菜園日誌

インゲン・エダマメ栽培日誌(2015年5月)

2015年5月25日 月曜日 晴れ 風強し

昨日に続いてカッコウ盛んに啼く。豆を蒔く適期。(諺は本来「ホトトギスが啼けば豆を蒔け」なのだが、北海道のこの辺りではホトトギスの声が聞かれない。それでカッコウで代用すればよいとのこと。でも、本当に大丈夫なのか?)

エダマメ、播種。条間も株間もそれぞれ60cm。今日は西側から計4条、3粒ずつ。極早生の枝豆(タキイ種苗より購入した奥原早生)。鳥よけを目的として不織布ベタ掛け。

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2015年5月26日 火曜日

午前中、インゲン(花豆)、エダマメ味勝り、大豆(鶴の子大豆)を播種。

エダマメ味勝りは、奥原早生の4条のとなりに条間60cmで1条播種。その東隣にニンジンと牛蒡のための一畝を置いて、その東に鶴の子大豆を播種。条間1メートル、計6条。条間を1メートルにしたのは、今関さんの大豆奮闘記を参考にしたもの。株間はすべて60cm。一カ所に3粒蒔き。播種後すぐに鳥よけを目的として不織布ベタ掛け。

花豆は二畝を使って、それぞれ1条蒔き。株間60cm、一カ所に贅沢に4粒蒔き。生えそろった時点で間引いて2本立ちとする予定。条と条の間隔は少しくっつき気味の120cmとした。播種後すぐに鳥よけを目的として不織布ベタ掛けするのだが、不織布に関しては幅が180cmのものしか私は所持していない。それで、資材有効活用の面から、条間を標準的な180cmではなく、少し狭い120cmとしたのである。後に135cm幅のマルチをかけることもできるし、畝の中央にネットを張る場合でもちょうど都合よくセットできそうである。

最終的にマルチを張って栽培すべきか、マルチなしで過ごすか、まだ決めかねている。

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2015年6月1日 月曜日 陽射しと気温は高いが風強い。

エダマメ、不織布をめくってみると、一つ二つ子葉の発芽が見られる。インゲン花豆はまだ動きがない。

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2015年6月6日 土曜日 晴れのち曇り 気温は低い

花豆インゲン、4粒ずつ蒔いたうち、だいたいは2つ以上発芽、0のところは一カ所のみ。不織布でベタ掛けしていたおかげもあろうがアブラムシも来ていない。今回は、不織布をはずし、グリーンマルチをかけた。草取りの大変さを少しでも緩和するため、マルチを使うのはしかたないところか。もう少しして本葉が4枚ぐらいのところで、2株ずつに間引き、一度芯止めして、支柱とネットを設置する予定。あとはほとんど放任栽培の予定。

大豆に関しては、ほとんどが発芽。来週の半ばから土曜日ぐらいまでの間で本葉が展開して鳥に食べられる心配がなくなったら、インゲン同様にマルチを敷いて少し土寄せし、2株ずつに間引き、あとはほとんど手がかからないはず。開花時期に十分な雨か灌水があることが望ましいが、どう対応するかはその時点で考えよう。

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2015年6月11日 木曜日

花豆、発芽率はきわめて良い。4粒ずつ蒔いたのは過剰で、3粒ずつでよかった。今日は4本目を間引いて3本とした。もう少ししてからさらに間引いて2本にする予定。高速道路脇のクマザサをハサミで切ってきて支柱に立ててやる。近日中に240cm支柱を立ててネットを張ってやる予定である。去年は8月の台風の風で危うく支柱が倒壊しそうになった。10メートルの東西畝だったのを今年は5メートル南北畝2本にしてみた。これが台風対策になっているかどうか・・・わからない。ともかく、しっかりとした支柱を立てておきたい。(去年は支柱を縛るのに麻紐を使って大失敗だったので、その反省に基づき今年はハウスバンド系の資材で縛ることにしている。)

大豆の方は不織布のカバーの下で双葉のものもあれば、本葉が出てきてそろそろ鳥に食われないかなというものもある。不織布をいつはずすか、意外と判断が難しい。今日はタネ蒔きからすでに15日目である。

今日はさらに、9cmポット48個を用意し、味勝り、タキイの豆源郷、1ポットに3粒ずつ、それぞれ24ポット蒔いた。生えそろったら2本立ちとする予定。豆源郷なんてダジャレのような名前の豆を買うんじゃなかったかなと思ったりもするが、食べてみて美味しければ良い名前に思えてくるかもしれない。味勝りが茶豆で、豆源郷は緑色の豆である。

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2015年6月12日 金曜日

余ったポット用の培養土をすべて利用して、エダマメの播種を続行。サッポロミドリ、味勝り、豆源郷、ツルの子大豆。それぞれ9cmポット苗。やはり不織布で被って鳥よけとする。

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2015年6月13日 土曜日 雨のち曇り

鶴の子大豆の発芽実験:

この春にクルルの杜で買ってきた鶴の子大豆、1kgで650円、すばらしい大粒大豆の発芽実験をやってみることとした。今日から水に浸し、実験開始。予想:90%以上の発芽率を期待。

方法: ボールにキッチンペーパータオルを敷き、水で湿らせ、20個の鶴の子大豆を載せる。アルミホイルで遮光し、室温で放置。随時観察。

2015年6月14日 日曜日 晴れ

発芽実験1日後: 早くも種皮を破って根が伸びてきたもの20粒のうち最低6個。発芽率は相当高そうだ。しかも素速い。

2015年6月18日 木曜日 晴れ

借りている畑のエダマメ、今日ですべて黒マルチをかけ終わった。草との戦い・・・は、マルチで回避。始めたばかりの現状では、仕方ないところか。

現在9cmポット苗を養成中だが、これもマルチに植えた方が良さそうだ。約100株、畝幅1m、株間60cmとすると、2条で30メートル。このぐらいはちょうど良さそうだ。マルチをかけてみるか・・・60メートルの長大マルチという手もあるが・・・来週の雲行きはどうだろうか。

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