菜園日誌

コスモスと鶴の子大豆、米ヌカを施す

2015年7月4日 土曜日

火曜日から木曜日までの雨のおかげで畑はぬかるんでいる感じ。今日の午後になっても畑の中には入れない。家人と一緒にT783の畑の通路沿い、通路に対して右手・南東側に一条植えで、コスモスと鶴の子大豆を播種。

1)コスモス・センセーションの播種:

コスモスは100mlのタネ袋に入っていた種子をこの一列でちょうど使い切った。今から蒔くと秋も遅くなった頃にピンクを中心にした美しい花が咲いてくれるだろう。その景観を想像すると楽しくなる。何しろ今回が私たちの畑での第1回目の景観作りなのだ。

2)鶴の子大豆の播種:

カッコウが啼いたらすぐに蒔くはずの鶴の子大豆、一部は計画通り蒔くことができてYさんから借りている畑で定植、今は順調に大きな苗に育っている。が、メインのT783の畑への大豆の種蒔きは今になってしまったのである。本当は4月から始めなければならなかった作業が、諸般の事情のため2ヶ月以上も遅れてしまったのだ。この遅れのため、今回の鶴の子大豆は霜の降りるまでに十分に熟し切らないかもしれない。今年はそれでも良いとしたい。私の一番の好物がエダマメなので、今回は主にエダマメとしてさまざまな農産加工を試みたいと考えている。

それ(この夏秋のさまざまなエダマメ料理調理のあれこれ)はさておき、前輪のヒマワリがひどく鳥にやられたのだから、後輪の大豆が直播き・ベタ掛けなしでどれだけ生き残って本葉3-4枚までたどり着けるのか、それが直近一番のポイントである。発芽率が極めて良い優秀なタネであることは先日確認済み。ということからは、欠株があればほとんどは鳥さんの取り分という推定有罪(presumed guilty)の論法でなんら疑問が残らないと考えられる。

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2015年7月9日 木曜日 快晴

コスモス・センセーションのDay5 土曜日に播いたコスモス、ところどころで双葉を展開させている。これから全部生えそろってくる、はず。街道沿いではピンクや黄花のコスモスがきれいに咲いているのを見かけるが、私たちのは漸く種まきを終えたところ。今年はいっぱいタネを採って、来年は早い時期に播いてゆくこととしよう。

レッドベルサイユのDay0 赤花のコスモス(レッドベルサイユ)を播種。いくらもタネが入っていなくて、10-15cm間隔で一粒ずつ播いて5,6メートルぐらい、ほんの少し播けただけである。15mlのタネというとこの程度の量だろうか。これも今年はしっかりとタネをとって、来年に備えたい。

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2015年7月10日 金曜日 快晴

畑ライン5m、今期の最初に買って播き残していたコスモスセンセーションを南東端から20メートルほど播種。ライン4mの南東端が赤花のソバなので、隣り合ってきれいな景観を作ってくれることを期待。

ライン4mと5m残りの北西側はエダマメ、つるなしインゲン、大豆を播種。

北西側(上)から、豆源郷8メートル、奥原早生8.5から18.5メートルまで、それぞれ株間50cm、2粒ずつ。ついで味勝り、これは去年購入の種子の残りなので3粒ずつ。ついでツルナシインゲンのサッポロミドリ、これは一昨年購入の種子の残りなので、安全のため3粒ずつ。あとはコスモスのところまで、鶴の子大豆3粒ずつ。この鶴の子大豆は前回クルルの杜の売店で食用のもの一袋1kgを購入したもの。トータルで約40メートル。30メートルの巻き尺を持参していたので、やや不足であった。

今回は念のため不織布をベタ掛けして鳥につままれるのを防ぐこととした。1.8m幅の不織布でライン4m、5mの2ラインをカバー。黒番ちゃんで止めた。不織布のベタ掛けは時間的にはいくらもかからず、簡単な作業だった。

T783の畑の北西端にずらりと(7月4日に)コスモスといっしょにまいた鶴の子大豆、双葉が顔をのぞかせ始めた。今日がDay6、これからが鳥につままれやすい時期だ。どのくらい残ってくれるだろうか?

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2015年7月15日 水曜日 快晴

大豆の発芽、良好。ずいぶん多くが鳥に食べられることなく発芽してきている。(もう一週間ぐらいが正念場か? 本葉が出そろえば鳥は見向きもしなくなる、とのこと)

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2015年7月20日 月曜日祝日 晴れ

畑の3mラインの北西側半分にエダマメ・つるなしインゲン・鶴の子大豆、マルチのスペースすべてに株間50cm、2条(条間80cm)、二粒ずつで播種。不織布のベタ掛けを4mラインから平行ないし180度回転移動させて終了。

暑くてしゃがんでいる姿勢から立ち上がると軽く立ちくらみがした。斜面を登ってゆく播種になったのだけれど、後から思い返すと、こんなわずかな作業でも斜面を下る方向で進めると楽だったのかもしれない。これで今期のお豆の種まきは最終となる。鶴の子大豆は秋遅く霜が降りる頃になって「エダマメ」として収穫することになるのかもしれない。

テントウムシの幼虫が大勢、活発に走り回っている。私たちの目には見えないけれど、多くの美味しいエサが発生しているのだろう。

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2015年8月1日 土曜日

「2015年7月4日・・・雨のおかげで畑はぬかるんでいる感じ。今日の午後になっても畑の中には入れない。家人と一緒にT783の畑の通路沿い、通路に対して右手・南東側に一条植えで、コスモスと鶴の子大豆を播種。」・・・それから4週間。今日は通路側の草を刈り払ってみた。エダマメとコスモスの苗に西からの陽差しもよく当たるようにしてやったつもり。コスモスがきれいに咲きそろってくれるのはいつ頃になることだろうか。まだまだとても小さい苗たちである。東南側のエン麦も少し刈り払ってやるとよいのかもしれない。が、コスモスならエン麦なんかに負けないでぐんと大きく育ってくれるはず。

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2015年8月3日 月曜日

コスモスと鶴の子大豆の列に、米ぬか直接散布。通路脇の畑の一番端っこ。達布のお山に、数えてみたら今日は朝からすでに4回、これから登って、それから夜も峰延に越えれば全部で計5回。ガソリン代もバカにならないが、この夏も今が頑張り時か。行ってこよう。

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コスモス・キャンパス・ミックス(2018年10月撮影)コスモス・センセーションと対照的に、キャンパスは晩生のコスモスなので、北海道での開花は10月半ばとなりました。えもいわれぬ色合いと輝き。
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