私たちの畑は三度目の秋を迎えました 

2017年9月3日付け


9月になって、朝夕は早くも気温は10度程度と肌寒く、北海道らしい速い秋の足取りを感じます。ご無沙汰してしまいましたが、皆様にはいかがお過ごしでいらっしゃいますか。


札幌市から少し北に行ったところにある三笠市・達布山の中腹に傾斜地の畑を購入してから3度目の秋になります。ブドウやリンゴの小さな果樹園にしていく予定で、ブドウ苗を植えてから今年が2年目です。心配になるほど低迷した去年とはうってかわって5月のスタート時からブドウ苗たちはずいぶんと元気に育っています。まだまだ、わからないところや心配なことだらけですが、家族で一生懸命世話しています。2年目の今年は実を成らせないで、ひたすら「樹」を養成しています。北海道の厳しい寒さを乗り切れるだけのしっかりした樹(木化すること)になってゆくために、この9月はブドウ苗たちにとって大切な時期になります。おそらく来年の秋ぐらいからは少しずつブドウを収穫できるようになりそうで、楽しみです。


さて、昨日の土曜日は家族3人(Lは夏休みで帰省中)でジャガイモの収穫を行いました。ジャガイモを植えていた畑の土は、さらさらとした固まりで(団粒構造というそうです)、とても豊かな土になったように思われます。今年は主に「ピルカ」と「トウヤ」という2品種を植え付けてみました。今年も良く育ってくれました。ピルカはメークィーンの親戚で煮崩れしにくく、トウヤはホクホクの食感です。珍しいものではありませんが、掘りたてのものをお送り致します。お料理にお使いいただければ幸いです。


私たちの畑でのカボチャ栽培は難航しています。去年は立枯病で何十株が全滅、今年も不作でしたが、たとえばモミガラをたっぷり土に混ぜ入れた畝では立枯病が発症しないなどいろいろと希望の持てる実験結果もでてきましたので、来年はもう少しは上手に作れそうな予感があります。そのような事情で、今回ジャガイモといっしょに同梱したのは、お隣のNさんやWさん、私たちの尊敬する先達・カボチャ作り農家さんたちの作られたものを入れさせていただきました。


トマトジュースは、私たちの住んでいる三笠市からは100kmほども北の士別市というところで有機のトマト作りをしていらっしゃる Inz ファームのTさんの作られたものです。Tさんの奥様が家人の高校の(二十数年下の)後輩で、この夏、同窓の方々と士別の農園を訪問して楽しい時を過ごさせていただきました。

ワインは、私たち家族3人が3年前の夏、Yz ワイナリーさんで研修した折り、特に頑張ってお世話したツバイゲルトレーベという品種の黒ブドウが釀されてワインとなったものです。


ジャムは、家人の手作り創作ジャムです。


それでは皆様、どうぞお身体に気をつけて、良い秋の日々をお過ごし下さい。

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