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原子力は「石油の缶詰」

2019年11月27日 水曜日 


槌田敦 原子力に未来はなかった 亜紀書房 2011年(オリジナルは2011年4月13日付けのほかに1987年、1978年、他)


 ・・原子力は「石油の缶詰」でしかなかったことになる。この石油の缶詰をじょうずに開くと、電力が得られるのである。だから、缶詰にして使うことに価値がある場合にだけ、この缶詰をつくることに意味があることになる。たとえば原子力潜水艦、原子力を使わずに石油を直接積み込む場合と比べてみれば良い。性能の違いははっきりしている。軍事だからコスト度外視と一般にいうけれども、これは性能の違いを高いコストで買い取っているのであって、性能が悪ければ原子力潜水艦など世の中になかったはずだ。(槌田、同書、p90;1978年)


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