2017年1月7日 土曜日 晴れ
飯島周 カレル・チャペック小さな国の大きな作家 平凡社新書 2015年
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カレル・チャペック自身について
「(文学的)独創性は個人の財産ではなく、次の財産を作るために利用されるべきであり、わたしは自分自身のために作品を書いているのではない」(カレル・チャペック自身について1925年、飯島、同書、p36)
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カレルの「お話」に関する考え方
「お話」とは「楽しい語り」であり、何よりもまず「行為」、すなわち言葉による「創造的行為」であって、現実の存在または非存在には依存しない世界を作り出せる、とする。(お話の理論1930年、飯島、同書、p47)
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