研究と子育ての両立(その1)

以下、2010年1月20日付けメールより(一部改変)

ご出産、おめでとうございます。来月の復帰、心待ちにしております。

0歳児保育に関しては、良い保育園を見つけてスムーズなセットアップを進められるといいですね。それまでの育児休暇の件、C枝さんの判断で進めてください。母子ともに順調な札幌生活をはじめられるようお祈り申し上げております。

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以下、翌日(2010年1月21日)付けメールより(一部改変)

C枝さま 初めての子育て、始まったばかりですが、日々、新しい、大変な経験も多いことでしょう。

私も15年前のことを思い出します。幸い、家内の職場(文京区本郷)のすぐ近くに0歳児保育をやってくださる「なかよしの家保育園」があり、生後2ヶ月から2年3ヶ月の間、週6日ほとんど休むことなくお世話になりました。とても大切に預かっていただきました。たとえば離乳食に関しては、アレルギーにならないようになどさまざまに気をつけてくださっていただいたのを感謝したことでした。家内は研究をやっていて夜かなり遅くなることも多く、延長保育を進んでやってくださる「なかよしの家」のサポートのおかげで仕事を続けることもできたのだと思います。「なかよしの家」は無認可保育園で、いつも入園者(0歳児)が足りなくて経営危機の状況で、私たちはボランティアで年に2,3回のバザー(寄付の品物を集めバザーで販売)など、実に頑張って保育園の継続を支援しました。15年後の今も、やっぱりすれすれの運営で、私たちも相変わらず支援の会の会員として寄付も続けております。

そのあとは、家内の転勤に伴い、今度は自宅の近くの認可保育園「太陽の子」(板橋区仲宿)に移りました。庭も広くとても充実した保育園で、子供たちはとても元気よく、戦いごっこの武闘派に育ってゆきました。毎朝私が自転車に乗せて送ってゆきました。ただし、今度は上記の「なかよしの家」とは異なり、延長保育はせいぜい午後7時までということで、家内も私もこの時刻に間に合うのはとても大変でした。

結局、遅刻2回目で早くも「限界です」と判定され、賢い主任さんの差配でお手伝いの保母さんをパートで雇うことになりました。家内の迎えが遅くなる週3回、夕方6時から夕食を用意してから7時に子供を迎えに行き、私か家内が帰宅する8時半頃まで子供にご飯を食べさせて世話してくれている、という感じでした。保母さんの学校の生徒さん(つまり保母の卵)のアルバイトで、将来は立派な保母さんになられるのではないかと思われるしっかりした方が担当してくださり、安心してお任せすることができました。毎回、1ページの保育日誌を記載してくださっていたので、ずいぶん分厚い冊子の良い思い出になっています。

私の転勤に伴い、息子は最終学年を残して、札幌に移り、慣れ親しんだ保育園の仲間と別れて、新しい環境にスムーズにはとけ込めず、本当にかわいそうでした。今から総合的に思い返すと、いろいろ、別の選択肢もあったのにと思います。

札幌での保育園「札幌ベビールーム」(S大のすぐそば)とO園長先生に関しては、前回、口頭でお話ししましたので、ここでは述べません。

以上、私の、特に保育園との関わりの経験を述べました。

C枝さんも、子育てに関しては、保育園の保母さん・保育師さんたちにいっぱい教えてもらい、いっぱい手伝ってもらうと良いと思います。昨日は、「0歳児保育に関しては、良い保育園を見つけてスムーズなセットアップを進められるといいですね。」と、書きました。私自身は札幌では余り経験も情報も持たず、適切なアドバイスができるかどうかわかりませんが、私にできることがございましたら、どうぞ遠慮なくご相談ください。

大変ですが、でもとても楽しく価値ある子育てになりますよう。私も応援しております。

言い忘れましたが、仕事の件、(仕方なしという状況のせいではありますが)私たちもじたばたすることなく落ち着いて少しずつ進めております。C枝さんは、今は子育てのセットアップで大変な時期でしょうから、あまり私たちのことは心配なさらないでください。札幌は雪深く大変なので、場合によっては、4月からとか5月の連休明けからとか、あるいはもっと先でも、大学への復帰が多少遅くなっても、(私たちとしては)OKですよ。むしろ、十分にのんびりと休暇を取っていただき、しかし、復帰してからはステディに仕事していただきたいものです。それぞれ状況があると思いますので、「C枝さんの判断で進めてください」と書きました。それでは、重ねて、母子ともに順調な生活を進められるようお祈り申し上げております。

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以上、2010-03-05のWEBページより再掲

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税金を理解しよう

<以下、2001年3月5日付けのWEBサイトより再掲>

2001年3月5日 月曜日

昨夜の雪であたりは白銀の世界。新雪は真っ白できれい。

ただし、横断歩道を渡るときは、転ばないように毎日気をつけています。

今年のように雪の多い冬は、雪のけのできない状況のうちにすんでいるお年寄りにとっては危機的です。重い雪でうちがつぶれてしまう危険があります。三笠市では5年に1度の今年の大雪で、危ないおうちが70件以上もあるとのこと、朝のNHKのニュースで知りました。

確定申告の時期です。アルバイトで暮らしをたてている大学院生のみなさん、確定申告にゆきましょう。「税金を理解すれば社会の仕組みが見えてくる」というのが私の持論です。ことあるたびに大学院生にはこのことを話しています。といっても、詳しい講義をするわけではなく、「自分でちゃんと勉強しとけよ」と突き放しているわけです。従って、こんなことを言うときの私に対する学生の反応には冷たい無言のあざけりのような雰囲気を感じます。今の時代、自分でしっかり勉強しとけよ、といわれて、じゃあ本でも選んでみようか、と行動に移す学生が果たして存在するでしょうか。それを自覚しつつそれでも先輩面して無意味なアドバイスを繰り返すのは、教師の習い性とはいえ、無視、ないし無言の冷笑を受けるのも致し方のないところでしょう。

ただ、改善の余地はあります。「税金を理解すれば社会の仕組みが見えてくる」、と話しても、じゃあ、どんな仕組みが見えてくるのか、知らないから想像もつかない。だから、その辺のところを少しでも話してあげれば、なるほどそうだったのか、ということで、あとは自分で勉強できるようになる人も中にはいると思います。コミュニケーションの十分な時間がないのと、学生と教授の双方の歩み寄りの場がないために、お互い不毛な関係が続いているのではないでしょうか。

というわけで、「バイオ研究者・大学院生のための便利メモ」のページで、医学部の学生や大学院の学生に少しでも役立つようなバイオ研究者にも役立つ汎用知識を少しずつ充実させる予定にしています。「税金を理解すれば社会の仕組みが見えてくる。じゃあ、どんな仕組みが見えてくるのか」は、是非書いてみたいと思います。

まだ当分の間、一行も書く余裕がありません。今日は、本職の遺伝子治療と再生医療の計画書を書いて一日がかりだと思います。

<以上、2001年3月5日付けのWEBサイトより再掲>

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謎の山作業

札幌冬景色: 謎の山作業

午後3時、ミルクティーを飲みながら、ふと目線を挙げて眼の前の山を見る。すると、B小学校の裏手の山の一区画だけに雪がないことに気づいた。よく見ると梯子か階段が麓から稜線まで登っている。眼をこらして観察すれば、麓近くに作業員と思われる人、2人を見つける。さらに稜線の近くにもヘルメットをかぶった作業の人が二人。雪の残っている山の斜面にももう一つ階段が麓から稜線へ続いている。これらはいったい何で、何の作業をやっているのだろうか。雪は溶かすのは不可能、そこだけ雪が降らないわけもなかろう、とすれば、この一区画だけ墨色の融雪剤を撒いたのだろうか。以前に畑の雪解けを早めるために炭の混じった融雪剤を撒く映像を視たことがある。しかし、そうだとしても、何のために雪解けを早める必要があるのだろうか。

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小学校の裏山に、とっても面白い子供たちの遊び場を造ってあげている、3月の卒業式か、4月の入学式に間に合わせたいので、作業を間に合わせるために今懸命に進めている、などという仮説が一番建設的であるが。まさか。小学生のためにそこまですることもない時代だろう。不思議な風景で、正解らしきものさえ思いつけない。春になって雪が解けて、もしここに足を運ぶ機会があったなら、今の疑問の答えをレトロスペクティブに探索してみたいとも思う。

 

以上、2010-03-04WEBページより再掲

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小鳥の群像が舞い降りる

 

札幌雪景色 小鳥の群像が舞い降りる 2010年3月3日

旧暦では桃の節句であるが、新暦かつ北海道では、桃の季節はまだずっと先。

南郷18の脇の公園で、ガードの上にとまった銀の小鳥たちが雪の中からのぞいている。雪解けが進んできてちょうどガードの高さと同じぐらいになったので、小鳥たちも顔をのぞけることができたのだ。

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こんな金属の小鳥像(群像)があることは、いつもこの道を通っていても毎度すっかり忘れてしまっている。だからこんなふうに雪面からちらっと顔を出すと、空を飛んでいた小鳥たちが雪面に降り立ったんだな、みたいな不思議な錯覚にとらわれる。雪解けまで、あと一ヶ月。現在は60cmぐらい、腿の高さほどもある雪面も、4月になるころにはいつか消えてしまう。

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2010年3月9日 火曜日

先日の写真では小鳥が小さすぎて、しかもピントが合っていなくて拡大しても情報がつかめなくて、残念だった。そこで、今朝はアップの写真を撮影してきた。

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雪解けが進んでゆく。
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以上、2010年3月3日WEBページより再掲

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厚別川を越える雪道

札幌冬景色: 厚別川を越える雪道 2010年3月3日

地元の方々にはちょっと勝手すぎると思われるかも知れないが、雪国の冬はできれば(人々が苦しまない範囲で、、、)しっかり雪に降ってもらいたいと思う。私は雪の積もらない地方の出身ゆえ、今でもやっぱり雪が珍しく、周囲の山々や野や道に積もる雪の白さがたまらなく好きなのだ。

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札幌の冬の空、雪雲の動きはとても速い。見る間にワァーと真っ白な雪が落ちてきたかと思うと、いつの間にか青空が見えてくる。天気は来る日も来る日も毎日悪いと思えるのだが、それでも一日中いつまでもどんより曇っているという日々ではなく、青空も光もとても美しい瞬間がある。雪はきらきら輝いて美しい結晶を見せてくれる。

以上、2010年3月3日のWEBページより再掲

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