カテゴリー別アーカイブ: 菜園日誌

菜園日誌 170709-170714

2017年7月9日 日曜日 晴れ

朝、リンゴの防除の作戦を検討する。恐らくドクガの卵と思われる鮮やかな黄色の集合卵がトキリンゴに多数群見られる。これらが孵化して葉っぱを食べれば木は丸裸になり、それは、この冬を乗り越えられないことを(つまりリンゴの木の凍死を)意味する。そして私は昨年同様のドクガアレルギーで悩まされることになる。妥当に防衛しなければならない。

マッチ乳剤の適用表より: リンゴ ハマキムシ類・キンモンホソガに対し希釈倍数2000倍(キンモンホソガに対しては2000〜3000倍)、収穫14日前まで、3回以内。(ルフェヌルンを含む農薬の総使用回数、3回以内)。本剤は植物体上での浸透移行性がないため、葉裏にもよくかかるように散布してください、とのこと。http://www.syngenta.co.jp/cp/items/matchec/apply/ より。

今回はZボルドーとともに、マッチ乳剤2000倍で用いることとする。

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2017年7月9日 日曜日 晴れ(極度に暑い・圃場に立っているだけで汗がたらたらと流れる)

ブドウ畑:
午前中、スピードスプレイヤー、Zボルドー液420リットル散布。1時間、軽油使用量、約4リットル。(防除は今期6回目、スピードスプレイヤー使用は今期5回目) 次回からは、450リットルでちょうどいけそうだ。

リンゴ、アンズ、ブドウの挿し木苗:
こちらは背負い動噴で、Zボルドー水和剤に加え、上記のマッチ乳剤2000倍で蛾の幼虫(ドクガなど)に対処。15リットルを担いで始めたが、少し多すぎて余ってしまった。(バラにもかけたが、ポートサンライトの若芽に薬害か?)次回からは8リットル程度でよさそうだ。

リンゴ・アンズそれにバラにはアドマイヤー粒剤(2匙/株)も併用。(今日のマッチ以後の新芽にも効くはず、7月中ぐらいは残効あり、と考える)

オニアザミを見つけて抜く。タンクの傍に巨大な一株。ブドウ畑の西側を歩いて5株を抜いた。

バラの花を摘む。今日がバラの最盛日。ナエマ(香水の名前から)、ピエール・ド・ロンサール(16世紀のフランスの詩人の名前から)の花がいっぱい。

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お昼前に、倉庫脇にてブロードキャスターのブルーシート交換。内部を良く洗い、蓋の代わりに板を差し渡して水が溜まらないように工夫し、大きめのブルーシート(2.7x2.7m)に交換した。次回のブロキャスの使用は、落葉後のお礼肥。その頃の圃場の状態が良ければよいが・・。(普通は雨続きで、トラクターは入れなくなることが多い)

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アーモンド果樹園に移動して、アドマイヤー粒剤を投与。大きい栗の木には、2倍の4匙/株。今年は、栗、アーモンド、プラム、南高梅、いずれも元気に育っている。カタツムリもいなくなった。大きい栗の木は、今が花の盛り。ハマキムシの被害は大きくなっていない。

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午後は懸案のタネ蒔き。大麦手間いらず。マリーゴールド・フレンチ。アフリカン。コリアンダーは三角ホーで簡単蒔き。カボチャの畝の北側にはエンバク7kg、残っていたヒマワリ(自家採種)、ポップコーン(2年前の自家採種タネ)など。これで今年のタネを播き終えた。二輪管理機の正転・浅いロータリーがけで覆土。エンバクなどは、トラクター:ロータリーがけで覆土。東西に4条(先週の3条に対し、重複しながら4条で覆土を終えた)。約320メートル。

さらに、ロータリーをフレールモアに付け替えて、ブドウ畝の刈り払い。14列x200=2800メートル。5km/hrで走行したので、フレールモアの作業は正味40分弱。19:40まで(の総計80分の稼働)、92:19(364.0リットル)ー93:40(371.4リットル)。軽油使用量、7.4リットル(スピードスプレイヤーと合わせ考えれば、今日は約12リットル)。家人は新しい自走式草刈り機でブドウ脇の草刈り。

トラクターのアタッチメントの付け替え、ロータリーの外し、フレールモアの装着、それぞれ1回の試技で成功したのは、私としては快挙だった。

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作業を終えて午後8時。東南の空に満月が明るい。東京で単身赴任の頃、名月を見れば杜甫の詩を思い出したものだ。今はこの地で農に働き、陶淵明の詩のように、夕闇迫れば農作業道具を片付け仕事を終えて、月といっしょに家に向かう。

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2017年7月10日 月曜日 曇り一時雨 2017年7月11日 火曜日 曇り一時雨

日曜までのうちに多くの仕事(タネ蒔き・草刈り・誘引整枝)を済ませて、一段落である。月曜・火曜と雨の予報のため、畑仕事はお休みとし、ディケンズ本「荒涼館」を読み続ける(読書ノート参照)。

晴耕雨読が本業なので、本読みは本業の面目といってもよいが、残念ながら肝心の雨の方の降りようがパッとしない。降っていないような感じでもある。札幌にしては激しい暑さと高い湿度で座って本を読んでいるだけでもTシャツが汗でびっしょりとなる。

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2017年7月12日 水曜日 晴れ・暑い

芝草を植えている場所、先週水曜日・金曜日と草刈りを行った。その刈り払った草を片付けなかったのがいけなかった。べったりと固まって、剥がしてみると、その下の芝草は腐って枯れて、地面がむき出しになってしまう。遅れてしまったが・・レーキで大量の枯れ草を集める。一日では終えられない(暑さで仕事を続けられない)。

エンドウの収穫(実取りの初収穫)。夜は豆ご飯。

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2017年7月13日 木曜日 快晴・極暑

午前中、芝草にのった枯れ草の固まりの除去。後半の半分。汗がたらたらと流れる。決して重労働ではないが、この暑さの中では重労働並に消耗する。一応を終えてから、先週の草刈り以後も雑草が伸びているので、自走式の草刈り機で刈る。全部を刈り終わるのに35分程度。不整形なので、刈り残した少面積を隈無く刈ってしまうのに手こずるのである。これも軽労働のはずであるが、この30度を超える蒸し暑さと強烈な陽射しの下では、汗が垂れ、もう働けないという状況。やはり刈られて切断された草は塊となっており、これをレーキで集めて片付ける。暑さのため、半分のところでギヴアップ。

そのあと、自走式草刈り機で、電牧柵脇の草刈り。ヒマワリと電牧柵の間を刈ってゆく。下りなので、楽である。この作業に自走式草刈り機はぴったりだ。刈り払い機だとすぐに腰が痛くなる・・それにこの暑さでは到底無理と感じる。燃料切れによるエンストまでのところで午前中の作業を終えた。

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午後はJAに。取り寄せ依頼していたアプロードフロアブルが届いたのである。(去年並にコスズメに悩まされるようなら、このような薬剤を使わざるを得ないかもしれない)。ほかにアプローチBI(ビーアイと読むようだ)を500mlx1購入。これは取り寄せなくても常時置かれているようだ。(治療剤を使わなくてはならなくなったら、その展着剤としてアプローチBIを使う予定である)。 JAでは熊手もレーキも売っていた。現在の芝草雑草の断片を集めてくるには幅広のレーキが好都合と考え、アメリカン・レーキを購入: 1000円程度と、比較的安価である。(あとで比べてみたら以前から持っていたレーキよりも爪3本分だけ幅広、爪の背が湾曲していて背高なので、芝草集めには今回購入したものの方が有利と思われる)。発酵鶏糞ペレット、15kg、12袋を購入。JAで購入するのは今回が初めてである。ホームセンターで売られているものよりも値が張るのが欠点だが、JAで扱っている今回のものが品質が良ければ、有機認証などでも登録して使えるかもしれない。

ブドウの垣根脇の草刈り。

エンドウの収穫。夜は豆ご飯。

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2017年7月14日 金曜日 晴れ・暑い(帯広では35度になるとの予報。札幌は33度。)

今日は、午前中、ブドウに鶏糞施肥、午後は草刈り(トラクター・フレールモア)の予定。

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午前中、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランへ鶏糞施肥。ふた握り/株で、15kgx8袋=120kg。120kg/800株=150g/株、すなわち、私の一握りは鶏糞ペレットでは75g弱、ということになる。

そのあと、誘引整枝。N4,3,2のソーヴィニヨン・ブラン。ソーヴィニヨンブランは自分で誘引整枝をやってくれている感じで、この時期、徒長傾向も見られず、脇芽が伸びすぎる傾向もなく、簡単に整えるだけで済むので、作業はスピーディである。

マメコガネが増えてきて、穴だらけにされた葉っぱも見かける。シャルドネN7辺りに、2株、成長点から数枚の葉っぱが切り落とされている。ゾウムシ系かコスズメ系か?

午後は残りのソーヴィニヨン・ブランの誘引整枝。そしてフレールモアの草刈りの予定。

猛暑なので無理はできない。

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午後もソーヴィニヨン・ブランの誘引整枝。S1,N1で意外に手こずった。最初から手背や前腕に痒みなどのアレルギー症状が出てきて、タリオン(抗アレルギー薬)を飲み忘れていたことに気づき、後悔した。明日の朝からお昼は士別での用事があり、明日の夕方に防除作業を行うとすると、今日のうちに誘引整枝を一通り終えておく必要があり、続けて、N4,3,2と進めた。ソーヴィニヨン・ブランはつい先週までは根元が剥離して折れやすく、こわごわとたわめてもポキッと折って後悔することが稀ならずあったが、今日はそのようなもろさは見られず、上手にたわめて誘引できる。今が誘引すべき旬の時期なのであろう。N2を終える頃にはすっかり昏くなってしまった。

フレールモアの草刈りは先送り。19:55終了。暑い一日で、お茶やドリンクの消費が激しい。

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菜園日誌 170707-170708

2017年7月7日 金曜日 晴れ・物凄く暑い・日中の最高気温の予想は33度!

畑の今週定植したばかりのカボチャ苗は暑さの所為で(立枯と区別は難しいが)しなっとなっている。水をやりたいが、今やるのは焼け石にお湯・・になってしまう。夕方を待つ。(定植後、一日は雨降りがあったので、相当大丈夫だと考えている。つまり、水やりは要らないだろう)。

朝から、ブドウの誘引整枝。N5のシャルドネ。N4のソーヴィニヨンブランも行う。次いで、S8のシャルドネ。・・誘引整枝は比較的に軽作業であるが、ここまで暑いと太陽の下で灼かれているだけでも消耗してくる。来年の結果母枝の形を決めるための大事な誘引になる。

誘引の方針:
シャルドネの成長は速く、この一巡では、谷側への結果母枝候補を1番線に添わせることに加えて、山側の新梢も結果母枝候補に仕立てて、1番線に添わせてみた。冬の雪に対応して、山側の新梢の根元は素直に山側に向かわせず、まずは谷側へ向かわせ、ついで一番線に近づく頃から山側へと向かうように誘引した。番線からはずして冬ごもりする際には、どちらの主幹も谷側へしなって雪から受ける巨大な圧力を受け流す予定。今年は山側の新梢はかなり地面に近い場所からスタートしているが、年年の長梢剪定を続けて結果母枝を更新しているうちに雪に対してもっとも有効な位置と角度に落ち着かせる・・というシナリオである。今年の今の時期に新梢を曲げる必要はないのであるが、この時期のシャルドネの新梢はしなやかで誘引しやすく、来年の春に曲げるよりは素直に位置が決まる(位置が悪ければ、ブドウ本人が成長中に修正してくれる)はず、と考えている。新梢を登熟させるのに、垂直に素直に成長させるのがよいか、今回のように誘引しても同じように登熟が進むか、そこのところが経験不足であるが、今は7月初旬、登熟する蓋然性は非常に高い、つまり有望なやり方だと考えている。この樹形だと、ψ(ギリシア文字の小文字のプサイ)のような樹形となるので、ψ型二本立て樹形と(とりあえず)呼んでおく。真ん中の1本棒は、今はダンポールで、将来は新梢を養成して翌年の結果母枝候補(長梢剪定)という形である。

午前中の仕事は12:50で終え、自宅で一休み。家庭菜園の畑では今朝からスカシユリのピンクが開花した。ユリの7月!

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マメコガネ来襲:
暑くなって畑にはいろいろな虫が現れるようになった。昨日はブドウの害虫クロヒメゾウムシを見つけた。今日は、マメコガネのペアがブドウの葉っぱに停泊しているところを捕縛した。マメコガネやバッタによるブドウの葉っぱの食害痕は複数の穴あき状況で判別が付く。カミキリムシの小型のもの(体長2cm程度)、幾種か見つけられる。茶色のものが多いが、今日は空色斑入りの美しいものを見つけた。ブドウの害虫としてはブドウトラカミキリがあるが、私は今のところ見たことがない。

面白いことに、去年はブドウの垣根脇を一歩歩くごとに何十・何百匹も飛び立っていたカスミカメ・小さなカメムシの類いが、今年はほとんど見られない(居ることは居るのだが、一歩当たり数匹程度で、忙しいので構っていられない程度)。また、ブドウの葉っぱを巻いて塒にしていた大きな白い腹の蜘蛛が去年は非常に多かった(数株に一匹は居た)が、今年になってからは一匹も見ていない。地を這う狩人蜘蛛は今年の方が断然多い。不思議だ。

カスミカメ(ツマグロアオカスミカメ)の被害は、5月の15日頃の発芽展葉期の第1波(こちらは非常に激しい)、そして6月20日頃の二次成長期(脇芽が出て伸び出す頃)の第2波、これら2波に渡ってかなりの被害があった。第1波に対し、今年は5月30日にピレスロイド系の薬剤(マブリック)を用いた。これは10日遅きに失した。悔やまれる。5月の15日から20日までのどこかで防除が必要であった。6月20日頃の第2波に関しては、被害が目立つもののすでに新梢は1ヶ月間元気よく育っていて、6月末ごろまでには、2波目を農薬を使わずに乗り切れたようである。ただし、当園は2年目の苗養成期なので、ブドウの実の収穫量や質に対してどれほどの影響があったかは、今年のところでは判断保留である。

初期症状が黒痘病の黒斑点に似る場合がある。が、全体像(周囲の株の被害)を合わせ考えれば判別できそうである。昨年、黒痘病と考えたのは、すべてカスミカメ被害の酷い株であったのかもしれない。未熟であった。

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午後の誘引整枝。結局19時55分まで、延々とやっていた。それでもシャルドネが終わらない。

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ばら、ピエール・ド・ロンサールが咲き始めた。大輪、美しい姿の香しいバラである。ナエマはそれより少しピンクが色濃い。こちらも咲き出した。

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2017年7月8日 土曜日 晴れ 夏の猛暑

朝、草刈り機の使い方を家人に伝授。

ブドウの誘引整枝。シャルドネを山側・谷側両方へそれぞれ来年の結果母枝候補を誘引してゆく。明日のスピードスプレイヤーに邪魔にならないように新梢を垣根下へと誘引してゆく。

リンゴには虫たちが・・
1)リンゴの葉っぱの裏には、黄色の卵が大量(一塊に100から300個)に、しかも多数の葉っぱに産みつけられている。
2)これとは別に一匹の黒っぽい幼虫を虫眼鏡で覗いてみると、何と、去年と同じく見覚えのあるドクガの幼虫ではないか。今年は初の邂逅である。肉眼ではただの黒い筋にしか見えないから、素手で潰してしまいそうであるが・・ドクガを素手で触ったら厳しいアレルギーが待っている、大変なことになる。虫眼鏡の偉大さに感謝するとともに、老眼の危険を痛感する(今使っている眼鏡は遠近両用であるが、野外用のため、近がやや犠牲になっているのである)。

ブドウはリンゴほどの客寄せは見られない。しかし、 ブドウ誘引中に時にヨトウムシ類の卵を葉裏に見つけて除去している。こちらは鮮やかな黄色などではなく、地味な茶褐色から灰色系である。一部、卵から孵ってうごめいているのも見つける。去年、実体顕微鏡でよく観察したので、肉眼でも大凡わかるのである。(農学校で習っていた4年前の)昔は、卵のうちに見つけて除去するようにと教わっても、どうやって見つけられるの?・・と思っていたものだが、目が慣れてきた所為か、ずいぶんとよく見つけるようになった。ブドウにも殺虫剤を使うべき時期があるのかもしれないが、天敵のヒラタアブ系の虫も多く飛来しており、できれば自然のバランスの中でコントロールできればと思う。ブドウはしばらく様子を見ていくことに。一方、リンゴは今のところほとんど被害は見られないが、これらの葉っぱに産みつけられた卵が孵ったならばリンゴは集中砲火を浴び大変なことになる。7,8枚は卵の産みつけられた葉っぱを切り取ってチューブに入れたが、とても全部見つけて取り切れているわけではなかろう。合理的な対策が必要である。

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夕方、タネ蒔き、大麦手間いらず、2列。二輪管理機の正転で覆土することに決着するまで、逆転で土飛ばしをしてみたりトライアンドエラーでやっと辿りついた。L氏の帰省の頃には緑のラインができていることだろう。

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菜園日誌 170629-170706

2017年6月29日 木曜日 曇り時々晴れ間

お昼からジャガイモ畝の隣の畝にポット苗の定植。エダマメ、茶豆里心、恋姫(エダマメに相応しい名前かどうかはハテナ)、だだちゃ豆、計60株。ついで、同じ畝に百日草。48株。ここで一旦苗を取りに戻る。軽トラを車検に出しているので、乗用車で5トレイずつ運ぶのがやっとなのである。

機械のK社・Krswさんに依頼し、自走式草刈り機を発注。届くのは来週末になるとのこと。とすると、今度の日曜日にはもう一度刈り払い機で芝草に立ちはだかるヒエたちを刈り払わなければならなさそうだ。

天候は今にも雨が降りそうな鬱陶しい空模様だったり、晴れたりで、目まぐるしく変化する。蒸し暑い。

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2度目に苗やタネを満載して運んでいる途中、曲がり角で、タネを入れたトレイが倒れて、ポップコーンのタネが大量にクルマの中のあらゆるところに飛び散らかってしまった。大変なことになったが、覆水盆に返らず。軽トラが今週末に帰ってくるまでは、我がゴルフには農耕車として頑張ってもらうしかない。2年前に畑で立ち往生したこともあったし・・農耕ゴルフは否応なしに様々な試練に遭遇するのである。

実は、ゴルフ車だけでなく、運搬中の百日草の苗もトレイが落ちてきてポキ折れ被害を受けてしまったが、まあ、早期芯止めの結果は大株に・・と思って慰める。

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気を取り直して、苗の定植と畝作りを続けた。二輪管理機が大活躍である。畝幅は2メートル。畝の長さは70メートル弱。大納言アズキ、10株。ムギワラギク、24株。2条植え。先日の雨のために粘っている土質がしっくりこず、これはモミガラをしっかり入れないとカチカチになってしまう・・さらに蚊に刺されたりして、昏くもなってきて19時、途中で撤退。多くを明日に持ち越してしまった。明日は、本当にモミガラをいっぱい運んで入れようと思う。植え終わるまでに、3日ワーク、なかなかの労働である。(今日はその第2日)

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夕暮れ時、ブドウの垣根を見て回り、バラの花を摘んで(今日は、トランクゥリティ、スピリットオヴフリーダム、そしてポートサンライト、花盛り!)香りを楽しむ。エンドウの収穫は最盛期。イチゴの収穫・・もう昏くて・・キレイな実を見つけるのが困難である。19:50、作業終了。

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2017年6月30日 金曜日 晴れ 暑い!昼間クルマの温度計で28.5度。

朝からソーヴィニヨン・ブランの誘引整枝。10時まで2時間半。カスミカメ被害は進んでおらず、これなら今回は対応しなくてもよさそうだ。

10時からバッカスへ肥料やり。南北ともに9-13列までの約500本にO社有機2号2袋40kgと発酵鶏糞1.5袋23kg、よって1本当たり120グラム程度。

シャルドネとソーヴィニヨン・ブランに関しては今回は施肥を行わず、バッカスの経過を見てから考えることとする。バッカスはS11-13列辺りにレモンイエローの葉っぱでいかにも窒素不足感を呈している株が幾本も見られる。それで今回、有機肥料を与えることに踏み切ったのである。ただし、全体的にはバッカスも元気よく伸びており、レモンイエローの葉っぱの株に肥料投与不足があるわけではないはずだ。水捌けが悪い等の局所的な理由で昨シーズン(と今シーズン初め)の根の成長が十分でなく、結果として肥料分の吸収が不足していることが考えられる。このような状況で、施肥をどうするかはむずかしい。窒素不足ということなら、鶏糞などでなく、硫安などの単肥N肥料を投与するのが明確であるが、そうした場合、たとえばバッカス全株に施肥すべきかあるいはレモンイエロー株だけを選んで施肥すべきか、徒長や窒素過多による病気(ウドンコ病やアブラムシ)は心配ないかなど悩ましい。結局、ごく当たり前で大きな差し障りがないはずのO社有機2号(魚粉・速効)と鶏糞とを選んだのである。

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11時過ぎから、ムギワラギクを植えるべき畝にモミガラ運び。軽トラがないので、一輪車で運ぶのだが、激しく暑い陽射しの中、一輪車には手箕(てみ)で3,4杯しか載せることができず、ごく近の畝まで運ぶだけでも激しく体力を消耗する。結局、3往復でギヴアップ。モミガラは非常に有効だが、運ぶのが一番の課題・立ちはだかる壁:チャレンジである。

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お昼休みをはさんで、午後はソーヴィニヨン・ブランの誘引整枝。北側のN1-4列もすべて一応の誘引を終えた。今期のソーヴィニヨン・ブランは元気いっぱいである。鉛筆よりも太い、3色ボールペン並の太さの新梢も見られる。それでいて節間の間延びした徒長株は見られない。順調である。黒痘病の徴候は皆無。べと病の徴候も皆無(ルーペでの確認も励行している)。カスミカメの被害も乗り越えている。

たそがれ時、20:00、終了。

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2017年7月1日 土曜日 曇りのち雨のち曇り(曇り一時雨)

朝、ホンダのお店に軽トラ・アクティを引き取りにゆく。ちょうどこれで2年が経過したのだ。

刈り払い機などの道具を積み込んで畑へ。まず、アーモンド果樹園。先週の刈り払い(とスラゴの効き目)のおかげで、カタツムリは減っている。栗、アーモンド、プラム、ウメ、2年目の今年はずいぶん元気よく育っている。ただし、もともと植わっている栗の木には、葉巻虫が多く付いている。葉はきっちりと巻かれていて、開放すると数ミリ程度の黄色の小さなイモムシが現れる。

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エンドウの収穫、イチゴの収穫、トマトの誘引。

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午後はブドウ苗にボルドー液散布。前後で雨が降り、通り雨とも言えないほどのしっかりした雨量であった。昨日の金曜日に薬剤散布を行うべきだったが、天気予報に惑わされてしまった形となった。雨の中での薬剤散布には展着剤としてニーズが良いと書かれているが、これに対応する市販の製品を見つけて購入しておかなければならないと思った。

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2017年7月2日 日曜日 曇り・暑い

朝から家人と一緒にブドウ畑の東西に並んでいる境界杭の掘り取り。今までこのラインにトラクターが入れず、草取りが遅れていたが、これでフレールモアが入れるようになった。

家人と一緒に百日草、ムギワラギクのポット苗の定植。第3列で50メートルほど。今シーズンのポット苗は、カボチャ20数株とビート20株ほどを残して、ほぼ全てを終えた。残りは、大麦手間いらずやマリーゴールドなどのタネ蒔きがある。

お隣のAさんからカボチャやカブ、ブロッコリーなどのハウス野菜をいただく。カボチャは初物である。私たちは自家製の3種のイチゴジャムを差しあげた。Aさんからお招きいただき、ハスカップ園へ。眺めのすばらしい斜面で、旬のハスカップを摘むことができた。

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夕方、ブドウの誘引整枝、バッカスN11、N10とN9を途中まで。家人に誘引整枝の極意を伝授。

ずいぶんと蚊に刺されてしまった。蚊取り線香を使って煙で撃退しないといけないようだ。

帰りがけ、ドラッグストアに寄って、サリチル酸剤いわゆるウオノメコロリを購入。右の親指の外側にタコができて痛くなってきているため、その治療剤として。

自分の行動をよく観察してみる: ブドウの誘引整枝の際に跪いて作業している時に、つま先にずいぶんと力を込めて身体を支えようとしている。この時に親指の外側を圧迫しているのであった。常にブドウの谷側に身体を位置させていて、斜面が右に落ちる(つまり右足が谷側)なので、ことさら右の足指に力が入っているのである。だから右足親指にことさらひどいマメができてしまったのである。斜面でのブドウの世話作業に伴う職業病のようなものであることに、今、気づいた。

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自家用車ゴルフの車内の清掃。1週間、アクティの留守中に農耕ゴルフとして働いたおかげで、ポップコーントウモロコシがマットに散乱し、鶏糞ペレットと思しきコロコロまで転がっていて、ずいぶん可哀想であったが、丁寧に掃除機をかけて再びきれいになった。

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夜は、家人はイチゴジャム、ハスカップジャムの農産加工。

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2017年7月3日 月曜日 曇り

朝、家人をM駅に送っていく行きがけ、W農園の前の道でネコが轢かれて死んでいた。その帰り道、ネコの横たわっていた道をシッポの大きな動物が横断したそうにしている。シッポが大きければ、普通は狐なのだが、シルエットが狐と違う異様な形であった。クルマが近づくと、獲物を咥えた狐の姿である。クテッとなった大きなウサギを運んでいるキツネであった。私と眼が合ったキツネは、獲物を咥えて取られてなるものかと警戒しているのか、興奮気味の眼をしていた。この辺のノンビリ・キツネにあの精悍なアスリート・ウサギは捕らえられまいと思っていたから、ウサギを仕留めたキツネの姿を見るのは意外な、初めての目撃であった。巣で待っている育ち盛りの子供たちに持って帰れば、お母さん(お父さんかもしれないが)は、子供たちの絶賛を勝ち得ることであろう。また、その子供たちは将来きっと、ウサギを捕るハンターに育っていくことであろう。私のブドウ畑では、今だにこのような成功・狐の姿を見たことはないが、ウサギによるブドウ切断被害が今の程度(今期は今のところ2件だけ)で収まっているのは、私のところに住所を置いている狐たちの不断の努力のおかげかもしれない。

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朝からバッカスの誘引整枝。昨日の続きのN10、N9、ついでS13、S12、計4列で4時間半。総じて元気よく順調に育っているバッカスであるが、南カラムの西側の列つまりS13・S12にはレモンイエローの葉っぱ色でいかにも窒素不足と思われる株が散見される。これにどう対処するかが課題。

S12-7-4の株が枯れ死。原因不明。幼弱新梢へのボルドー液の薬害か?・・他にせいぜい1株だけなので、非常に考えにくい。掘り上げてみないと分からないかもしれない。

バラの最盛期。マダム・フィガロ(=スザンナ)、ポートサンライト、切り花に。

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2017年7月3日 月曜日 曇りのち夕方から雨

午後、ロータリーがけ。予定地にマニュアル施肥(桶を担いでの倉庫との往復)、さらにカボチャの畝にはモミガラ(モミガラ袋4袋分)を一輪車で4往復して運んで入れた。

トラクター:ロータリーがけは、東西に5条、約400メートル。16:20-17:10までの50分、91:29(357.7リットル)ー92:19(364.0リットル)。軽油使用量、約6リットル。作業終了後、ロータリーと下回りの水洗い。

カボチャの定植、長野在来ハッパード、4株、ケイセブン、カチワリ、それぞれ11,12株。計27株。本葉1-2枚での定植。ポット苗は元気よく育っていて、特に長野在来ハッパードの子葉は巨大である。心配なのは、この定植畝は、去年のカボチャがツルガレで全滅したのと同じ場所であること。変わったのは、一年の年月と、モミガラを植え畝に入れたことだけ。

上記作業終了後、ぶどう園横の緑肥景観作物の畝に施肥。雨の前に終えたかった作業だが、結局は雨の中での作業となった。雨の中で頑張ってやるほどの仕事ではないものの・・窒素切れの緑肥作物ほど悲しいものはない、ということでこの施肥作業は必須である。今までなかなか時間が取れなかったので、雨の中の作業となった。途中、数本のオニアザミを見つけたのだが、肥料桶を担いでいる状況では退治することができなかった。場所を覚えておいて、次回、と思っているうちに、雨がひどくなり昏くなり、そして場所も朧気になってしまって、先送りになってしまった。・・しかし、朗らかに咲かせてタネを飛ばせてはならない。いつかはじっくり退治する時間を設けなくては。

終わると19:50。いつもこのぐらいになってしまう。

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2017年7月4日 火曜日 雨

畑仕事はお休み。ディケンズ本・荒涼館を読み進める。

筋トレ、スクワット130x3×1;112.5x8x3。今月は小刻みに重量を増やしてみようかなと思っている。2.5kgぐらいだと誤差範囲のはずなのに、110の時よりも重く感じるのは、中5日の間隔の所為か、それとも畑仕事の疲れが蓄積している所為か、不明。右肩・肩峰の炎症痛みがひどくて、ここのところ全く上半身の運動ができていない。

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2017年7月5日 水曜日 晴れ・暑い

自走式草刈り機、到着。早速、ヒエに被われたわれらの芝草畑で使ってみる。刈り払い機の大変さに比べて、何と軽作業なことか! 感動してしまう。これから、犬の散歩のような感じで、毎日のように押し連れ歩く(引かれ連れ歩かれる?)相棒になるかもしれない。

午後は延々とブドウの誘引整枝。バッカス、S11、10、9、バッカスは今週だけですでに一巡できた。シャルドネ、S7、S8の途中までで昏くなる。シャルドネ、S8から始めたはずなのに、気がついたらS7で作業していた。バラを愛でているうちに一列飛ばして行きすぎてしまったようだ。

レディオヴシャーロット、4輪、切り花に。ピエールドロンサールも蕾が開き始めた。トランクィリティは満開である。

エンドウの収穫、エンドウは今日から東側の半分、3メートル余りだけを収穫することにした。家庭菜園として楽しむだけなら、7.2メートル畝はやや大きすぎたかもしれない。今年は、実取りエンドウが発芽率きわめて悪く、5株程度しか植えられなかったため、絹莢が多く植わることになってしまった。来年は、絹莢3.6メートル(株間50cmとして8株)実取りエンドウ7.2メートル(16株)といった感じで生産調整するとよさそうだ。

イチゴの収穫。ヨーグルトといっしょに生食する分だけ、少量の収穫。昏くなってよく見えない。こころあてに・・採っている。

先日の日曜日に蚊に刺された痕、遅延型アレルギーがひどい。それに懲りて、今日は蚊取り線香を携帯して作業を行った。それでも黄昏時にはブンブンと煩く襲来したが、刺されるまでには至らなかったのは、この煙のおかげだろう。しかし、気づいてみると服も(恐らく髪も)蚊取り線香の煙たい匂いが強烈に付着した状況。・・作業後、すぐにお風呂に入って身体を洗わない限り、椅子に座ることさえままならない。果たして、衣類に付着した匂いは、1回の洗濯で洗い流せるのだろうか。もし、匂いが残るようなら・・悩ましいことである。

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2017年7月6日 木曜日 晴れ

朝、因島観光協会からご供与いただいた除虫菊(白花・品種は「しらゆき」)の種まき。ペーパーポット、128ウェル2枚に、2粒(〜数粒)/ポットで蒔いてみる。素焼きの平鉢一鉢にも数百粒蒔いてみる。こちらは芽生えたら早めにピンセットなどで128ウェルなどに移植しなければならない。やったことがないので、練習のつもり。本来はパンジーやキンギョソウなど極小のタネの時に行う方法であろうが。

因島では9月から10月上旬に蒔かれているようだが、ここ北海道では今から育苗して、できれば8月の中から下旬には定植にもっていきたいところだ。

午前中の畑作業は、ひたすらブドウの誘引整枝。N11の5Cのライン。N8,7bのシャルドネ。これが終わるのに、午後3時まで延々とかかってしまった。来年の結果母枝の形を決める大切な誘引とはいえ、いささか時間がかかりすぎである。夏の陽射しが強く、猛烈に暑い。それでも誘引整枝は比較的楽な作業なので、こんな昼間に遂行できるのである。鍬などを振るっていたら30分も持たないような猛暑である。

N4-8-3のソーヴィニヨン・ブラン、枯れ死。去年は順調に伸びた株であるが、凍死したのか、春になっても芽をださなかった。補植・要。

N8-11-3、N7-6-4、N7-7-1、N7-7-3の4本で、葉っぱが何枚も葉柄で切断され(葉っぱは見つからないので、喰われている?)ているのを発見。コスズメの仕業と思い、捜してみるが、姿を見つけることはできなかった。ただ、N7-7-3の株の茎には3mmほどのちいさな黒い虫が歩いており、虫眼鏡で覗いてみると、特徴的なクチバシから、ゾウムシであった。今回の葉っぱの消失との関連は不明。普通にはコスズメを考えるべきであろう。しかし、現場で一匹見つかったとすると、有名な「ぶどうの害虫クロヒメゾウムシ」を犯人として疑うべきである。・・調べてみよう。

東園の一番西側にカボチャを一列植えているが、その北端の2株の葉っぱがシナッとなっているのに気づいた。思い切って掘ってみる。根が貧弱で、去年のカボチャ立枯病に違いないだろう。ネットで調べられる範囲では、定植以後に治療的(あるいは症状が出る前に予防的)に施せる処置は無いようだ。3個所に分けて植えたので、どれかの場所では感染を免れるかもしれない・・と期待して始めた今年のカボチャ栽培であるから、その気持ちのまま、見守ることとしたい。(次々と苗が死んでいくのを見るのは悲しいことであるが・・)

カボチャ立枯病の発生と見分け方(PDF : 1056KB) – 農林水産省http://www.maff.go.jp/pps/j/guidance/pestinfo/attach/pdf/index021_034-79.pdf

病害虫・生理障害情報 野菜栽培での病気 害虫 生理障害情報 – タキイ種苗
http://www.takii.co.jp/tsk/bugs/ank/disease/

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午後は、誘引整枝の続き。N6、N5は途中まで。午後7時55分、昏くなって終了。

補註 2017年7月7日追記 クロヒメゾウムシの防除について 
ブドウ防除暦 https://www.ic-net.or.jp/home/jasagae/eino/pdf/h29_207.pdf を参考にすると・・・
有機リン系殺虫剤のサイアノックス水和剤 https://www.i-nouryoku.com/prod/PDF/0180サイアノックス水.pdf
ブドウスカシバ
フタテンヒメヨコバイ
ハマキムシ類 に対してx1000で。

補註 2017年7月7日追記 クロヒメゾウムシ被害に関しては、今のところ数株が被害を受けただけで、これから甚大化に向かうという徴候も(今のところ)見られない。そこで、今回は農薬などを使うことなく、経過を観察することとする。次回、クロヒメゾウムシを見つけたときは、捕殺することとしたい。小さいのでルーペでゾウムシであることを確認する作業が必要である。そのうち慣れれば肉眼でも判別できるようになるだろう。

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菜園日誌 170619-170629 イチゴ・エンドウの初収穫

2017年6月19日 月曜日 晴れ

午前、機械のK社の夏祭り展示会に行く。農業機械を見るのは面白い。

天気予報をチェックすると明後日水曜日の夜から木曜日一日が雨の予想に変わっている。と、なったので、水曜日にボルドー液散布の予定を組む。なかなか10日間隔というわけにいかない。

我が畑、除虫菊の畝、3種のピンクの花盛り。ここだけは初夏の南フランスの印象派絵画の色彩が溢れて風に揺れている。

エランイチゴ初収穫。手入れができなくて、すっかり野イチゴとなってしまったものの、初生りのエランは輝いていて美味しい。完熟のとりたてをその場で食べられるのは、うれしい贅沢である。家人の分までいっぱい採るが、採りきれるものではない。

絹莢エンドウも初収穫。今年の絹莢は赤花である。去年の白花に比べて、華やかさがある家庭菜園になった。土作りもモミガラのおかげでうまくいって、葉っぱも茎も大きく元気そうである。4月9日のタネ蒔き以来約70日目での初収穫となった。

ブドウの誘引整枝。シャルドネ2列、ソーヴィニヨン・ブラン1列。

お隣のAさんが訪ねてきてくださった。ブドウ栽培に関してアドバイスをいただく。

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2017年6月20日 火曜日 曇り

畑仕事はお休み。

火災保険の更新手続など。

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2017年6月21日 水曜日 曇り(夕方19時頃から雨)

午前中、ブドウ苗にZボルドー散布。500リットルで低速3速の速さで2回通り走って散布することができた。洗いに関しては、残ったわずかな薬液をドレーンから抜き、水洗い。水を入れるのに50分、散布に30分、エンジンが動いているのは正味1時間、軽油の使用量は約4リットル程度。

ブドウ挿し木苗にはスプレイヤーの散水ホースを使ってみた。ホースの巻き戻しがやや面倒である。小さな苗の葉裏にしっかりと薬液散布するためには、やはり背負い動噴が便利だと思った。薬液は別に調製しなくとも、スプレイヤーのドレーンから数リットルを融通するだけでよいだろう。

自宅の家庭菜園でエランイチゴの初収穫:
自宅の菜園は土が豊かで、自然栽培だけれど、イチゴは元気で大きな実を着けてくれた。今日が初収穫。タッパーケースに入れて家人のために持ち帰ることに。

ブロードキャスターを使っての施肥作業:
午後は、トラクター(前輪・クローラは洗浄済み)始動、オホーツク有機2号、6袋(120kg)をブロードキャスターに投入し、西園の6畝に施肥。オホーツク有機2号は、高価な資材でいささかもったいない気もするが、今期はこれしか登録していないのでやむを得ない。(残りは2.5袋となっている)。

ブロードキャスターの設定:
目盛りは前回の42(60kg/10a)では足りなくなるので、その半分、目盛りは指示通り31.5(30kg/10a)に設定し、ギアを高速に入れて、6km毎時の速度で走ってみた。約180メートルの畝を2往復すると、ほんの少しを余して、ほぼ120kgを使い切っていた。180x9x4=6480平米に散布した勘定となり、120kg/65a=18kg/10aである。目盛り31.5が示す30kg/10aからは「遠からずといえど・・」といった数字である。30kg/10aで撒きたいなら、目盛りを変えて試行錯誤を繰り返すか、車速を落とす、6.0x3/5=3.6km毎時として試してみればよいだろう。いずれにしても資材の性質(比重、粒の大きさ、粉の質と比率)などによって散布量が影響を受けるので、経験をつんでもピタッと合わせるのは難しそうである。「当たらずといえども遠からず」程度で妥協するのがよさそうだ。来年春は9メートル単位の畝幅で、施肥と種まき(ヒマワリ・トウモロコシ)を行うよう、計画してみよう。・・と思ったものの、ヒマワリやトウモロコシの自家採種タネをブロキャスで扱う量まで調製するのは非常に手間のかかる作業で、億劫である。(だいたい、雨が多くて寒い秋になってそんな作業を行う場所もなければ、乾燥保存しておく容器も場所も無い)。一方、1袋1kg幾らで買ってきているソルゴーのタネは値段も高くつく。結局、エンバクのような手頃な値段の緑肥以外はブロキャスを使用して種まきするのは難しい。機会があったら、農協でデントコーンや緑肥ヒマワリのバルクで買うときの値段を聞いておこう。あるいは、お隣に習って、ソバの栽培をいよいよ始めてみるのもよいかもしれない。要考察。(畑は放って休ませておいても一向に豊かになってくれないようだ。荒れ地になって、アザミや葛やニセアカシアが生えてくるだけで、やさしい草原の草が生えてきてくれないのだ)。

ブロキャスの作業はほんの10分程度で終わってしまう。次はロータリーによるT789圃場作業。

アタッチメントの付け替えを初めて一人で行う:
次いで、ブロキャス、取り外し。アタッチメントをロータリーに付け替える。初めて一人で行ったが、大いに難航。延々と2時間半かかってやっと成功。ロータリーが仰け反り気味で座っているので、アッパーリンクを近づけると、ロウワーの方が先にぶつかってロータリー全体を後ろに押してしまう。これに対処するにはロータリーカバーに敷石をはさんで少し俯き加減にするか、トラクター側のアッパーリンクを目一杯伸ばしてやれば良いのだが、敷石ではすぐに外れてしまうし、アッパーリンクは目一杯伸ばしてもロータリーの仰け反りに対応できない、という状況で非常に難航したのである。

アタッチメントを付け替えてしまえば、あとは機械作業だけ。ホントの仕事は機械がやってくれる。789圃場の7畝を比較的深く耕すのに1km毎時の速度だから、30分程度の作業であった。

終了時、91:28(開始時は88:03)、軽油は357.6リットル(開始時は337リットル)、なので、本日の使用時間は3時間25分。軽油使用量は約10リットル。ロータリー耕耘は大きな仕事量なので、軽油を一番多く使う作業であるが、7畝耕すのにこの程度であれば本当に助かる賢い使い方ではなかろうか。

午後はトラクターのアタッチメント交換作業で思わぬ時間をくってしまい、ブドウの誘引整枝にはほとんど時間を使うことができなかった。N3列のソーヴィニヨン・ブランが並んで二株、大きな新梢が根元でポッキリと折れており、ひどくがっかりである。風が下手人であるが、私の誘引が遅れたのだから人災ともいえる。残念。

補註:本圃場の場合、1番線がかなり高い位置になっている、つまり中柱の打ち込みが少ないような、場所もあり、幼いブドウにとっては1番線到達がなかなか大変である。ダンポールの誘引棒が1本では、別方向に伸びている枝を支持しきれない場合が往々にして生じる。無理して誘引すると根元で断裂させてしまうことがある。かといって放っておくと、風で、やはり根元から折れることもあるのである。

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2017年6月22日 木曜日 雨

雨の一日。畑仕事はお休み。晴耕雨読が本職なので、今日は読書を進める。

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2017年6月23日 金曜日 晴れ

午前・午後と一日中、ブドウの誘引整枝。ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ。二次成長として脇芽がどんどん伸びてきて、脇芽欠きも重要な作業になってきた。

イチゴ、エンドウの収穫、少々(今夜自宅で食べる分だけ)。

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2017年6月24日 土曜日 曇り時々小雨

朝、自宅、家庭菜園のイチゴ・エラン収穫。庭先で養成しているエダマメ、百日草、ムギワラギクなどのポット苗が大きく育ってきており、これから数日以内に畑に定植すべき日を迎えそうだ。

小雨模様なので、まずはJAに肥料を買いに行った。山越えの道は、今、ニセアカシアが咲き終わり、花片が道に散り敷き始めている。(クルマで通るときはスリップするので要注意)。

畑の倉庫裏の芝草の草刈り。今回は刈り払い機で払ってみた。

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午後はブドウの誘引整枝。シャルドネ。一列50本の誘引整枝に1時間ほども要する。

最後に、咲き始めたバラを3枝、切り花に。ポートサンライズ、鴇色の花弁が美しい。

夕方、18時、アーモンド園(アンズ園を今期から改称)に赴き、刈り払い、根元にスラゴ散布。刈り払いは1時間ほどで終了。

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2017年6月25日 日曜日 雨

雨のため畑作業はお休み。軽トラの清掃、車検依頼。ストチュウの調製。家人はイチゴジャム農産加工。

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2017年6月26日 月曜日 曇り

雨あがりの朝、午前中はブドウ垣根の4番線設置のための隅柱金具・鎖の取り付け。8mmのソケットレンチの縦回しが一番便利である。お昼過ぎまでブドウの誘引整枝。

午後もブドウの誘引整枝。夕方19時45分まで延々と続く。一本、バッカスが台木のところから斜めにスパッと切られて枯れていた。ウサギ害である。

お隣のAさんからキュウリを幾本もいただく。Nさんにイチゴ園・自然栽培、収穫してもらう。

バラ、ポートサンライト、3枝を切り花とし、自宅のテーブルに飾る。

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2017年6月27日 火曜日 曇り時々晴れ

ブドウの誘引、朝から午後2時半までで一段落をつける。なんと、朝から7時間も働いていたのであった。

夕方は、管理機で耕して、エダマメのポット苗の定植。60株、50cmの株間、2条植えで条間1メートル、15メートルの植え付け。さらにインゲンの畝に支柱を120cm間隔で立てて、ネット1.8メートルx3.6x2をパッカーで留める。7.2メートルの畝であるが、かなり能率良く立てることができた。モミガラを入れているおかげで土が軟らかく、2.4メートルイボ竹支柱をマニュアルで差し込むことができたのが良かった。インゲンは、特に花豆は、本葉4,5枚になったら、芯止めして脇芽を展開させる予定である。その後、エンドウの収穫、イチゴの収穫(今夜食べる分だけ少々)。終わったのは19:50、すっかり昏くなってしまった。

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ジャガイモ・ニンニクの畝横の溝に、ネコぐらいの大きさの動物を発見。管理機作業中の私を見つめている。アライグマ! 親子かと思ってよく見ると、総計4匹がすべて同じサイズであるから、ひと腹の子供たちであろう。よたよたとお尻を振って歩く。尻尾はシマ模様。眼はパンダ風の黒めがね・・アライグマを見るのは初めてであるが、眼前の子グマたちの動作がノンビリしていること以外は、ラスカルの漫画通りである。親はどこにいるのかと問いかけるも、こちらを注意深く見つめるだけである。ややあって、ゆっくりとクローバーの花咲く茂みに隠れて去って行った。シロツメクサの中にすっかり隠れてしまうぐらい、小型のネコぐらいの子グマたちであった。これから何年か先、ブドウが熟する頃には、アライグマ被害も・・それどころかこの夏のスィートコーンも動物対策が欠かせなさそうである。

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Nさんから早速、イチゴのジャムをいただく。ショウガブレンド。

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2017年7月28日 水曜日 曇り時々晴れ

天気は良いものの、今日は畑仕事は休み。オリバーツイスト、読み進め。荷物の受け取り。火災保険の払い込み。筋トレ、スクワット、130x3x1、110x8x3、レッグプレス、など。

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2017年6月29日 木曜日 曇り

天気予報では、次の雨は日曜日の予測なので、防除は土曜日を考えておけばよいようだ。

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菜園日誌 170617-170618 ブドウ緑枝挿し

2017年6月17日 土曜日 晴れ(ピーカン日和・陽射しは強烈、日中は夏のような天気、日が沈むと、やっぱり北海道らしく少し冷え込む)

午前中にジョイフルで買い物。ブドウ緑枝・挿し木のための用土資材。それからタネ蒔き用の培養土。

さらに、アーク・オアシスというお店でカッターナイフと替え刃を購入。カッターナイフはクラフトワークのコーナーに各種並んでいた。その中で、薄型(刃の厚みが0.25mm)のものを選んだ。いつもの大ざっぱな仕事をするカッターナイフに比べて、本体の値段は高く、一方、替え刃の値段は比較的安価であった。

次いで、自宅の庭先で、挿し木のための用土を調製。今回は、試しに・・
鹿沼土 60%、バーーミキュライト10%、パーライト10%、ピートモス(pH調製済みのもの)20%の配合としてみた。鹿沼土が17リットル袋で2袋なので、全体では56リットル程度となる。60リットルの盥に入れて、手でかき混ぜて出来上がり。こうして無肥料の培土を用いて発根まで乾かないように努め、その後、根が出てからは肥料をやって育てるのである。

それから、エダマメのポット・タネ蒔き。茶豆の系統を3種類。9cmポットで、24x4(=96ポット)。それからカボチャタネ・昨年買った長野在来ハッパードのタネが5粒残っていたので、こちらは10.5cmポットに一粒ずつ蒔く。今頃蒔いている分は、9月の中下旬頃の収穫か・・秋のエダマメがホントはおいしいといわれているが・・去年は毒蛾の幼虫も大量発生でやってきたりしたのであった。

そうこうしているうちに強烈な陽射しも傾き始めたので、ブドウ畑へ。バッカスの誘引整枝、2列。これで接ぎ木用の穂木を得る。ついで台木5Cの誘引整枝。これで台木の状況を確認。蚊取り線香など用意してから、接ぎ木作業開始。今日は、薄刃のカッターナイフの切れ味鋭く、ずいぶんと腕が上がったような気持ちになる。約10本で昏くなってきて作業終了。19時30分、今が一番日が長い時期なのである。

自宅に引き揚げてからは、5Cの挿し木。10本。15cmポット2個に分乗。緑枝挿しは、

小池洋男 果樹の接ぎ木・さし木・とり木 上手な苗木のつくり方 農文協

この本の40ページの記載を参考にして施行した。この本によると
<緑枝挿しでは25〜30日頃から、挿し穂の基部に形成されたカルス内で根源基が発達して発根が始まる。そして発根開始とともに、新根が吸収した養分によって、伸長停止していた新梢の先端がふたたび伸び始める。したがって、「新梢の再発芽」が発根のサインである。
 挿し床の水管理は、発芽して新梢が伸びている間は土が乾かないよう十分に灌水し、新梢が伸長停止し発根の始まる時期は灌水を控えめにして、酸素供給をする。根の出る時期に水が多すぎると発根が劣り、根腐れも生じやすいからである。>(同書、p38)とのこと。

ハウスなどの施設を持っていない現況では、せいぜいポリ袋などを被せて「密閉挿し」しておくぐらいしか能がなさそうである。25日後というと7月12日、30日後というと7月17日、この頃までに枯れずにいてくれるかどうか・・分からない・・いささか心許ない。今回が初めての経験となる。「緑枝挿しでは新芽から発芽する時期」が施肥のタイミング(同書、p42)とのこと。この日が迎えられるかどうか?

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2017年6月18日 日曜日 快晴・陽射しは強烈

朝からバッカスの誘引整枝(S11列)。そこで穂木を確保し、5Cへ接ぎ木、昨日の続き。バッカスの穂木の方が大きく、細く成熟気味の穂木を取ってこなかったため、5Cの茎が相対的に細めのことが多く、そのために、テープを巻いているうちに穂木が外れて抜けてしまう失敗を何度か経験した。また、昨日はあんなに良く切れたカッターナイフなのだが、今日は少し切れが悪い。(昨夜はブレードをヤニ落とし洗剤に漬けて良く洗い錆止めを塗って置いたにもかかわらず・・)。この2点のおかげで昨日よりは少し下手になっている。日中の強烈な陽射しのために、作業者の方は日焼け障害を負う(頬は鬼のように黒く、額と眼のまわりはやや日焼け不足のため、いわゆる逆パンダ顔・・カッコ悪い)。夕方薄暗く涼しくなってからの方が上手にできているようにも感じる。午前中2時間ほどをかけて10本程度の接ぎ木をおこなった。台木はあと5本ほどしか残っていないので、4回に分けて40本ほどの接ぎ木を行った勘定になる。5Cの穂木、10本程度は、昨日同様、自作の培土に挿し木をして自宅の2階に安置した。この2階は、気温は今時なら20度以上で、まず十分なのであるが、陽射しが少なくて暗いのがどうにも難点である。ぴったりとしたポリエチレン袋で掩って、日の当たる明るい場所に置いたほうがよいのだが・・。それにしても毎日付き添って世話していられるわけでもないから、ポリで掩ったりしたら、いつか必ず枯らしてしまうに違いない。ブドウの挿し木を頑張っておこなうなら、簡易な小さなもので良いからハウス施設があった方が良さそうだ。

午後は、バッカスの誘引整枝。2番手の枝を2芽でカットして保険をかけた上で、早くも今日で一本立ちにしたものも多い。6月中旬としては順調である。

ブドウ畑の外、東側のコスモス・ヒマワリの畝に施肥。

久しぶりに圃場周辺を回って歩くと、大変な状況である。西園の北端は葛やニセアカシアが生えてきているではないか。それに恐ろしいあの鬼アザミが随所に! すでに塔が立って花芽が堂々と伸びているではないか。丸腰で戦える相手ではないので、スコップを取りに戻り、探しながら、見つけ次第、掘り抜きして回る。

通常の雑草であれば抜き取ってその場で裏返しておけばよいので簡単である。が、花芽のついたアザミはそうはいかない。去年の失敗で知っているのだが、このオオアザミの場合、大浦牛蒡に負けないほどの根っこの養分と水分で、たとえ抜かれても、畑に放置されていれば、慌てて花を咲かせてタネを着けて綿毛で飛ばしてしまうのだ。だから大変である。ほっとけば大変なことになる。脅威である。

すでに巨大に育ったアザミを処理するには花を着けないようにバラバラにして、地下深くに埋めるか、焼却処分にするのが最善であるが、いずれにしても大変なことである。日暮れまでにいっぱい掘り上げて、取りあえずは軽トラの荷台に載せて、少し乾かしておくこととした。畑を歩くといくらでも見つかる。しかし、夏至の長い一日も暮れて、暗くなってアザミが見分けられなくなって、今日のところは一旦、引き下がることになった。こんなことをしていたので、ブドウ誘引は捗らず、それでも夜の8時まで作業をしていたのである。

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緑枝挿し:
観察と考察・・昨日挿したものの2,3本は現時点ですでにしなっとして枯れかけている。若い枝葉が特に元気を失っているようだ。
 挿し木苗は、たとえ緑枝挿しとはいえ、少し成熟したものの方が成績がよいはず。一方、今回は、緑枝接ぎの副産物として得られた挿し穂であるから、緑枝接ぎの台木として有利なように若干未熟な枝のさらに先っぽのところ(捨てるべき断片)を挿し穂に使っている。だから、早くも萎れてきているのかもしれない。昨日から水を切らしていないし、培土は無栄養で低電解質濃度に違いないし、気温も20度台前半と過ごしやすいし、・・萎れる理由は前述の理由ぐらいしか考えられない。
 今回のような緑枝挿しではうまくいかないようであれば、やはり5Cの木をしっかり丈夫に育てて、冬の始まりにしっかりした「木化した木の枝」を採取し、来年の今頃まで(雪の下の地中に埋めて)冷保存し、満を持して挿し木する・・という、当初の方針通りに進めていくことになろう。

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2017年6月22日 木曜日 雨

接ぎ木後1週間、多くのものは脇芽が生きている様子で、接ぎ木成功している感じである。もう少し大きめのしっかりした脇芽を残して接いでやっても(結果が早く分かって、しかも後の成長が速くて)よかったかもしれない。次回はそれを試みてみよう。

一方、緑枝挿し: 追記:2017年6月26日 月曜日 曇り
室内(やや日照不足だが仕方ない・・)に置いて9から8日ほど経過。室温は20〜25度程度で推移。この1週間ほどの間に、落ちるべき葉っぱは枯れ落ちて(いわゆるアポトーシスでポロリと落ちる)残った葉は緑を維持している。枯れるべき穂木は枯れた(枯れたのは20本中3,4本ほどと少数派、枝の成熟度との相関は無さそうだ)。もとから開きかけていた脇芽は数日のうちに展開してきて、そして今は一旦止まっている、静かな状況である。方針:このまま次の動きを待つ。7月10日前後まで。動きがあったら液肥ないし緩効性の肥料を与えてゆく。反省・考察:穂木は相当太めで充実したものを用いないと、秋までに登熟させられず、北海道のきびしい寒さで枯らしてしまいそうだ。

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