2023年6月30日 金曜日 曇りのち雨
補註： 長期間の農作業、働き続きの合間の一段落、雨の日に久しぶりの読書ノートの記入である。
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田中英道 「やまとごころ」とは何か 日本文化の深層 ミネルヴァ書房 2010年
日本の神々は人間と同じように労働をするので多の民族の神々と違うと不思議がられるが、労働は日本においては古来、人間にとっても苦労とも贖罪とも考えられなかったのである。それは生きるものにとって、自然なことであり、神にとっても同じことであった。神々は人間の模範として存在し、人間同様、苦労を分かち合う存在であったのだ。
いずれにせよ高天原は山の中の稲田をもつ盆地のようなところと考えなければならない。（田中英道、同書、p43）
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