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牛乳は、ホモジナイズによって細かくされると、脂肪球の空気と接する面積が増え、酸化が進んで過酸化脂質が生成されやすくなる。

2026年1月4日 日曜日 曇り

中洞正 幸せな牛からおいしい牛乳 コモンズ 2007年刊

 ・・ホモジナイズによって消化がよくなり、風味が均一になると言われる。だが、細かくされると脂肪球の表面積が六倍になり、空気と接する面が増える。その結果、酸化が急激に進んで腐敗しやすくなるため、過酸化脂質が生成し、酸化臭もつく。過酸化脂質はコレステロールや中性脂肪が活性酸素によって酸化されたもので、ガンの発生原因のひとつとされている。(中洞、同書、p13)

 ・・1987年、全農が乳業メーカーと合意のうえで独自の基準として、乳脂肪分3.5%以上の生乳の生産を組合員である酪農家に押しつけたのである。以後、3.5%以下の生乳は買い取り価格を半値にされ、酪農家は大きな経済的ダメージを受けた。・・濃厚飼料を多く与えなければ、乳脂肪分3.5%以上の生乳は搾れない。野外で水分が多い自然の草を自由に食べていれば、しばしば3.5%をクリアできない。にもかかわらず、「乳脂肪分の高い牛乳がおいしい」と言われ、四季を問わず一定の基準を求められる。(中洞、同書、p23)

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