡単にネットを登って内部に侵入できるから(参考:農文協のおもしろ生態・かしこく防ぐハクビシン・アライグマ本を参照した)。アライグマにやられるようなら、電柵を用いる必要があるが、いずれにせよ来年の課題。

スィートコーンを3本、収穫。良く実って絶好の収穫時期となった。(ということは、ネット張りは数日遅れてしまったようだ。狐さん家族はもっと美味しい農家のトウモロコシが狙い目と狙っているのであろうか、それとも今年は俊敏なお母さん(またはお父さん)の捕らえてくるウサギで満ち足りているのか。助かった・・来年もしネット張りをするとしたら、計算日よりも1週間は早めに設置すべきかもしれない)。

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カボチャ・ロロンを1個、初・試験収穫。若取りである。立枯病で枯れてくるのが心配である。今年は畑の3個所に分散してカボチャを育てているが、すでに2個所で立枯が始まっている。一昨年まで立派なカボチャ・スイカ畑だったのに、私が管理するようになった去年から、カボチャの収穫は皆無に近い。今年もそうなってしまった場合には、ウリ類の栽培は10年か20年(ただしフザリウムはもっと長命)はこの畑ではできないような気がしている。

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2017年8月11日 金曜日 曇り時々小雨

朝、家族でスィートコーンのキツネ除け囲い作業を遂行。キツネに関してはこれで大丈夫だろう。(ただ、今年はキツネはこのスィートコーン畑には来ないことにしていたのだろうけれど)。家人はニンジン畑の草取り。間引きを兼ねての試験収穫。

ブドウ畝の見回り、芯止め作業。ヨトウムシなどの卵集団を多数排除。雨が降ってきたので、お昼前に撤収。

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ホームセンターに買い物。コンクリートブロック・16個。コンパネ・8枚。力持ちのL氏がいるのでスムーズである。昨年秋に一人でコンパネ12枚を運んだときは重労働であったのを思い出す。

畑の隅に水平を取り、コンクリートブロックを並べ、その上に耐火レンガを並べて、簡易な焼却窯を設営。もう少し工夫を加えれば、刺多きオニアザミやフザリウムに冒されたカボチャヅルなどを焼くことができそうだ。なお、このブロックやレンガは9月の上旬には片付けて倉庫にしまう予定。冬の北海道では凍害が強くて、水がかかって凍結融解が繰り返される場所に置いておくのは耐久性に難ありとのこと。

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ブドウ畑の両脇のコスモスが咲き出して綺麗。ミラクルチョコレートの矮性パレット咲きヒマワリとの相性は良好と見える。ドランの描いた花の絵画のような景色となって嬉しい。

夕方、ブドウ畑を見てまわり、芯止め作業の追加。径10mm程度の白い紡錘のドームをブドウの葉裏に作って、中に多数(数十個)の灰色の卵を産みつける生物があり、以前から取り除いていた。が、ひょっとして蜘蛛の卵であればまずいと思っていた。今回、ちょうど孵ったばかりの現場を見つけた。虫眼鏡で覗いてみると、うごめいている小さな虫の集団は、まさに見慣れたヨトウムシ類のイモムシの幼虫(一齢幼虫)であった。L氏にもデモ。見つけ次第取り除いていたのは、正しい選択だったのだ。

ロケットストーブの脚の長さを調整して、倉庫の中に立ててしまえるようにした。コンパネ6枚を倉庫床に追加(アスファルト床の保護、並びに浸水時の物品の保護のため)。

かなり強い雨が降り出してきて撤退。

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2017年8月12日 土曜日 朝から降り続く雨

雨のため、畑仕事は休み。

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除虫菊のペーパーポット苗のトレイに水が満杯! 不覚であった。ペーパーポットは水の抜けるトレイにセットすべきであろう。(あるいは今まで通り、雨の降る前の日に庇の下へと避難させておくことを心がけるべきだろう。ただし、自宅には庇のある部分は極小面積しかない)。

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午前中、ホームセンターに買い物に行き、培養土を購入。ペーパーポットの除虫菊苗を9cmポットに鉢上げ作業。約135鉢、40リットルの培土で足りた。計算すると9cmポットには培土300ml程度を使っている。

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午後、S農園さんからお電話あり、担当の方がお盆明けの17日頃までお休みのため、注文を受けて頂けるかどうかの連絡はそれ以後になるとのこと。大変丁寧にご連絡頂き、ありがたかった。(今回の私の依頼は、ピノノワール400本、ピノグリ200本の計600本である)。

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2017年8月13日 日曜日 小雨時々曇り

雨のため、畑仕事は収穫のみ。

エダマメ・サッポロミドリ、これからが旬。
スィートコーン、今が旬。10本を収穫。
トマト、調理用トマト・イタリアンレッド他、多数収穫。
ピーマン、少量。
ニンジン、小さいのを5本。
インゲン・ムラサキ菜豆、これも今が旬。
先祖の位牌の前に献げるために、百日草・ムギワラギクを切り花に摘む。

ご近所にL氏帰省のご挨拶。L氏の東京のお菓子と、家人のラズベリー・チョコレート・ジャムが手土産。メロン、トマトジュースなど、お返しにいろいろともらって・・ありがたい。

斜向かいのNさんから、中古の倉庫を譲っていただけるとのお話をいただき、検討開始。今のカスケード倉庫に対してどのような位置に配置するのが良いのだろうか。

お昼には、さっき収穫したばかりの野菜を梅味噌ディップスなどで食す。取り立ての野菜の甘さ・本来の香りを家族で楽しんだ。

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2017年8月14日 月曜日 曇り

畑のコンディションが悪く、畑仕事は収穫のみ。エダマメ、トマト、ニンジン少量、スィートコーン。

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2017年8月15日 火曜日 曇り時々晴れ

朝、畑のいちばん南端に設置した竈に鉄網を置いて炭火をおこしてみる。意外と炭に火が付きにくい。オイル交換の時にとっておいた廃油を使うと、確かに良く燃える。しかし、大きな炭の塊に火が付くかというと、そうでもない。この春に切っておいた楊などの雑木は今ではよく乾いてまずまず良く燃える。ゆっくりこれらを燃しているうちに漸く炭にも火が付くといった感じである。せっかくなので、畑でトマト、

さて、ついで、水道のホースの付け替え。先日、水圧でホースが裂けてしまったので、今回はより丈夫なホースに付け替えた。

次いで、自走式草刈り機のL氏への講習と実技。

さらに、刈り払い機のL氏への講習と実技。

ブドウの畝、シャルドネを見てまわる。今日は、お隣のYさんが芯止めのアタッチメントを着けたトラクターを操縦していらっしゃった。芯止めの時期なのである。

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午後はL氏と、倉庫前で軽トラに刈り払い機と自走式草刈り機を積み込み、アーモンド園へ。プラムの葉っぱが何者かにすっかり食べ尽くされていた。隣のウメは無傷であるから、不思議な偏食ぶりである。いずれは蝶や蛾の幼虫の仕業と思われるが、すべて巣立ってしまった後だろうか、葉っぱが無いこと以外に何も痕跡が残っていない。下手人をこんな形で取り逃がして気づかないでいたことは実に残念だ。

入口の草を刈り払い、アーモンド脇の草へと進む。セイタカアワダチソウやハギが鬱蒼と茂っているのを刈り払う。途中、自走式草刈り機のナタが伐木に突き刺さって抜けなくなり、往生した。2メートル以上ある樹をノコギリで切断し、木槌で叩いて、ようやく抜くことに成功した。夕刻になり、蚊の襲撃も受け、さらにスズメバチにも付きまとわれて怖い目にも遭い、早めに撤退となった。

自走式草刈り機のレバーのアールピンが脱落して、進行方向切替が不自由になった。部材を調達する必要がある。

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2017年8月16日 水曜日 曇り

朝、ブドウ垣根の見回りと芯止め作業続行。ヨガ系の卵の塊を各種見つけられるものの、幼虫はほとんど見つからない。天敵が活躍しているものと思われる。L氏と二人で400本のブドウを観察して、一匹もコスズメが見つからないため、コスズメ対策は必要ないものと判断した。べと病の徴候は皆無のため、今まで通り、Zボルドー水和剤などの予防剤のみで押していけると判断した。

自宅に帰り、軽トラに乗り換えて、畑に戻る。L氏と背負い式動噴でのボルドー液・愛媛AI散布作業(挿し木ブドウ苗・リンゴ)。私はL氏へのデモを終えた後、スピードスプレイヤーでブドウ垣根にZボルドー水和剤散布。14往復、約40分。軽油使用量、約3~4リットル。スムーズに終えることができた。

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2017年8月17日 木曜日 曇り

L氏の刈り払い機安全講習(6時間)のため、今日は札幌で過ごす。

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2017年8月18日 金曜日 曇り

ブドウの世話: 芯止め作業、続行。ヨガの卵群は多数見つけられるものの、幼虫は見つからない。コスズメも一匹も見つからない。天敵のクモは多数見つかる。糸トンボや赤とんぼが飛び交う。

懸案のモミガラ運びとブドウ畝への投入をL氏と行う。今まで圃場の状況が悪く踏み込めなかったのである。モミガラ袋で15袋ずつ、2セット、計30袋ーー重労働であった。

夕方、蚊の襲撃を受けながらの収穫、トマト、エダマメなど。

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2017年8月19日 土曜日 晴れ

午前中、私はブドウ畝の東側の畑(荒蕪地状態・・来年は何とかしなければ・・)の草刈り。フレールモア。途中で大量のオニアザミを抜き取る・・トラクターのローダーに載せきれないほどとなり、段差のところで酷く跳ねる。オニアザミのおかげで時間を取られ、リズムに乗りきれなかった。

家人とL氏はモミガラ運び。2セット、30袋。よくやってくれた(大変だったようだ)。私の方もオニアザミ退治で手こずっており、救援に赴けなかったのである。

収穫・・ムラサキ菜豆、エダマメ(サッポロミドリ)、タマネギ(札幌黄)、など。

午後、まずはローダーに一杯のオニアザミを我が畑に設置した焼却炉で焼く。夏のアザミは水分を多分に含んでいるらしく、実に燃えにくい。

50メートル・ホース2本の片付け。

そしていよいよ圃場の外周の草刈り、フレールモア。家人は、自走式草刈り機にて電牧柵脇の草刈り・西側の外周。L氏は大量のオニアザミの焼却を続行。電牧柵のファイバーポールを一本破砕してしまった。難しげのない個所だったので、原因反省点ともに不明。予備のポールを持っていたので簡単に修復することができた。

火の後始末を済ませて撤収するまでにはずいぶん遅くなってしまった。夜の8時ともなれば、このM市は星空が美しい。

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菜園日誌 170801-170808

2017年8月1日 火曜日 晴れ

ブドウの芯止め:
この8月上旬でブドウの芯止めを行い、登熟に向かわせる・・ということで、今日の誘引整枝作業は主に芯止め。5月の芽生え以来、2ヶ月半にわたってずいぶん伸びてきたのだけれど、これからは伸びるのはやめて、草から木になって欲しい・・という形で茎の成熟を目指して育てたいのである。

真夏の今、早くも秋に向けて「これ以上は伸びさせない」というのは如何にも寂しいような気持ちになる。

しかし、「秋伸び」は無意味、ないし有害である。実際、去年の8月下旬から9月にかけて伸びた茎は、結局は登熟できず、冬の寒さのおかげで梢の根元まですっかり枯れてしまったものがほとんどだったのである。どうやってブドウ草がブドウ樹になるのを助けるか、それが今月からのテーマである。

・・とはいうものの、すでにブドウたちは節間が詰まり、成長点も細っこいものがほとんどである。すなわち、私が手助けしなくても私の畑のブドウたちはすでに成長モードから成熟モードに切り替わりつつある。わたしが行うのは、ほんの少しでよいから人為的なバイアスをかけて、木への成熟を後押しすること、そして成熟の邪魔をしないことがポイントである。

コスズメ6匹、捕殺。

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夕刻、ミニトマトの誘引、収穫。家族二人が食べるにほどほどの量が収穫できた。

終了は午後7時。次第に日暮れが早くなってきているのがわかる。

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2017年8月2日 水曜日 晴れ/曇り やや暑い・蒸し暑い

朝から、ブドウの芯止めの続き。ブドウの管理作業の中ではとても簡単な作業である。ただし、効果のほどは要注意。簡単に芯止まりしないものもあるかもしれない。

昨日と今日とで1300本、簡単に一巡することができた。コスズメ、今日も6匹。その他、カメムシやヨガの卵集団多数を排除。

それから、自走式草刈り機で圃場まわり・リンゴ畝まわりなどの草刈り。

昼休みを挟んで、

今日は市役所に農地に関する相談に行ってきた。

次いで、自走式草刈り機でブドウ垣根下の草刈り。今日は6列・12往復まで。自走式になって楽になったとはいえ、額から汗がたらたらと落ちてくる。

さらに、赤クローバーの畝を草刈り機で刈ってみた。フレールモアで行うつもりであったが、折角軟らかくなっている土を踏みしめない方がより良いだろうと思い、自走式で刈ってみたのである。伸びきった赤クローバーは非常にヴォリュームがあって、小さな草刈り機には荷が重い感じでウンウンだったが、なんとか刈り払えた。こうして草刈りを綺麗に行うと、圃場はなかなか整った手入れの行き届いた感じに見える。残るは、百日草やムギワラギク周りの強雑草たちである。それからブドウ垣根の7列も。

夕方、19:30終了。帰りがけ、(いつも注目して参考にさせていただいている)お隣のNさんのバッカスの圃場を見たら、綺麗に芯止めされていた。今がちょうどそういう時期なのだ。Nさんとぴったり同じ日に我が畑のバッカスも芯止めできたのは、どことなく嬉しい。

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2017年8月3日 木曜日 曇りのち晴れ(強烈な真夏の陽射し)

朝、自宅の庭にて:
鉢にバラまきして管理していた白花除虫菊をポットに鉢上げする。9cmポットで120鉢、それから128ウェル・ペーパーポットにチェカー-ボード植えで50株程度。意外と時間がかかった(よくあることであるが)。

ほかに2枚の128ウェル・ペーパーポットが2プレートで60株程度は育っているので、230株程度の苗を養成できそうである。9月頃までにこれを定植するとしたら、1mに9本として、30メートルほどの畝が必要となる。1mに6本であれば、40メートルの畝が必要。一方、今年は綺麗な花を咲かせて楽しませてくれた赤花除虫菊、この夏の暑さのおかげでかなり枯れてしまった株も多いようだ。株分けないし植え替えは行った方が良いかもしれない。どこへ? 今空いているのは、ニンニクの跡地である。ジャガイモの跡地も候補であるが、早めに仕事を進めるという観点からは、今からニンニクの跡地を整備していくのが望ましいだろう。

午前中、ブドウ畝の垣根下の草刈り。3列、3往復ほどのところでお昼休み。お隣のAさんと立ち話。

風は涼しいが、強烈な夏の陽射しである。車の車内はかなりの高温となる。

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マグネシウム欠乏症状に関して:
シャルドネの新梢の基部の葉っぱにマグネシウム欠乏症状がみられるものを散見する。
1)土壌に苦土成分が少ない場合、
2)カリ肥料の過剰施肥により樹へのマグネシウム吸収が妨げられる場合、
3)樹勢が強すぎる場合、
以上の場合に大別されるとのこと(原色果樹病害虫百科・ブドウ・農文協、より引用)。
本園の場合は、シャルドネの元気に育っている株だけに見られることから、「樹勢が強すぎる場合」に該当するのではないかと思われる。

一般に要素欠乏症状として、葉脈間が黄色くなり、葉脈だけが緑色に残る「トラ葉」(マグネシウム欠乏)、果実の着色不良で、ゴマシオ状になる症状(マンガン欠乏)、葉の周辺が褐変し、裏側へカールしてくる症状(カリ欠乏)、果実にアンが入ったようになる「アン入り果」やエビのように曲がる「エビ果」(いずれもホウ素欠乏)などがあります。いずれも総合微量要素肥料を施用します。普段から堆肥など有機物を用いた「土づくり」を行うことで、微量要素欠乏を軽減(あるいは防ぐ)することができます。(環境農林水産 質問BOXより引用: ブドウなどで発生する生理障害について http://www.kannousuiken-osaka.or.jp/faq/norin_kaju/doc/2014031000906/)

ブドウ マグネシウム欠乏 JA愛知のサイト「作物の生理障害図鑑」より以下引用 http://www.ja-aichi.or.jp/hiryounouyaku/fert/sick.html
症状 下葉や果実付近の葉がモザイク状に葉脈間が黄化し早期に落葉する
発生原因 カリやカルシウムの過剰による拮抗作用でマグネシウム欠乏症が発症する事もあるが、殆どが流亡しやすいマグネシウムを十分施用していないため発症している。苦土は葉緑素の必須成分で、欠乏すると葉緑素が作れなくなり葉脈間が黄化する。

補註 総合微量要素肥料に関して・・
たとえば、Zボルドーなどの散布時に葉面散布の液肥を使うことができるか?

ウェブ情報によると・・
葉面散布肥料は一般に酸性のものが多い・・・アルカリ性の農薬や液肥との混用は避ける
窒素・リン酸・カリ・マグネシウムなどの多量要素は葉面散布 だけで補うことは困難
総合微量要素剤は予防に使う 緊急対策には効果が低い!! Mg 硫酸マグネシウム 2%(イネ0.5~1%) 効果発現に3~5週間
(http://www.shk-net.co.jp/web/img/webdata019.pdf より引用 補註 この清和肥料のpdf資料はよくまとめられていて参考になる)

補註 Zボルドーはアルカリ性とのことなので、葉面散布肥料との混用は避けた方が良いらしい。

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午後、垣根下の草刈りの続き。4往復ほど。2日、3回に分けて、一巡できた。自走式なので作業は楽である。ただし、新梢の表層を傷つける(「アオ剥け」の状態に見える)ことがあるので、あまり厳しく株元を攻めない方が良さそうだ。その場合、残った強雑草をどう扱えば良いか?

その後、百日草とムギワラギクの株周りの草取り。

お隣のTさんからさまざまアドバイスをいただく。

すっかり昏くなってしまった。

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2017年8月4日 金曜日 曇り一時雨

畑仕事は休み。

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2017年8月5日 土曜日 晴れ

朝、ジョイフルのお店で資材購入。今回は耐火レンガブロックも購入した。

午後、硫酸マグネシウム(7水塩?・25%・20kg袋)施肥。40kg。(追記:8月7日にさらに80kg追加施肥)

トマト、インゲン、タマネギなどの収穫。百日草・ムギワラギクの畝の草取り。

お隣のAさんが、畑を案内してくださった。私たちのブドウ畑、そしてリンゴの列が、西からの光線を受けて、柔らかな逆光でとても美しく見えた。いつも畑の中にいて近景として見るか、それとも展望台まで行って遠景としてみるか、いままでそのどちらかだったが、今回、この中距離とでもいえる位置から畑を眺めることができた。Aさんには来年のソバ栽培のご指導を頂けるようお願いした。タネと刈り取り手配などに関して農協で相談するようアドバイスをいただく。早速月曜日に行ってこよう。

お隣のNさんのお家、留守だったので、家人の手作りの農産加工瓶のお土産をドアに置いておく。

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2017年8月6日 日曜日 晴れ

朝、ヒロシマ追悼の長いサイレンが鳴る。8時15分、72年前。

ちょうど出かけるところのNさんにお会いできたので、ご挨拶。お土産に、大きなスイカ2個、トマトいっぱいをもらった。

恒例のZボルドー・愛媛AI散布。家人のSS作業は手慣れたものになった。私は背負い動噴でリンゴと挿し木ブドウ苗、それに、今回自宅の庭から運んできた今年の鉢植え挿し木台木苗、に散布。挿し木苗の生育が盛んで、12リットルでは足りなくなりそうだった。次回からは15リットルとしよう。(追記:8月7日現在、鉢植えの挿し木苗にボルドー液の薬害は見られない。元気そうである。)

軽トラに積んでいた愛媛AIのボトルの蓋を閉め忘れていて、軽トラを降りたときには荷台にすっかりぶちまけてしまっていた。大損失である。

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真昼は陽射し強く、暑くて働けない。ただし、自宅の室内も極暑である。サーキュレータで風を送って暑さをやり過ごす。

夕方、Yさんの売店で、2014のツバイゲルトレーベを購入。これは、3年前の夏にずっと私たちが灰カビの実を取り除く世話をしたブドウがワインになったものだ。 

百日草やムギワラギク、ダイズやアズキの畝の草取り、続き。タマネギ、トマトの収穫。

やはりすっかり昏くなってしまった。

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2017年8月7日 月曜日 晴れ(日中は猛暑・夕方は涼しい)

朝から早速、百日草・ムギワラギク・ダイズの畝の草取り、続き。マニュアルで草取りするのは骨の折れる作業である。ロータリー管理機で中耕除草と土寄せ。逆転でスムーズに土寄せすることができた。今日の土の乾き具合がベストコンディションのようだ。ただし、ロータリーンにずいぶんと草が絡みついてしまい、取りはらうのに苦労した。抜いた草の置き方には、中耕の際に邪魔にならないよう工夫が必要。

トマトの収穫。水道で洗ってその場で食べる。こんな食べ方が一番合っているようだ。

午前中の草取り仕事で時間が押してしまい、お昼を食べることも省略して、アポの取れた農協M支所へ。来年のソバ栽培に関して相談し、概要をお教えいただいた。また、出資を増やして農協の正組合員になることに。それらの書類手続などに関しても進めた。

夕方、農協・本所で資材購入に関する手続のための書類をいただく。保証人の署名押印が必要。肥料・ガソリンなども購入。

硫酸マグネシウム・4袋80kg追加施肥。葉っぱのマグネシウム欠乏症状はひどく目立つようになってきた。施肥したからといって今すぐにこの葉っぱの色が消えるというわけではないのが残念である。これ以上進まなければ上出来と考えなければならない。私のブドウ畑は全体に葉っぱの色が淡い、窒素不足の雰囲気だ。徒長は全く無いのだから、貧栄養と言えるだろうか。来年に向けてどんな施肥計画を立てるか。

ヒマワリ、パレット咲きのプラドレッドやミラクルチョコレートの子孫たちが綺麗に咲いている。コスモス・センセーションも咲き始めた。一方、ロシアヒマワリ(大輪)の方は、なかなか咲いてくれない。密植されるのは苦手なのかもしれない。

カボチャ、最初に植えた群、スィートコーンの隣の列のものが、枯れ始めている。茎をみると、去年と同じ、立枯病の枯れ様だ。一挙に全株に広がるという去年のような勢いではないが、じわじわと迫ってきているのを感じる。最後に植えた、モミガラをいっぱい入れた畝のカボチャたち(カチワリ・K7・長野在来ハッパード)には今のところ症状は出ていない。これには少し期待している(が、その場所こそ、去年のカボチャが全滅した場所そのものなのである)。

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2017年8月8日 火曜日 晴れ

農作業はお休み。今日はL氏が帰ってくる。

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菜園日誌 170726-170731 続コスズメ、他。

2017年7月26日 水曜日 晴れ

快晴の爽やかな朝。朝からブドウの整枝誘引、そして主にコスズメとコガネムシ退治である。午後2時までの6時間で、8列半、850本を見てまわった。ソーヴィニヨン・ブラン(400本)で16匹、シャルドネ(200本)で8匹、バッカスと5C(250本)で、7匹、計31匹のコスズメを見つけた。そのうちの一匹は、被害の痕がある木にムシが見つからないため、試しに苗の根元に繁っている草を抜いてみたところ、大きなコスズメ幼虫を見つけたものである。終齢幼虫で充分に食い足り、これから蛹になろうとしていたのであろうか。根元を掘れば見つかることがあるとの貴重な成功例をもとに、その後は、被害樹の地上の枝を探しても見付からない場合には根元の草を抜いてみるという試みを続けたが、結局一匹も見つけることはできなかった。諺でいうなら「柳の下にドジョウは居らぬ」ということになろう。

取っても取ってもまた見つかる・・果てしなくコスズメ探索を続けているうちに時間はどんどん過ぎ、夏の強烈な陽射しの下、意識が途切れそうになる。

午後は残りのブドウも見てまわるつもり。これ(コスズメ退治)ばっかりで時間が過ぎるのはややもったいない気持ちがする。

大きいのを見つけると、すでに時遅しの状態である。大きいのを見つけた時点で、その枝の成長点とその近傍は丸坊主(ないし全体ほとんど丸裸)にされている、つまり防(除)は半ば失敗である。小さいものを見つけなければならないが、これは非常に見つけにくい。大きいものと巨大なものを4匹みつけても中ぐらいのもの1匹を見つけるのがやっとである。「大きいので防除は簡単である」と書いてあるものをどこかで見たことがあるが、何という愚かな記載であろうか。農作業というものをやったことのない人の戯言であろう。

それでも、小さなコスズメ幼虫(捕まえると、ひ弱な感触である)を見つけることもあるので、私の見回り作業は少しは役立っているはずであるが。

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ためしにバッカスでも元気に育っているものをψ誘引仕立てにしてみた。この作業はこの時期には(新梢が柔軟なため)容易(たやす)い。数週間前のように根元でポキッと裂けてしまう危険も少なそうだ。ただし、今の新梢が来年の春の段階で「木」になっていなければ、冬の間に枯れてしまうわけで、今の仕立て作業は全く無駄になってしまう。来年の春に垣根に結わえ付けるときに仕立てるのとどちらが賢いか、もう少し経験を積まないと答えられない。

今回の株間は1.5メートルであるが、シャルドネのように元気よく育つのを見ていると、株間はもっと広く、たとえば2メートルでも充分だったかもしれない。来年の新植からはそうしてみようか。

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午後、続き。シャルドネ、7列8列、バッカス、9-11列、計450本で、コスズメはシャルドネに17匹、バッカスに11匹、計28匹。午前の31匹との総計は59匹、今期最悪の成績となってしまった。

今日は一日で1300本、全部見てまわったのである。所要時間は計8時間。コスズメやマメコガネのことを考えずにブドウの来年の姿だけを考えることができればもう少し良い農作業ができたのではないかと思うと残念である。水泳しているときに今何メートル泳いだところかカウントしているとそればっかりしか考えられないように、コスズメをカウントしているとその数ばかりが頭の中で反芻されて他の賢いことが考えられない。コスズメの数を数えるのも最初は悪くないが、やや不毛である。退治したコガネムシ(主にマメコガネ;結構多勢で、ひどく葉っぱを食い荒らしている)の数を今では全く数えていないように、コスズメの数を数えるのも今日で終わりにしようか・・と思う。みつよつ、ふたつみつ、そして、いっぱい・・というぐらいの意識で軽くとらえ、主には、来年の結果母枝を如何に今充実させられるか等々の本質的なことを考えながら作業を進めることにしよう。

終わったのは19時半。明日は農作業はお休みである。

プロモーションのためにブドウや圃場の写真を撮影した。

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2017年7月27-28日 木曜日(曇り)・金曜日(曇り一時雨)

農作業は休み。プロモーションスライドにレジェンドを付けてL氏に送った。

フランス・ドゥヴァールという動物行動学者のエッセイで、最近の霊長類エソロジーの勉強。

農文協の百科「ブドウ」の関連項目を読み通した。現代農業の「モミガラ」特集を通読(再)。ハクビシン・アライグマの生態と防除の簡単な本も読む。(今までほとんど知らなかったのであるが、危険は迫ってきている)。落ち着いて座学のできた2日間だった。

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2017年7月29日 土曜日 晴れ

午前中、ブドウの垣根の見回り。バッカスの3列(約250本)で、コスズメ7匹、捕殺。今日から数えるのはやめているのだが、やはり科学的に合理的に考えるには数字は捨てがたい(ので、ついつい数えてしまう)。バラ、トランクィリティ、一輪、切り花に。

切り花などしているおり、お隣のAさんが私たちの畑にいらっしゃった。Aさんからお隣の土地を売りに出すことにしたとの話を伺った。もし手を挙げるのであれば、早めに市の農林課Wさんに話に行くようにと言われた。

午後は、百日草・エダマメの畝の草取り。ロータリー管理機で中耕を行おうとしたが、爪がうまくはいらず、滑って走り出し、とても危ない。(「現代農業」によると、最初の40cmほどを逆転で耕し、土を噛んだところで、正転で続けて行くのがよい、とのこと。次回はそれでやってみよう。)

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2017年7月30日 日曜日 晴れ

朝、ブドウの垣根を見て回る。6列(300本)で、コスズメ5匹。

ソルゴーに施肥。今回は、昨日ジョイフルで購入した尿素(46%窒素)。インゲン(ムラサキ菜豆)に追肥。

トマトに支柱240cmを追加。

お隣のAさんからラズベリーが最盛期とのこと、伺う。お昼前、Aさんの畑でラズベリー狩り。

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午後は、圃場整備のため、モミガラ運び。軽トラにモミガラ袋で12袋ずつ、4往復。計48袋(50リットルとして2400リットル)で、通路12、13、5の3レーン、約240メートルの凹になっている個所にモミガラを敷いて整備。

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2017年7月31日 月曜日 雨時々曇り

朝から雨。畑仕事は休み。7月最終日のちょうど良い区切りなので、記録の整理などを行った。(記録の整理その他、私はずいぶんと不得手だ。)

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