2020年5月1日 金曜日 暖かく、エゾヤマザクラが五分〜7分咲き。=地温は11℃ぐらいか。
高原通寿 根力(ねぢから)で咲かせるバラつくり 盛り土三層構造で活力アップ 農文協 2008年
病害虫で葉を落とさないこと、これがバラつくりの最大のポイントの一つです。(高原、同書、p74)
・・害虫の活動が活発になる大潮(新月・満月)に農薬散布して最大の効果をあげることなど、病害虫の知識、農薬の知識の両方をおさえることが大切です。(高原、同書、p75)
黒星病は定期的な農薬の予防散布で、“出さない”ことが最大のポイントです。とくに気をつけたいのは雨の前後。・・長雨になりそうなときにはその前に、残効期間の長い農薬(ジマンダイセン等)を固着性のある展着剤を混ぜてしっかりと散布しておくとこが肝心です。雨の後は葉をよく観察し、もし少しでも出ていたら、治療効果の高い農薬をかけて感染を止めます。(高原、同書、p76)
カイガラムシ: 風通しが悪いと、地際に近い枝のほうからびっしりと白い貝殻のようなものが発生します。・・もし発生したら、カルホス乳剤を散布したり、冬にアクテリック乳剤を500倍で散布すると防除することができます。(高原、同書、p81)
・・(12月の作業)・・カイガラムシ被害にはアクテリック乳剤のハケ塗りも効果があります。(高原、同書、p117)
補註: アクテリック乳剤 バラのカイガラムシ類に対して500〜1000倍、6回以内。
有効成分:ピリミホスメチル・・・49.0% ■性状:淡黄色澄明可乳化油状液体 ■毒性:普通物 ■有効年限:3年 ■包装:500mlx20瓶 ■作用機構分類:IRAC 1B[ピリミホスメチル] |
接触およびガス効果により速効的に効果を示す有機りん殺虫剤です。カンザワハダニ、コミカンアブラムシ、オンシツコナジラミに高い効果を示します。 ・・カイガラムシ類の防除に使用する場合は、虫令が進むと効果が劣るので若令幼虫を対象にする。 http://www.greenjapan.co.jp/acteric_n.htm |
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