まちかど紀行

札幌・花開く季節

 

2010年5月14日

今朝は少し軽装薄手のジャケットでうちを出た。外に出たとたんに、さすがは札幌、風もあって、とても寒い。それでも歩いているうちに暖かくなるのだから、もういちど14階に上って暖かいジャケットに着替えたりはしない。そのまま歩き出す。周りの大学生たちの多くはポッケに手を突っ込んで寒そうに背を丸めて歩いている。私も特に手指が寒くて、手袋が欲しいぐらい。さすがに手袋はもう要らない季節と考えて、先週すでにすべてを洗って仕舞い込んでしまった。

15分も歩くとようやくからだが暖まって春のような気分になってくる。

昨日ブログで紹介したライラックの蕾。

 

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タンポポも一斉に咲き始める。

 

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桜の花は昨日今日と満開。ただし、もう今日は散り始めている。北国の桜の時期は本当に駆け足で過ぎてゆく。

 

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こちらの花は梅系。

 

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札幌では梅が桜と同時か少し遅れて咲き始める。梅の木の数は桜に比べると少ない。並木道の桜から少し離れて、梅はのんびりと咲いている。

梅と同じように桜と順番が異なって感じるのはボケの花だ。ボケというと私にとっては3月の中頃、ツクシと一緒に起き出して、春一番の花、という感じなのだけれど、北国では桜よりも梅よりもはるかに遅れて準備を始める。順番が違うのが不思議に感じる代表的な花だ。今日ははじめて道ばたで小さな蕾の朱色を見かけた。来週には花開くことだろう。

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以上、2010年5月14日付けWEBページより再掲

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