culture & history

ブリュメール18日のクーデタ

2022年3月20日 日曜日 晴れ


神野正史 世界史劇場 フランス革命の激流 近代社会成立の転換点となった市民革命はなぜ起こったのか ベレ出版 2015年


神野正史 世界史劇場 駆け抜けるナポレオン ナポレオンはいかにしてヨーロッパを席巻したのか? ベレ出版 2015年

史上最低のクーデタ ブリュメール18日の政変(クーデタ)

・・遠征先のエジプトにおいてフランスの情勢を知ったナポレオンは「機は熟したり」とばかり、急遽帰国する。一方、フランスでは政界に復帰したシェイエスがクーデタを立案するに当たり、味方につける将軍の人選に悩んでいた。この両者の利害が結びついてクーデタは決行され、これにより「フランス革命」は名実ともに終結する。(神野、ナポレオン、p103)

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・・シェイエス: 革命の最初期に於いて、 ーーいよいよ綱が断ち切られるときが来た! ・・と叫んで革命を牽引し、「ミラボーとともに革命を始めた男」と評される人物。(神野、ナポレオン、p107)

・・2人はそれぞれ己が主張を新憲法に盛り込むべく舌戦を始めるが、軍事力を背景とした実力・国民からの絶大な支持を持つナポレオンの主張が通ることとなる。(神野、同書、p115)

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