community

現代における介護と死:上野さんを始発点とする家族小史

2020年6月15日 月曜日 曇り時々雨

上野誠 万葉学者、墓をしまい母を送る 講談社 2019年

己を始発点とする家族小史、民族誌を残し、そこから近代における介護と死、そして古代文学研究者が感じた死に対する感覚を書き残しておきたい、という願いからである。それがいつか、フェルナン・ブローデルやフィリップ・アリエス、宮本常一のような学者に見出され、庶民の生活史の一断面を知る資料となることを、秘かに念じているのである。そして、私もいち早くその読者になりたいと願っているのである。(上野、同書、p144)

**

今は亡きマイガーデンの花(2018年8月撮影)。大株になりながらも、2020年初頭の冬の厳しさ(雪の少ない冬)を越えられず、枯死してしまった。
RELATED POST
literature & arts

どうしてみんな貧しいのか、どうして餓鬼ん子は哀れなのか、どうして草原は空っぽなのか、どうして女たちは抱き合って口づけしないのか、どうして喜びの歌を歌わないのか、どうしてああして黒い不幸でああも黒くなっちまったのか、どうして餓鬼ん子に乳を飲ませてやれないのか?

2023年1月30日
Be the change you wish to see in the world.