菜園日誌

菜園日誌 180515 タンポポ満開

2018年5月15日 火曜日 晴れ(暖かい)

 

畑ではタンポポが満開。何百万もの明かりが灯っているようだ。

 

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シャルドネの芽吹き。

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午前中はT788圃場の測量とポール立てをして歩いた。

 

北側の端はブドウ列の両端のラインを北へ延長して35メートルのところにそれぞれ1点をとり、これを結んで西に延長することにより、T788圃場北端のラインとした。現在のブドウ列の西端が基準点(東西のゼロ点)から東へ21メートル(になるように2年前の春に垣根を設置した)。このラインから西に、6メートルごと(21 27 33 39 45 51 57 63 69 75)に蛍光朱色のリボンを結んだポールを立てて目印とした。

北端以外の中間点に関しては:西へ19.5メートルから始めて、西へ73.5メートルぐらいまで3メートルおきにポールを立てた。ポールとポールの中間(基準点から西方にそれぞれ21 24 27 30 33 36 39 42 45 48 51 54 57 60 63 66 69 72 )が畝の芯になる。たとえば、基準点から西へ21メートルラインに畝を作って72メートルラインまで(畝の芯の距離で)51メートル、18列となる。実際には21メートルラインより東側の北端寄りは傾斜が急でトラクターの操作がきつそうなので、恐らく来年のブドウ畝は、24メートルラインから14列すなわち(24+13x3=)63メートルラインまでぐらいになりそうだ。

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午後は: トラクターによるロータリーハローがけ。

とりあえず耕耘を21メートルから66メートルのラインまで、21 27 33 39 45 51 57 63 69 72の10列(6メートルに1列、ただし最後だけは隣接の3メートル列; 19.5m〜73.5メートルなので幅は約54メートル)を耕耘して、次のブロードキャスター作業のガイドラインとした。東側にもう少しゆとりがありそうなので、明日、19.5mのポールから東へ6メートル分延長して(ポールをそれぞれ2本ずつ立てればよい)ロータリーがけを追加しておくことにした。

(そんなことなら午前中の計測時に2本ずつ余分に立てておけばよかったものだが、実際にトラクターに乗って耕してみないと、傾斜角の心理的怖さが実感されないのである。今日は21メートルラインを北端まで耕耘してみて、傾斜による怖さを全く感じなかった。これなら21メートルラインを来年のブドウ畝に使うことも可能かもしれない)。

こうしてT788圃場のほぼ全体を耕すのは、2015年の6月13日、Wさんのトラクターに乗せてもらって初めてのトラクター耕耘を教わって以来の3年ぶりとなる。3年(局所の畝を例外として)耕さなかったこの圃場を歩くと随所にヤナギやニセアカシアの樹木系小苗が見つかり、自然の猛威というか、畑は森になりたがっている自然の道理を思い知るというか、そんな感慨に浸るのである。徒手で抜こうとしても、1年苗はともかく2年苗になると茎は太く根も張っているようで、どうにも抜けない。今日のトラクター耕耘で人類サイドから久しぶりの反撃の烽火を揚げた形となる。)

トラクター作業: 作業始めに満タンの給油(約25リットル)。ロータリーハローのトラクターの作業時間はちょうど2時間半、軽油使用量はちょうど20リットル。耕耘した距離は72−6+12+78+30=186メートルx10=1860メートルの耕耘。速さは時速1.0km。作業後、アタッチメント・クローラ周りの水洗い、カスケード倉庫1に格納。

 

補註: トラクター作業の目印になるポールの設置について。目印リボンの活用。

ダンポール5.5mmは地面に挿しやすく操作性がよい。今日の作業で挿すのが困難だったのは北端ラインの西へ54メートルの1個所だけだった。ほかはすべてスムーズに挿すことができた。風で倒れたものは今のところ1本もなく、目的を達しつつある。

今回、蛍光オレンジ色のリボンをダンポールの端に結んでみた。これが風でひらひらはためいて、非常に目立つ。これなら80メートルぐらい先でも肉眼で十分に視認可能である。設置直後の午前中はとても見にくかった。そこで、今回は、トラクターに乗る前に軽トラで模擬的に走ってみた。(水道(みずみち)ができていて、軽トラでは怖いような個所も多々あった)。軽トラ走行で感触を掴んだ後、トラクターに乗って耕しているうちにポールを見分けやすくなった。ポールの判別に慣れてきたせいか、それとも、遠くを見る作業を続けているうちに眼が遠めがね風に適応してきたのか、恐らくその両方だろう。今回の経験で、

1)ゲートタイプ(2本一組の目印で、トラクターはその真ん中を通過する)のポールは、3メートルごとに立てて6メートルごとに蛍光リボンの目印とすればよい。

2)両端の目印ポール(トラクターは真っ直ぐこれに向かう。ぶつかる直前でハンドルを切る)は6メートルごとに立てて、蛍光リボンの目印を付ける、

という作戦で安心して作業できることがわかった。タンポポの花盛りで黄色のリボンを使うのは憚られたが、棒の先にくくられて風ではためくので、黄色リボンでも使えるのかもしれない。青や紫やピンクなど目立つ色がよさそうだ。今後、ホームセンタなどで幾つかの色のものを購入しておいて活用したいと思う。蛍光リボン目印、大変重宝した。ダンポールだけでは見逃しやすく、いろいろ見間違って戸惑っていたことであろう。

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ブドウラインと垂直方向に3メートルごとにダンポールを立てていき、6メートルごとに蛍光オレンジのリボンを結んで目印とした。

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苞(ほう)が反り返っているのは、セイヨウタンポポの特徴だとのこと。

 

タンポポに少し遅れて、シロクローバもちらほらと咲き始めた。

晴れた日には浦臼の山々が遠望される。広々とした風景だ。

 

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