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リンゴ開心形樹の育て方

2022年10月8日 土曜日 晴れ〜曇り時々晴れ〜夕陽は綺麗だった

菊池・塩崎 新版 せん定を科学する 樹形と枝づくりの原理と実際 農文協 2005年

リンゴ開心形樹の育て方

・・(1)幼木期の仕立て方(植え付け〜4,5年生) ・・心は切り下げたり、心から枝を間引いたりして、小さくしながら10年生頃まで維持する。あまり早く心を除去すると、主枝の背面、とくに基部側に徒長枝が林立してやっかいである。 なお、多雪地でも枝を最初1メートル以下につくり、若木の間はこれを保護して初期収量を多くしたい。下から枝をつければ根の張りも良くなるし、重心が低い樹になるので倒れにくくなる。(同書、p106)

・・(2)心抑制期から心抜き期(5、6年生〜10年生) ・・主枝候補枝の扱い ・・4、5年目に主枝候補枝が10本以上できているとよい。この中から永久的に使用する2本の主枝に見当をつける。第一主枝は地上120〜150センチ付近に、第二主枝は第一主枝より40〜50センチ高い位置につくればよい。さらに主枝と直角方向に、15〜20年くらい利用できる主枝(「仮主枝」)を2本見当つける。仮主枝は主枝と同じ高さから出さないようにする。

・・心抜きの時期は、品種や土壌の肥痩などに影響されるが、おおよそ10年生である。(同書、p110)

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