カテゴリー別アーカイブ: 菜園日誌

菜園日誌 170809-170817

2017年8月9日 水曜日 曇り時々小雨

午前中、来年・再来年の植え付けのためのブドウ苗の予約のFAXを苗木屋さん宛に送る。新しい品種なども積極的に試してゆく予定である。

L氏と一緒に畑仕事、今日が初日。ブドウ畑に施肥、鶏糞ペレット、ふた握りずつ(約150グラム)。総計は、210kg程度(15kg袋で14袋ほど)。次いで、トマトの収穫、誘引整枝の指導。これから1か月、L氏がトマトの管理を行ってくれることになった。タマネギの収穫。ベビーコーン収穫。インゲン(ムラサキ菜豆)収穫。雨が降り出したので、早めに撤退。帰り道、隣のAさんのところに寄って情報交換。Aさんの庭のコンテナ倉庫の中に入ると、驚くほどの洒落たくつろぎバーベキュースペースに改造されていて感心した。

ブドウが落ち着いているので、少し時間にゆとりができてきている。

**

2017年8月10日 木曜日 曇り

朝、L氏とブドウの畝を見てまわる。秋伸びさせないための芯止め作業。トマトの収穫。ベビーコーン収穫。タマネギ収穫。インゲン収穫。(この辺りの記載は昨日と全く同じルーティーンである)。

お昼前に市役所・JAに行き、事務手続などを行った。

**

ソバ栽培について営農相談情報: 一俵は約45kg、タネは4〜5万円と高く、収穫物は一俵が1万円。流通機構の不思議?ーーとはいえ、悩ましい情報で気分は曇り空。当初の5俵・3.7haを大幅に見直し、2俵・1.5haからスタートするのが用心深い進め方かもしれないと・・就眠前、起床時にあれこれ考える(8月11日朝、追記)。

**

L氏に管理機作業のオリエンテーション。下仁田ネギの列に土寄せ。これで、10日もしたら美味しい下仁田ネギに育つはずである。

その隣のタマネギは全収穫。植え付けが遅れたタマネギなので、小さいが、病気にならず、しっかりしまった美味しいタマネギになった。小さいのですべて自宅で消費。

トマトの誘引整枝。

夕方はL氏とスィートコーンのキツネ除け柵の設置を行う。1cmグラスファイバーポール(シカ電牧柵用のもの)を流用してみたので、ポールの設置は容易であったが、ネットを張り付ける段になって、ファイバーポール専用のクリップを持ってこなければネットを保持できないことに気づいた。自宅の2階に置いてあるので、完成は明日に持ち越し。なお、このキツネ除けは、アライグマには無効である。アライグマは簡単にネットを登って内部に侵入できるから(参考:農文協のおもしろ生態・かしこく防ぐハクビシン・アライグマ本を参照した)。アライグマにやられるようなら、電柵を用いる必要があるが、いずれにせよ来年の課題。

スィートコーンを3本、収穫。良く実って絶好の収穫時期となった。(ということは、ネット張りは数日遅れてしまったようだ。狐さん家族はもっと美味しい農家のトウモロコシが狙い目と狙っているのであろうか、それとも今年は俊敏なお母さん(またはお父さん)の捕らえてくるウサギで満ち足りているのか。助かった・・来年もしネット張りをするとしたら、計算日よりも1週間は早めに設置すべきかもしれない)。

**

カボチャ・ロロンを1個、初・試験収穫。若取りである。立枯病で枯れてくるのが心配である。今年は畑の3個所に分散してカボチャを育てているが、すでに2個所で立枯が始まっている。一昨年まで立派なカボチャ・スイカ畑だったのに、私が管理するようになった去年から、カボチャの収穫は皆無に近い。今年もそうなってしまった場合には、ウリ類の栽培は10年か20年(ただしフザリウムはもっと長命)はこの畑ではできないような気がしている。

*****

2017年8月11日 金曜日 曇り時々小雨

朝、家族でスィートコーンのキツネ除け囲い作業を遂行。キツネに関してはこれで大丈夫だろう。(ただ、今年はキツネはこのスィートコーン畑には来ないことにしていたのだろうけれど)。家人はニンジン畑の草取り。間引きを兼ねての試験収穫。

ブドウ畝の見回り、芯止め作業。ヨトウムシなどの卵集団を多数排除。雨が降ってきたので、お昼前に撤収。

**

ホームセンターに買い物。コンクリートブロック・16個。コンパネ・8枚。力持ちのL氏がいるのでスムーズである。昨年秋に一人でコンパネ12枚を運んだときは重労働であったのを思い出す。

畑の隅に水平を取り、コンクリートブロックを並べ、その上に耐火レンガを並べて、簡易な焼却窯を設営。もう少し工夫を加えれば、刺多きオニアザミやフザリウムに冒されたカボチャヅルなどを焼くことができそうだ。なお、このブロックやレンガは9月の上旬には片付けて倉庫にしまう予定。冬の北海道では凍害が強くて、水がかかって凍結融解が繰り返される場所に置いておくのは耐久性に難ありとのこと。

**

ブドウ畑の両脇のコスモスが咲き出して綺麗。ミラクルチョコレートの矮性パレット咲きヒマワリとの相性は良好と見える。ドランの描いた花の絵画のような景色となって嬉しい。

夕方、ブドウ畑を見てまわり、芯止め作業の追加。径10mm程度の白い紡錘のドームをブドウの葉裏に作って、中に多数(数十個)の灰色の卵を産みつける生物があり、以前から取り除いていた。が、ひょっとして蜘蛛の卵であればまずいと思っていた。今回、ちょうど孵ったばかりの現場を見つけた。虫眼鏡で覗いてみると、うごめいている小さな虫の集団は、まさに見慣れたヨトウムシ類のイモムシの幼虫(一齢幼虫)であった。L氏にもデモ。見つけ次第取り除いていたのは、正しい選択だったのだ。

ロケットストーブの脚の長さを調整して、倉庫の中に立ててしまえるようにした。コンパネ6枚を倉庫床に追加(アスファルト床の保護、並びに浸水時の物品の保護のため)。

かなり強い雨が降り出してきて撤退。

*****

2017年8月12日 土曜日 朝から降り続く雨

雨のため、畑仕事は休み。

**

除虫菊のペーパーポット苗のトレイに水が満杯! 不覚であった。ペーパーポットは水の抜けるトレイにセットすべきであろう。(あるいは今まで通り、雨の降る前の日に庇の下へと避難させておくことを心がけるべきだろう。ただし、自宅には庇のある部分は極小面積しかない)。

**

午前中、ホームセンターに買い物に行き、培養土を購入。ペーパーポットの除虫菊苗を9cmポットに鉢上げ作業。約135鉢、40リットルの培土で足りた。計算すると9cmポットには培土300ml程度を使っている。

**

午後、S農園さんからお電話あり、担当の方がお盆明けの17日頃までお休みのため、注文を受けて頂けるかどうかの連絡はそれ以後になるとのこと。大変丁寧にご連絡頂き、ありがたかった。(今回の私の依頼は、ピノノワール400本、ピノグリ200本の計600本である)。

*****

2017年8月13日 日曜日 小雨時々曇り

雨のため、畑仕事は収穫のみ。

エダマメ・サッポロミドリ、これからが旬。
スィートコーン、今が旬。10本を収穫。
トマト、調理用トマト・イタリアンレッド他、多数収穫。
ピーマン、少量。
ニンジン、小さいのを5本。
インゲン・ムラサキ菜豆、これも今が旬。
先祖の位牌の前に献げるために、百日草・ムギワラギクを切り花に摘む。

ご近所にL氏帰省のご挨拶。L氏の東京のお菓子と、家人のラズベリー・チョコレート・ジャムが手土産。メロン、トマトジュースなど、お返しにいろいろともらって・・ありがたい。

斜向かいのNさんから、中古の倉庫を譲っていただけるとのお話をいただき、検討開始。今のカスケード倉庫に対してどのような位置に配置するのが良いのだろうか。

お昼には、さっき収穫したばかりの野菜を梅味噌ディップスなどで食す。取り立ての野菜の甘さ・本来の香りを家族で楽しんだ。

*****

2017年8月14日 月曜日 曇り

畑のコンディションが悪く、畑仕事は収穫のみ。エダマメ、トマト、ニンジン少量、スィートコーン。

*****

2017年8月15日 火曜日 曇り時々晴れ

朝、畑のいちばん南端に設置した竈に鉄網を置いて炭火をおこしてみる。意外と炭に火が付きにくい。オイル交換の時にとっておいた廃油を使うと、確かに良く燃える。しかし、大きな炭の塊に火が付くかというと、そうでもない。この春に切っておいた楊などの雑木は今ではよく乾いてまずまず良く燃える。ゆっくりこれらを燃しているうちに漸く炭にも火が付くといった感じである。せっかくなので、畑でトマト、

さて、ついで、水道のホースの付け替え。先日、水圧でホースが裂けてしまったので、今回はより丈夫なホースに付け替えた。

次いで、自走式草刈り機のL氏への講習と実技。

さらに、刈り払い機のL氏への講習と実技。

ブドウの畝、シャルドネを見てまわる。今日は、お隣のYさんが芯止めのアタッチメントを着けたトラクターを操縦していらっしゃった。芯止めの時期なのである。

**

午後はL氏と、倉庫前で軽トラに刈り払い機と自走式草刈り機を積み込み、アーモンド園へ。プラムの葉っぱが何者かにすっかり食べ尽くされていた。隣のウメは無傷であるから、不思議な偏食ぶりである。いずれは蝶や蛾の幼虫の仕業と思われるが、すべて巣立ってしまった後だろうか、葉っぱが無いこと以外に何も痕跡が残っていない。下手人をこんな形で取り逃がして気づかないでいたことは実に残念だ。

入口の草を刈り払い、アーモンド脇の草へと進む。セイタカアワダチソウやハギが鬱蒼と茂っているのを刈り払う。途中、自走式草刈り機のナタが伐木に突き刺さって抜けなくなり、往生した。2メートル以上ある樹をノコギリで切断し、木槌で叩いて、ようやく抜くことに成功した。夕刻になり、蚊の襲撃も受け、さらにスズメバチにも付きまとわれて怖い目にも遭い、早めに撤退となった。

自走式草刈り機のレバーのアールピンが脱落して、進行方向切替が不自由になった。部材を調達する必要がある。

*****

2017年8月16日 水曜日 曇り

朝、ブドウ垣根の見回りと芯止め作業続行。ヨガ系の卵の塊を各種見つけられるものの、幼虫はほとんど見つからない。天敵が活躍しているものと思われる。L氏と二人で400本のブドウを観察して、一匹もコスズメが見つからないため、コスズメ対策は必要ないものと判断した。べと病の徴候は皆無のため、今まで通り、Zボルドー水和剤などの予防剤のみで押していけると判断した。

自宅に帰り、軽トラに乗り換えて、畑に戻る。L氏と背負い式動噴でのボルドー液・愛媛AI散布作業(挿し木ブドウ苗・リンゴ)。私はL氏へのデモを終えた後、スピードスプレイヤーでブドウ垣根にZボルドー水和剤散布。14往復、約40分。軽油使用量、約3~4リットル。スムーズに終えることができた。

*****

2017年8月17日 木曜日 曇り

L氏の刈り払い機安全講習(6時間)のため、今日は札幌で過ごす。

*****

********************************************

菜園日誌 170801-170808

2017年8月1日 火曜日 晴れ

ブドウの芯止め:
この8月上旬でブドウの芯止めを行い、登熟に向かわせる・・ということで、今日の誘引整枝作業は主に芯止め。5月の芽生え以来、2ヶ月半にわたってずいぶん伸びてきたのだけれど、これからは伸びるのはやめて、草から木になって欲しい・・という形で茎の成熟を目指して育てたいのである。

真夏の今、早くも秋に向けて「これ以上は伸びさせない」というのは如何にも寂しいような気持ちになる。

しかし、「秋伸び」は無意味、ないし有害である。実際、去年の8月下旬から9月にかけて伸びた茎は、結局は登熟できず、冬の寒さのおかげで梢の根元まですっかり枯れてしまったものがほとんどだったのである。どうやってブドウ草がブドウ樹になるのを助けるか、それが今月からのテーマである。

・・とはいうものの、すでにブドウたちは節間が詰まり、成長点も細っこいものがほとんどである。すなわち、私が手助けしなくても私の畑のブドウたちはすでに成長モードから成熟モードに切り替わりつつある。わたしが行うのは、ほんの少しでよいから人為的なバイアスをかけて、木への成熟を後押しすること、そして成熟の邪魔をしないことがポイントである。

コスズメ6匹、捕殺。

**

夕刻、ミニトマトの誘引、収穫。家族二人が食べるにほどほどの量が収穫できた。

終了は午後7時。次第に日暮れが早くなってきているのがわかる。

**

2017年8月2日 水曜日 晴れ/曇り やや暑い・蒸し暑い

朝から、ブドウの芯止めの続き。ブドウの管理作業の中ではとても簡単な作業である。ただし、効果のほどは要注意。簡単に芯止まりしないものもあるかもしれない。

昨日と今日とで1300本、簡単に一巡することができた。コスズメ、今日も6匹。その他、カメムシやヨガの卵集団多数を排除。

それから、自走式草刈り機で圃場まわり・リンゴ畝まわりなどの草刈り。

昼休みを挟んで、

今日は市役所に農地に関する相談に行ってきた。

次いで、自走式草刈り機でブドウ垣根下の草刈り。今日は6列・12往復まで。自走式になって楽になったとはいえ、額から汗がたらたらと落ちてくる。

さらに、赤クローバーの畝を草刈り機で刈ってみた。フレールモアで行うつもりであったが、折角軟らかくなっている土を踏みしめない方がより良いだろうと思い、自走式で刈ってみたのである。伸びきった赤クローバーは非常にヴォリュームがあって、小さな草刈り機には荷が重い感じでウンウンだったが、なんとか刈り払えた。こうして草刈りを綺麗に行うと、圃場はなかなか整った手入れの行き届いた感じに見える。残るは、百日草やムギワラギク周りの強雑草たちである。それからブドウ垣根の7列も。

夕方、19:30終了。帰りがけ、(いつも注目して参考にさせていただいている)お隣のNさんのバッカスの圃場を見たら、綺麗に芯止めされていた。今がちょうどそういう時期なのだ。Nさんとぴったり同じ日に我が畑のバッカスも芯止めできたのは、どことなく嬉しい。

**

2017年8月3日 木曜日 曇りのち晴れ(強烈な真夏の陽射し)

朝、自宅の庭にて:
鉢にバラまきして管理していた白花除虫菊をポットに鉢上げする。9cmポットで120鉢、それから128ウェル・ペーパーポットにチェカー-ボード植えで50株程度。意外と時間がかかった(よくあることであるが)。

ほかに2枚の128ウェル・ペーパーポットが2プレートで60株程度は育っているので、230株程度の苗を養成できそうである。9月頃までにこれを定植するとしたら、1mに9本として、30メートルほどの畝が必要となる。1mに6本であれば、40メートルの畝が必要。一方、今年は綺麗な花を咲かせて楽しませてくれた赤花除虫菊、この夏の暑さのおかげでかなり枯れてしまった株も多いようだ。株分けないし植え替えは行った方が良いかもしれない。どこへ? 今空いているのは、ニンニクの跡地である。ジャガイモの跡地も候補であるが、早めに仕事を進めるという観点からは、今からニンニクの跡地を整備していくのが望ましいだろう。

午前中、ブドウ畝の垣根下の草刈り。3列、3往復ほどのところでお昼休み。お隣のAさんと立ち話。

風は涼しいが、強烈な夏の陽射しである。車の車内はかなりの高温となる。

**

マグネシウム欠乏症状に関して:
シャルドネの新梢の基部の葉っぱにマグネシウム欠乏症状がみられるものを散見する。
1)土壌に苦土成分が少ない場合、
2)カリ肥料の過剰施肥により樹へのマグネシウム吸収が妨げられる場合、
3)樹勢が強すぎる場合、
以上の場合に大別されるとのこと(原色果樹病害虫百科・ブドウ・農文協、より引用)。
本園の場合は、シャルドネの元気に育っている株だけに見られることから、「樹勢が強すぎる場合」に該当するのではないかと思われる。

一般に要素欠乏症状として、葉脈間が黄色くなり、葉脈だけが緑色に残る「トラ葉」(マグネシウム欠乏)、果実の着色不良で、ゴマシオ状になる症状(マンガン欠乏)、葉の周辺が褐変し、裏側へカールしてくる症状(カリ欠乏)、果実にアンが入ったようになる「アン入り果」やエビのように曲がる「エビ果」(いずれもホウ素欠乏)などがあります。いずれも総合微量要素肥料を施用します。普段から堆肥など有機物を用いた「土づくり」を行うことで、微量要素欠乏を軽減(あるいは防ぐ)することができます。(環境農林水産 質問BOXより引用: ブドウなどで発生する生理障害について http://www.kannousuiken-osaka.or.jp/faq/norin_kaju/doc/2014031000906/)

ブドウ マグネシウム欠乏 JA愛知のサイト「作物の生理障害図鑑」より以下引用 http://www.ja-aichi.or.jp/hiryounouyaku/fert/sick.html
症状 下葉や果実付近の葉がモザイク状に葉脈間が黄化し早期に落葉する
発生原因 カリやカルシウムの過剰による拮抗作用でマグネシウム欠乏症が発症する事もあるが、殆どが流亡しやすいマグネシウムを十分施用していないため発症している。苦土は葉緑素の必須成分で、欠乏すると葉緑素が作れなくなり葉脈間が黄化する。

補註 総合微量要素肥料に関して・・
たとえば、Zボルドーなどの散布時に葉面散布の液肥を使うことができるか?

ウェブ情報によると・・
葉面散布肥料は一般に酸性のものが多い・・・アルカリ性の農薬や液肥との混用は避ける
窒素・リン酸・カリ・マグネシウムなどの多量要素は葉面散布 だけで補うことは困難
総合微量要素剤は予防に使う 緊急対策には効果が低い!! Mg 硫酸マグネシウム 2%(イネ0.5~1%) 効果発現に3~5週間
(http://www.shk-net.co.jp/web/img/webdata019.pdf より引用 補註 この清和肥料のpdf資料はよくまとめられていて参考になる)

補註 Zボルドーはアルカリ性とのことなので、葉面散布肥料との混用は避けた方が良いらしい。

**

午後、垣根下の草刈りの続き。4往復ほど。2日、3回に分けて、一巡できた。自走式なので作業は楽である。ただし、新梢の表層を傷つける(「アオ剥け」の状態に見える)ことがあるので、あまり厳しく株元を攻めない方が良さそうだ。その場合、残った強雑草をどう扱えば良いか?

その後、百日草とムギワラギクの株周りの草取り。

お隣のTさんからさまざまアドバイスをいただく。

すっかり昏くなってしまった。

*****

2017年8月4日 金曜日 曇り一時雨

畑仕事は休み。

*****

2017年8月5日 土曜日 晴れ

朝、ジョイフルのお店で資材購入。今回は耐火レンガブロックも購入した。

午後、硫酸マグネシウム(7水塩?・25%・20kg袋)施肥。40kg。(追記:8月7日にさらに80kg追加施肥)

トマト、インゲン、タマネギなどの収穫。百日草・ムギワラギクの畝の草取り。

お隣のAさんが、畑を案内してくださった。私たちのブドウ畑、そしてリンゴの列が、西からの光線を受けて、柔らかな逆光でとても美しく見えた。いつも畑の中にいて近景として見るか、それとも展望台まで行って遠景としてみるか、いままでそのどちらかだったが、今回、この中距離とでもいえる位置から畑を眺めることができた。Aさんには来年のソバ栽培のご指導を頂けるようお願いした。タネと刈り取り手配などに関して農協で相談するようアドバイスをいただく。早速月曜日に行ってこよう。

お隣のNさんのお家、留守だったので、家人の手作りの農産加工瓶のお土産をドアに置いておく。

*****

2017年8月6日 日曜日 晴れ

朝、ヒロシマ追悼の長いサイレンが鳴る。8時15分、72年前。

ちょうど出かけるところのNさんにお会いできたので、ご挨拶。お土産に、大きなスイカ2個、トマトいっぱいをもらった。

恒例のZボルドー・愛媛AI散布。家人のSS作業は手慣れたものになった。私は背負い動噴でリンゴと挿し木ブドウ苗、それに、今回自宅の庭から運んできた今年の鉢植え挿し木台木苗、に散布。挿し木苗の生育が盛んで、12リットルでは足りなくなりそうだった。次回からは15リットルとしよう。(追記:8月7日現在、鉢植えの挿し木苗にボルドー液の薬害は見られない。元気そうである。)

軽トラに積んでいた愛媛AIのボトルの蓋を閉め忘れていて、軽トラを降りたときには荷台にすっかりぶちまけてしまっていた。大損失である。

**

真昼は陽射し強く、暑くて働けない。ただし、自宅の室内も極暑である。サーキュレータで風を送って暑さをやり過ごす。

夕方、Yさんの売店で、2014のツバイゲルトレーベを購入。これは、3年前の夏にずっと私たちが灰カビの実を取り除く世話をしたブドウがワインになったものだ。 

百日草やムギワラギク、ダイズやアズキの畝の草取り、続き。タマネギ、トマトの収穫。

やはりすっかり昏くなってしまった。

*****

2017年8月7日 月曜日 晴れ(日中は猛暑・夕方は涼しい)

朝から早速、百日草・ムギワラギク・ダイズの畝の草取り、続き。マニュアルで草取りするのは骨の折れる作業である。ロータリー管理機で中耕除草と土寄せ。逆転でスムーズに土寄せすることができた。今日の土の乾き具合がベストコンディションのようだ。ただし、ロータリーンにずいぶんと草が絡みついてしまい、取りはらうのに苦労した。抜いた草の置き方には、中耕の際に邪魔にならないよう工夫が必要。

トマトの収穫。水道で洗ってその場で食べる。こんな食べ方が一番合っているようだ。

午前中の草取り仕事で時間が押してしまい、お昼を食べることも省略して、アポの取れた農協M支所へ。来年のソバ栽培に関して相談し、概要をお教えいただいた。また、出資を増やして農協の正組合員になることに。それらの書類手続などに関しても進めた。

夕方、農協・本所で資材購入に関する手続のための書類をいただく。保証人の署名押印が必要。肥料・ガソリンなども購入。

硫酸マグネシウム・4袋80kg追加施肥。葉っぱのマグネシウム欠乏症状はひどく目立つようになってきた。施肥したからといって今すぐにこの葉っぱの色が消えるというわけではないのが残念である。これ以上進まなければ上出来と考えなければならない。私のブドウ畑は全体に葉っぱの色が淡い、窒素不足の雰囲気だ。徒長は全く無いのだから、貧栄養と言えるだろうか。来年に向けてどんな施肥計画を立てるか。

ヒマワリ、パレット咲きのプラドレッドやミラクルチョコレートの子孫たちが綺麗に咲いている。コスモス・センセーションも咲き始めた。一方、ロシアヒマワリ(大輪)の方は、なかなか咲いてくれない。密植されるのは苦手なのかもしれない。

カボチャ、最初に植えた群、スィートコーンの隣の列のものが、枯れ始めている。茎をみると、去年と同じ、立枯病の枯れ様だ。一挙に全株に広がるという去年のような勢いではないが、じわじわと迫ってきているのを感じる。最後に植えた、モミガラをいっぱい入れた畝のカボチャたち(カチワリ・K7・長野在来ハッパード)には今のところ症状は出ていない。これには少し期待している(が、その場所こそ、去年のカボチャが全滅した場所そのものなのである)。

*****

2017年8月8日 火曜日 晴れ

農作業はお休み。今日はL氏が帰ってくる。

*****

********************************************

菜園日誌 170726-170731 続コスズメ、他。

2017年7月26日 水曜日 晴れ

快晴の爽やかな朝。朝からブドウの整枝誘引、そして主にコスズメとコガネムシ退治である。午後2時までの6時間で、8列半、850本を見てまわった。ソーヴィニヨン・ブラン(400本)で16匹、シャルドネ(200本)で8匹、バッカスと5C(250本)で、7匹、計31匹のコスズメを見つけた。そのうちの一匹は、被害の痕がある木にムシが見つからないため、試しに苗の根元に繁っている草を抜いてみたところ、大きなコスズメ幼虫を見つけたものである。終齢幼虫で充分に食い足り、これから蛹になろうとしていたのであろうか。根元を掘れば見つかることがあるとの貴重な成功例をもとに、その後は、被害樹の地上の枝を探しても見付からない場合には根元の草を抜いてみるという試みを続けたが、結局一匹も見つけることはできなかった。諺でいうなら「柳の下にドジョウは居らぬ」ということになろう。

取っても取ってもまた見つかる・・果てしなくコスズメ探索を続けているうちに時間はどんどん過ぎ、夏の強烈な陽射しの下、意識が途切れそうになる。

午後は残りのブドウも見てまわるつもり。これ(コスズメ退治)ばっかりで時間が過ぎるのはややもったいない気持ちがする。

大きいのを見つけると、すでに時遅しの状態である。大きいのを見つけた時点で、その枝の成長点とその近傍は丸坊主(ないし全体ほとんど丸裸)にされている、つまり防(除)は半ば失敗である。小さいものを見つけなければならないが、これは非常に見つけにくい。大きいものと巨大なものを4匹みつけても中ぐらいのもの1匹を見つけるのがやっとである。「大きいので防除は簡単である」と書いてあるものをどこかで見たことがあるが、何という愚かな記載であろうか。農作業というものをやったことのない人の戯言であろう。

それでも、小さなコスズメ幼虫(捕まえると、ひ弱な感触である)を見つけることもあるので、私の見回り作業は少しは役立っているはずであるが。

**

ためしにバッカスでも元気に育っているものをψ誘引仕立てにしてみた。この作業はこの時期には(新梢が柔軟なため)容易(たやす)い。数週間前のように根元でポキッと裂けてしまう危険も少なそうだ。ただし、今の新梢が来年の春の段階で「木」になっていなければ、冬の間に枯れてしまうわけで、今の仕立て作業は全く無駄になってしまう。来年の春に垣根に結わえ付けるときに仕立てるのとどちらが賢いか、もう少し経験を積まないと答えられない。

今回の株間は1.5メートルであるが、シャルドネのように元気よく育つのを見ていると、株間はもっと広く、たとえば2メートルでも充分だったかもしれない。来年の新植からはそうしてみようか。

**

午後、続き。シャルドネ、7列8列、バッカス、9-11列、計450本で、コスズメはシャルドネに17匹、バッカスに11匹、計28匹。午前の31匹との総計は59匹、今期最悪の成績となってしまった。

今日は一日で1300本、全部見てまわったのである。所要時間は計8時間。コスズメやマメコガネのことを考えずにブドウの来年の姿だけを考えることができればもう少し良い農作業ができたのではないかと思うと残念である。水泳しているときに今何メートル泳いだところかカウントしているとそればっかりしか考えられないように、コスズメをカウントしているとその数ばかりが頭の中で反芻されて他の賢いことが考えられない。コスズメの数を数えるのも最初は悪くないが、やや不毛である。退治したコガネムシ(主にマメコガネ;結構多勢で、ひどく葉っぱを食い荒らしている)の数を今では全く数えていないように、コスズメの数を数えるのも今日で終わりにしようか・・と思う。みつよつ、ふたつみつ、そして、いっぱい・・というぐらいの意識で軽くとらえ、主には、来年の結果母枝を如何に今充実させられるか等々の本質的なことを考えながら作業を進めることにしよう。

終わったのは19時半。明日は農作業はお休みである。

プロモーションのためにブドウや圃場の写真を撮影した。

**

2017年7月27-28日 木曜日(曇り)・金曜日(曇り一時雨)

農作業は休み。プロモーションスライドにレジェンドを付けてL氏に送った。

フランス・ドゥヴァールという動物行動学者のエッセイで、最近の霊長類エソロジーの勉強。

農文協の百科「ブドウ」の関連項目を読み通した。現代農業の「モミガラ」特集を通読(再)。ハクビシン・アライグマの生態と防除の簡単な本も読む。(今までほとんど知らなかったのであるが、危険は迫ってきている)。落ち着いて座学のできた2日間だった。

*****

2017年7月29日 土曜日 晴れ

午前中、ブドウの垣根の見回り。バッカスの3列(約250本)で、コスズメ7匹、捕殺。今日から数えるのはやめているのだが、やはり科学的に合理的に考えるには数字は捨てがたい(ので、ついつい数えてしまう)。バラ、トランクィリティ、一輪、切り花に。

午後は、百日草・エダマメの畝の草取り。ロータリー管理機で中耕を行おうとしたが、爪がうまくはいらず、滑って走り出し、とても危ない。(「現代農業」によると、最初の40cmほどを逆転で耕し、土を噛んだところで、正転で続けて行くのがよい、とのこと。次回はそれでやってみよう。)

*****

2017年7月30日 日曜日 腫れ

朝、ブドウの垣根を見て回る。6列(300本)で、コスズメ5匹。

ソルゴーに施肥。今回は、昨日ジョイフルで購入した尿素(46%窒素)。インゲン(ムラサキ菜豆)に追肥。

トマトに支柱240cmを追加。

お隣のAさんからラズベリーが最盛期とのこと、伺う。お昼前、Aさんの畑でラズベリー狩り。

**

午後は、圃場整備のため、モミガラ運び。軽トラにモミガラ袋で12袋ずつ、4往復。計48袋(50リットルとして2400リットル)で、通路12、13、5の3レーン、約240メートルの凹になっている個所にモミガラを敷いて整備。

*****

2017年7月31日 月曜日 雨時々曇り

朝から雨。畑仕事は休み。7月最終日のちょうど良い区切りなので、記録の整理などを行った。(記録の整理その他、私はずいぶんと不得手だ。)

*****

********************************************

菜園日誌 170725 コスズメ

2017年7月25日 火曜日 曇り時々晴れ

朝、自宅の庭で育てているブドウ挿し木苗の若葉を観察していたら、極小のスズメガの幼虫に気づいた。小さくても、はっきりと尾角があるので、スズメガと知られる。体長3,4mmぐらい、細くてか弱い感じである。他にもいないかと捜してみると、2匹、2匹、計5匹を見つけた。恐らくはコスズメの一齢幼虫であろう。終齢幼虫との大きさの格差は巨大である。

**

ブドウの垣根を回って歩く。昨日も一巡しているので、今日まわるのは主にコスズメ退治が目標である。バッカスの5列、500本で、8匹のコスズメを見つけた。昨日まわった時には見逃していたものたちである。一昨日の日曜日から、5匹、27匹、8匹、計40匹(プラス、自宅の挿し木苗の5匹の若齢たち)を見つけている。

ちょうど主枝のトップの成長点を食べられ終えたところで捕まえた場合もあり、もう一時間早く見つけられていたなら・・と悔やまれる。

今日は午後から夕方で残りのシャルドネ、ソーヴィニヨンブランも見てまわるつもりである。

**

夕方、トマトの畝の草取りと、トマトの誘引整枝、そしてトマトの収穫。草取りに思わぬ時間を取られ、夕闇迫る頃となった。

こんなに昏くなっては、コスズメなど見つけられないだろうとは思いつつも、シャルドネの列を歩いてみると、いたのである! 結局、2列(S&Nの8列と6列、計200本)を歩いて4匹、大きいのを見つけてしまった。夕焼けの美しいたそがれ時で、シャルドネの成長点にしがみついているコスズメのシルエットが、静かで、かつ・・などと考えている場合ではなさそうだ。こんなに昏くても4匹も見つかるようでは(しかも、昨日すでに歩いた列ではないか!)、いったい何匹がこの畑で夜も休まず24時間営業でブドウの葉っぱを食べていることだろう。そう思うと恐ろしくなってくるのである。予定を変更して、明日も一巡してみなければならなさそうだ。

すっかり昏くなって、携帯電話画面で時計をみたら19時46分。

**

ウィキペディアによると・・・
コスズメ Theretra japonica Boisduval
翅開長:55-70mm
分布:日本全土
全身が褐色の小型のスズメガ。6-9月に見られる。幼虫は緑色乃至褐色で、ブドウ、ヤブカラシ、ツタなどを食べる。とのこと。

補註 「卵から孵化するのに数週間」とウィキペディアには書かれているので、もしそうであれば、この7月下旬の私のブドウ畑でのように猖獗を極めることが分かっていれば、もし農薬で防除するのであれば今から数週間前、たとえば7月の第一週ごろ(あるいは7月の上・中旬)までにたとえばIGR剤(Insect growth regulators;脱皮阻害剤)やBT剤(Bacillus thuringiensis;バチルス・チューリンゲンシス菌)などを使うべきだったのだろう。これらは、天敵にはほとんど影響をあたえることなく、ブドウの葉っぱを食べる蝶類の幼虫(と卵)に作用する薬剤・生物資材である。

補註 コスズメの形態に関しては、http://tpittaway.tripod.com/china/t_jap.htm にかなり詳しい記載があるが、幼虫が何齢まで脱皮を繰り返すのか、蛹になるまで標準で何日ぐらいか、などに関しては記載がない。今日、ブドウの挿し木苗で見つけた極小の一齢幼虫をブドウの葉っぱを与えて飼育してゆけば、うまくいけば、何回かの脱皮を経て蛹になるのか、観察して知ることができたのであるが・・今の農作業の忙しさ(多くが後手にまわっている)を考え合わせて、飼育して探究してみたいという気持ちを、ぐっとこらえたのであった。

補註 スズメガの成虫は超能力の持ち主で、時速50kmものスピードで飛べるし、またハチドリのようにホバリングもできる、とのこと。昨年、エビガラスズメの成虫を実体顕微鏡で見てみたが、それは華麗、ゴージャスな装飾美の貴婦人といった感があった。
 幼虫は(帆角・「ほづの」とでも名づけたいような)特徴的な尾角をピンと立てて名乗りを挙げる。逃げも隠れもしない、堂々としたものである。気立ては優しいようで、捕まえても咬んだり刺したりはしない。もちろん、毒針もない。眼を擬したような美しい模様もある。すべすべした肌を持っているので、捕まえるのに躊躇することはない。清潔そのものである。イモムシ(もとはといえばサトイモなどを食べるスズメガの幼虫のことをイモムシと呼んだらしい)の代表格である。
 このような無邪気な虫を目の敵にしてやっつけるのは、大変気の咎めることである。ヒトの農の営みでは、草食の小さな動物が「害虫」となることが多い。テントウムシ、蜘蛛、カマキリ、トンボなど、肉食の(もし大きければとても)恐ろしい動物が「益虫」とされて、農家の友である。こればっかりは、ヒトの都合によるものではあるが、変えることも避けることもできない。競合する食べ物を他者と争うことはヒトの農の宿命とも言えるかもしれない。
 私としては、1)無益なコスズメ殺生は一切行わず、しかし、2)ブドウの成長点を食べるコスズメは一匹たりとて生かさない、という方針を取りたい。1)は恐らく実行できているのだ。が、2)は前に述べたように、低い検挙率で止まっている。結局は、コスズメと私との闘争は、局所的には私が日々のバトルに(消耗戦を制して)勝ち続け、大局的に見ればコスズメ勢が種として大繁栄している(つまりコスズメの勝利に私=農家が美味しい餌を供給して貢献している)、という収支計算になっていそうである。

**

*****

********************************************

菜園日誌 170715-170724

2017年7月15日 土曜日 晴れ(快晴・今日も暑くなりそう)

朝から士別訪問。明日が雨降りの予報なので、夕方に防除作業を行う予定。ハードな一日になりそうである。

**

士別から帰って、夕方、防除作業。いつものように、Zボルドー水和剤800倍と愛媛AI200倍、展着剤にアビオンE1000倍を用いる。440リットルで各列(現在は計13列)を通って2方向から全ての苗に噴霧することができる。同時に背負い式の動噴で、ブドウ挿し木苗(バッカス・シャルドネ・ソーヴィニヨン・ブラン)とリンゴ苗16本、アンズ苗3本にも薬剤噴霧を行う。こちらは7.5リットル程度で足りる。

薬剤散布の前に、ブドウ挿し木苗の根元の草取りを行う。この1週間でヒエやメヒシバやスベリヒユのような本格的強雑草が急速に伸びてきている。家人はジャガイモ・インカの目覚めの根元の草取り。こちらの方はジャガイモの背丈を超えている。ジャガイモでもトウヤやピルカは成長旺盛で雑草を足元に控えさせているが、インカの目覚めは小さいので雑草に負けてしまうのである。

エダマメに追肥。硫安一握り/1メートル程度(現代農業の7月号(2017年)でエダマメの追肥の必要性について勉強した)。葉っぱを食い散らされる被害もあり、対策が必要である。(ヨトウムシ・ドクガいろいろ候補が考えられるが、見つけられず、確定できていない)

お隣のNさんからメロンを3個もいただいた。

**

*****

2017年7月16日 日曜日 曇りのち雨

朝、1.5メートル支柱では間に合わなくなってきたトマト苗に2.4メートル支柱を追加。日照りが続いていた所為もあり、地面が固くて、作業は難航。右肩の痛みが酷く、半分の十数本打ったところで、残りは次の雨降り後へ先送り。

ブドウに追肥。バッカスなどの9-13の5列に、鶏糞ペレットふた握り/株。そして、挿し木苗、リンゴ苗、アンズ苗、日本小菊や赤花除虫菊株にも同様の追肥。次いで、ニンジン、タマネギ、下仁田ネギなどの株元の草取り。ぶどう園の東西の脇に蒔いた緑肥ソルゴーなど、7月になって成長を始めたものの、窒素不足の黄緑色で、しかも赤さびが出て来ている。追肥が必要である。

ブドウはシャルドネの房の実がまんまるになってきた。今年は元気な株では少し成らせてみるつもりであり、成熟が楽しみである。バラは、フラゴナールとピエール・ド・ロンサールが美しく咲いている。ほかの薔薇たちは開花最盛期を過ぎて、花殻は摘んでもらい、今は夏休みの状況である。しっかり休ませて、秋には充実した「木」になってもらわなければならない。バラにも追肥、鶏糞ペレット4にぎり/株。

お隣のAさんがキュウリ・トマトその他野菜を下さる。ハスカップが収穫できるということでお誘いをいただく。空模様が怪しくなってきたので、自家の畑の世話はそこそこにして、Aさんのハスカップ園におうかがいし、今年2度目のハスカップ収穫をさせていただく。幾らも取らないうちに雨が降り出し、今日の農作業は(お昼前で)終わりとした。

午後、夕方、読書で過ごす。

*****

2017年7月17日 月曜日(海の日で祝日) 雨のち晴れ間、曇り時々雨

かなり強い数十ミリ程度の雨が断続的に降り、今日の畑仕事はお休みとした。この雨で昨日蒔いた大麦やエンバク、ヒマワリやポップコーン、それにマリーゴールド、シャンツァイ(コリアンダー)などもしっかり芽吹いてくれるはずである。

先日蒔いた白花除虫菊のタネは発芽率がそれほど高くはないが、それでも30-60本の苗は育てられそうである。夏の強烈な陽射しの下では、双葉の苗をチリチリに灼いたりしないよう、あるいは今日のような雨量の日にはトレイを水浸しにしないよう、いろいろと気をつかうことである。

**

午後、雨の晴れ間にブドウの誘引整枝。S1,N1,N2,S2,S5,N5。新梢の伸びは穏やかになってきた。節間は短く、主枝は細く。そこで、副梢の芯止めは葉を2,3枚残して爪で成長点を欠く要領で行う。

昨日からの雨で、大麦やエンバクの芽が出揃っている。きれいな列になってゆくのが楽しみ。

Nさん、Yさん、Aさんのお家によって、お礼のハスカップジャムとカボチャプリンを届ける。それぞれ昨日の夜、それから今日、家人が作った農産加工品である。

**

雨の夕方から深夜まで、Our Mutual Friend を読み進める。Book 4, ベラとジョンのランナウェイ(駆け落ち式)結婚。次いで、Chpter 6, 川沿いを並んで歩くユージーンとリジーの別れの場面、そしてすぐ後に続く、殺害重致傷事件。

*****

2017年7月18日 火曜日 曇り一時雨(朝のうち雨)

雨のため、畑仕事はお休み。
Our Mutual Friend を読了。
スクワット、132.5x3x1、107.5x8x3。
右肩関節痛が酷くて今日まで上半身の筋トレは差し控えていた。が、安静にしていても良くならず、却っていろいろと(背や左肩まで)痛くなってくる。筋トレ不足で身体のバランスがとれなくなってきている症状のようだ。そこで、軽い重量で始めて、幾つかの運動を行ってゆくこととした。

*****

2017年7月19日 水曜日 曇り(午後は涼しく、湿度も低く過ごしやすい)

ブドウの誘引整枝。月曜日の続き。主にシャルドネ。S6,N6,N7,S7,S8,S9それからN12。

マメコガネを十数匹捕まえる。葉っぱの被害も目立つが、ブドウの成長・成熟に大きな被害を残すことはない程度だ。卵、数カ所で見つけて除去。ちょうど孵ったばかりのカメムシの幼虫たちも一網打尽で捕まえた。不完全変態で、カメムシの形で孵る。(ちなみに、テントウムシは完全変態なので、卵の集団の傍でテントウムシのような雰囲気の虫の集団を見つけたとしても、それはテントウムシではなく、カメムシなどの不完全変態の昆虫が卵から孵った状況なのである)。ブドウの葉っぱの裏に、綿の塊のような白いドームが付いているもの、2個を除去。これは先日解剖してみたところ、卵であった。蛾の類いの卵か、はたまた蜘蛛の卵か、勉強不足でわからない。コスズメの大をシャルドネの列で見つけた。今期、現行犯で捕まえるのは初めてである。台木の5Cの列で、コスズメの中を見つけた。何と、バッカスを接ぎ木してやっと出てきた新葉の裏で見つけたのである。発見が一日遅れたなら、接ぎ木部分の葉っぱは完全に食いつくされていたことだろう。今日のところは、コスズメは2匹見つけただけであった。ほかにコスズメらしき食害の株を2,3見つけたが、下手人を見つけることができないので、コスズメとも断定できない。葉っぱを付け根から落とす(喰ってしまったように見える)虫には、ほかにクロヒメゾウムシがいる。マメコガネ、コスズメ、ともに直ちに危急の状況ではないので、耕種的方法で対応し様子を見ていく。コスズメ被害が激しくなる場合には農薬を使うこともやむを得ないだろう。

ブドウ苗では下葉が黄色くなっているものも見られるが、べと病の徴候は全くない。今のところ、予防に成功している。

大麦が芽生えて、耕した畑の上に緑の列ができて綺麗だ。

夕方は7時半まで。夏至から一ヶ月が過ぎ、日も短くなりつつある。バラの切り花。フラゴナール、ピエール・ド・ロンサール、レディオヴシャーロット。

ヒマワリが咲き始めている。プラドレッドとも、ミラクルチョコレートとも言えないようなパレット咲きの矮性ヒマワリが咲いている。自家採種だからいろいろな父親(花粉)由来の面白い花が見られるかもしれない。百日草も鮮やかに咲き始めた。

**

2017年7月20日 木曜日 曇り・時に晴れ間

朝、ビート、ポット苗の定植。20ポットほど。タネを蒔いてから1か月ほどしてからの定植となった。ポットに根が回っているというほどになっていないので、もう1週間ほど後でも良かったかもしれない。株間50cm、モミガラをいれておいた畝なので、植え付けは極めて簡単に終わる。

ついでブドウの誘引整枝。シャルドネ、バッカス、5C、ソーヴィニヨン・ブランの順で一巡を終え、午後3時半。7時間以上も延々とやっていたことになる。月曜日から今日の木曜日までで26列1280本の誘引整枝を一巡できた。主枝の伸びは落ち着いてきて、徒長を示すものはほとんど見られなくなった。節間は狭くなり、茎は細くなり、自然に芯止まりしてきたものも多い。8月上旬の一巡で芯止めしてまわるぐらいを考えている。

2,3週間前は脇芽がドッと吹き出してきた時期だったが、今は脇芽の活動は落ち着き、キーワードは「巻きひげ」である。成長点に巻き付いてUターンさせてしまうもの、成長点を折ってしまうもの、葉っぱをグルグル簀巻きにしてしまうもの、その他諸々の暴れようである。

コスズメ、大4、中2、小1、捕殺。他にコスズメは見つけられない被害苗多数・・いよいよコスズメ被害が本格的になってきた。対処しなければならない。来年の結果母枝を充実させるための大事な時期なのである。ほかに、ヨトウムシ5cm程度の細長いもの3匹、シャクトリムシ小1、緑色の卵の一群(虫眼鏡で数えると15個が整列)、白のドームに被われた卵3群、マメコガネ十数匹、など、拿捕。7月の暑さを経て、一挙にブドウの葉っぱを食べる動物が増えてきたようだ。

**

百日草が鮮やかに咲く。ヒマワリではプラドレッド・ミラクルチョコレートなど、矮性パレット咲きがどんどんと咲き出した。コスモスもピンクから咲き始めた。

*****

2017年7月21日 金曜日 晴れ

朝、エダマメ苗の防除。ハスモンヨトウに対しマッチ乳剤x3000、ヨトウムシ類・フキノメイガに対しアディオン乳剤x3000、愛媛AIx60。乳剤には展着剤は不要。背負い動噴で最初9リットル、これでは途中までしかかけることができず、15リットル(よって、計24リットル)を調製して、丁寧に散布した。エダマメを作り出して4年目、最初の3年間は薬を使うことなくエダマメ栽培ができたのだが、今度はヨガやドクガの発生が多く、苗の葉っぱが穴だらけになってきたので、薬を使うことにふみきった。脱皮阻害剤は残効も期待している。

11時から自走式草刈り機でブドウ垣根の両脇の草刈り。葡萄の枝を轢かないようにして、でもできるだけ際剃りするように心がける。自走式草刈り機は優れもので、草刈り作業が苦行ではなくなった。それでも痛めている右肩がまた酷く痛み始めてしまった。週末に防除を予定しているので、それに間に合わせるよう、6往復。午後は残りの7往復、プラス、トマトやスィートコーン・下仁田ネギの脇の畝を刈り払った。ブドウの垣根下は上手に刈れた。しかし、トマト脇ではコントロール不良による失敗多く、これは畝の土がどれだけ締まっているかに依るようだ。どうやらトマト栽培ではマルチを使った方が良かったように思いだした。草たち(イヌビエ・エノコロ・メヒシバ・スベリヒユなど)のものすごい暴走状態である。

終わったのはやはり午後7時半。草刈りだけで6時間、それでも一日で200メートル列を13列すべて終えられたのは、今後の作業の見通しを明るくしてくれた。

*****

2017年7月22日 土曜日 曇り

畑仕事はお休み。ヘア・カット。筋トレ、132.5kgx3のあと、ひさびさに120kgx8x1にトライし、成功。

*****

2017年7月23日 日曜日 曇り

朝、ブドウの防除。いつも通りZボルドー水和剤。コスズメ、2列で2匹を捕まえる。一挙に増えてきているわけでは無さそうなので、今日の防除はいつも通りのボルドー(プラス・愛媛AI)のみで経過を見ていくこととした。スピードスプレイヤー440リットル。散布作業は正味40分程度、軽油使用量、4リットル程度。

手分けして、私はブドウ挿し木苗の支柱立てと誘引。先週も草取りを行ったが、1週間後にはもっと激しい雑草繁茂である。防除に関しては、リンゴと一緒に、動噴でボルドー液散布。9リットルでやや足りないぐらい。これら挿し木苗も来年は何とかしなければならない。ずいぶんと手間取っている。

**

トマトの収穫。露地栽培でも漸く少しずつ採れ始めた。

エンドウの収穫。今日ですべて取り終えて終了。4月9日の種まき以来、約100日のエンドウ栽培であった。今年はモミガラのおかげか、非常に良く育てることができた。

**

夕方、芝草刈りと刈草の片付け。お隣のAさんが、小型の無人無線操縦ヘリコプターで私たちの圃場風景を撮影してくださった。

ブドウの誘引整枝、4列。コスズメ、3匹。(午前の2匹と併せると、今日は5匹)

**

*****

2017年7月24日 月曜日 曇り時々晴れ間(朝、霧雨)

朝、霧。霧雨で畑の草やブドウはびしょ濡れである。ただし、ブドウの根元の土は乾いている(だから、雨量はとても少ないだろう)。この程度に葉っぱが濡れていても、それが数時間も乾かなければべと病は感染できるのである。だから、天気予報が晴れ続きでも油断がならない。べと病蔓延に必要なほどの露や霧雨で充分にブドウが濡れている場合もあるはずだ。草が濡れているので、早速、私の靴も靴下もぐっしょり濡れてしまってからの作業開始となった。(いつも、ゴアテックスの靴を用意しておいた方が良い・・と反省)。

今日は昨夕からの続きで、ブドウの誘引整枝、主にコスズメとマメコガネ退治。午前7時過ぎから午後2時10分までで全ての列を回り終え、今日だけで27匹の大中小のコスズメ幼虫を退治した。昨日の5匹と併せると、26列に32匹を逮捕した。けれど被害株はずっと多いから検挙率は恐らく50%以下、厳しい状況である。犯人不明の被害株では、1)天敵(たとえばヒバリやカラス)によってすでに退治されている、2)無事に終齢を終え、サナギとなって地下に潜っている、など考えてみるが、3)丁寧に捜しても葉っぱや枝に紛れて見つけられない、という情けない可能性が高いのかもしれない。

去年の秋には「来年の夏はブドウも大きく育って、多少のコスズメ被害は<金持ち喧嘩せず>でさらりと受け流せるかもしれない」と期待していたけれど、今年のコスズメ被害が始まってみると、主枝すなわち来年の結果母枝候補の成長点とその近傍の葉っぱを丸刈りにされてしまうので、来年の収穫をごっそり食べられているような被害を意識してしまう。<金持ち喧嘩せず>からほど遠く、どうしたらよいのか・・呆然としてしまい、貧すれば鈍す感がある。

また、マメコガネは数えていないが50匹程度か。こちらの方は、葉っぱを食い散らかすけれども、それほど深いダメージは感じない。コスズメのように主枝の成長点を狙ったりせず、成熟した葉っぱの末端を食べているだけなので。また、コスズメと違って一時的なもので、もうすぐ下火になってくると知っているから。

トマトの収穫。脇芽欠き。

**

夕方、シカ除け電牧柵の脇の草刈り。自走式草刈り機のおかげで、綺麗に、楽に草を刈り払うことができた。一周で約800メートルの電牧柵まわりを、外回り・内回りで周回、計1600メートルの刈り払いが2時間ほどで終わった。午後7時50分、終了。

*****

********************************************