2020年3月4日 水曜日 曇り
森茂曉 南北朝の動乱 戦争の日本史8 吉川弘文館 2007年
森茂曉 後醍醐流の抵抗と終焉 闇の歴史、後南朝 角川選書 1997年
**
現在の時点では、史料によって後南朝の足跡をたどれるのは、文明十一年までということになる。しかしこのことは新発見ではなく、一般的に知られていることである。・・もしこれより以降の関係史料が見つかれば、それは新発見ということになる。(森茂曉、闇の歴史、後南朝、p240)
遠く時空を越えて、後南朝にまつわる問題が突如近世・近代社会に生起する時、それはもはや近世・近代に起因する問題であるとみる方が当たっている。(森、後南朝、p241)
補註: 文明十一年は西暦1479年。
*****
********************************************