literature & arts

刀と鍬と・・道は一つだ:山本周五郎「内蔵允留守」

2022年10月6日 木曜日 午後は小雨

百姓は自分の汗と血とで・・会得する。

山本周五郎の短編小説「内蔵允留守」 MMC SUKOYAKA さんの朗読で聴いた。

この人だ。別所内蔵助・・はこの人だ。

刀と鍬と・・道は一つだ。

百姓はつらいぞ。

師を得た。・・自分の行く道を得た。

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奉公も・・一つだ。

晩秋という季節の美しさは格別だな。

(補註: 周五郎の静かなヴァージョンの「樅ノ木は残った」だ。原田甲斐の奉公も、本篇の主人公・水野外記の奉公も、貫くものは一つの道である。)

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