agriculture

ニワトリたちが本来持っている子孫を残そうとする本能をだいじにしてやることで、群れ全体の生命力が高まる。

2021年12月12日 日曜日

農文協編 自然養鶏家 笹村出 農家になろう10 農文協 2014年

・・笹村さんがめざした笹鶏はみためだけではない。病気にかかりにくく、おとなしく、よく床をつつき力強く土を掘る習性をもつ、そんなニワトリだった。 さらに、もうひとつ注目したのが執巣性だ。・・自分で卵を抱こうとする習性(執巣性)の強いニワトリは、飲まず食わずで卵をかえし、羽がわり(換羽)をする。すると元気になる。(同書、p7)

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 笹村さんの卵は、ひなにかえすことのできる有精卵だ。・・発酵させた床と餌、緑餌で育て、さらにニワトリたちが本来持っている子孫を残そうとする本能をだいじにしてやることで、群れ全体の生命力が高まる。 そうしたニワトリが産んだ卵は、孵化する力がちがう。(同書、p15)

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問題は、ニワトリを好きになることができるかどうかだ。好きになると観察力があがり、ニワトリの気持を察することができるようになる。(同書、p35)

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