菜園日誌

菜園日誌 180522〜24 除虫菊の塔立ち

一昨年から育てている赤花除虫菊:

冬越しした赤花除虫菊が花芽の塔を伸ばしてきた。6月には幼稚園の花壇に植えておきたいようなクレヨン色(薄ピンクや濃いピンク)の鮮やかな花を見せてくれるだろう。

ところが、昨年7月に播種して9月に〜240本を定植した白花除虫菊は冬越しできなかったのである。昔は北海道でも大規模に白花除虫菊を栽培していたとのことなので、越冬に関しては全く心配していなかっただけに、想定外の大失敗となった。因島の観光協会の方からのご厚意で供与いただいたタネだったので、この亜株の耐寒性が弱いものに偏ってしまっていたのかもしれない。

ただ、1本だけ、生き延びて(遅ればせながら)芽吹いてきた株が見つかったのである。この株は、写真の赤花種に比べて非常に小さく、冬のダメージが大きかったことは間違いない。この株が ① 耐寒性の遺伝形質を持っているものか、② 偶然にも冬越しできただけで、遺伝形質としては耐寒性なしのもの(冬越しできたのは単なる確率的な stochastic 現象)か、わからない。わからないが、取りあえず①であると考えて、この春夏は大事に育て、冬を越させて、来年の春の雪解けを待ってみよう。(白花除虫菊には10月の半ば過ぎ〜11月頃の降雪前にはモミガラなどで厚く覆ってやるなど、冬越し対策も行うべきかもしれないが)。

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