菜園日誌 181021a トキリンゴの収穫 コスモス-キャンパス-ミックス

日曜日の午前の仕事の最後に、トキリンゴの収穫を行いました。
夜、食べてみました。これが香り品よく程よい甘さ、シャキッとした歯ごたえ、素晴らしく美味しかったのです。

来年はもっといっぱい成ると思いますので、色々な形で食べてもらえると思います。今日は写真を添付します。


烏被害・台風21号被害など、困難を乗り越えてここまで熟したトキリンゴ。皮に着いた傷は勲章と思いましょう。
今日の収穫は1個のみ。来週末に最後の一個を収穫すれば全部を採り終えることになります。


晩秋に咲く、超晩生のコスモス、キャンパス・ミックス。複雑な色合いのニュアンスと、グラデーションの繊細さ、お日さまの光を反射する細かな輝き、絶品のコスモスです。調べたところでは、これは玉川大学農学部育種学研究室で何十年もかけて確立された品種だそうです。コスモスで黄色の花は、これが初めてのものだったとのこと。キャンパスは玉川学園のキャンパスだったのですね、今頃知りました。玉川学園は昭和の初め頃に「全人教育」を理念に設立されたとのこと、設立者と宮沢賢治との接点もあり、今度ゆっくりできるときに調べてみたいと思います。

収穫間近のシャルドネ。糖度21%、ここまで待った甲斐があり、糖度も高くなって来ました。除葉のおかげで少し日焼けしています。左手の1粒は灰カビ病果。これから3日間で、できるだけ除去しておく予定です。これが厄介な仕事なので、来年は納豆菌(愛媛AI)の使い方にさらに工夫を施したいと考えています。


TkzワイナリーのMさんによると、灰カビを除いた綺麗な果実を醸造する場合には、最初に亜硫酸を加える必要はないとのこと。先月収穫の私たちのバッカスは、亜硫酸を加えることなく、爽やかなワインになりつつあります(今はすでにお酒になっています)。

また、手前の実のついていない2房(梗だけのもの)はアライグマ被害です。「金持ち喧嘩せず」と唱えると気にならなくなりますが、(家人によると)捕獲駆除が必要なほどの酷い被害と思われます。お隣のNさんに一昨日、それとなく聞いて見たところ、今年は2匹の捕獲、アライグマも頭が良くてなかなか捕れないそうです。


今年は霜が遅いのですが、たとえば今秋、霜の朝を迎えれば、緑で元気な葡萄の葉っぱは一斉に黄色になって枯れてしまうでしょう。


収穫予定の木曜日25日が良いお天気になれば良いなと思っています。


それでは元気でお過ごし下さい。

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