Nさま(2024年1月*日付け、一部改)
今回は、mRNAワクチンの<害毒>について、私なりのコメントをしたためました。お時間に余裕がございましたらお目通しいただけましたら幸いでございます。
なお、先日、Nさまから言及がございましたパピローマウイルス・ワクチン(子宮頸がんの予防?)に関しても、追って、いつか私見をまとめてご報告したいと思います。実は、パピローマウイルスが子宮頸がんに関連していることなどの解明には(私のボストン留学時代のお師匠さん筋に当たる)ロバート・ワインバーグ先生が大きくかかわっていらっしゃいます。私はTy大学で2010年から13年まで、ワインバーグ先生の教科書(Cancer Biology)を使って「腫瘍医科学」の講座を担当しました。お人柄・学識さまざまな面で、ワインバーグ先生は私の尊敬するお師匠さんです。が、にもかかわらず、臨床でこのワクチンを試すことには非常に疑問を感じております。
2.現代の諸課題:
a)お金に支配された科学・医学・医療の混乱、特に現今の疫病mRNAワクチン被害について
・Nさんのご著書のあとがきに、一人でも多くの方々がmRNAワクチンの<害毒>を知り、「決して打つことのなきよう」と祈りつつ(令和3年7月)とあります。
・今回のmRNAワクチンは一種の遺伝子治療薬であり、私が専門として研究してきた癌の標的化遺伝子治療と重なる分野です。今回のmRNAワクチンのように標的化の工夫が施されず、外来遺伝子を発現させるベクターを筋肉注射で単純に投与することは、自己の組織を傷害する危険性が高く、長期的には自己免疫疾患を惹起する心配が大きいものです。つまり、単純に理論的に考察するだけでも、危険性の高い、間違った方針(ミス・コンセプト)の遺伝子治療です。
医学の常識としては、このような危険性を伴う治療は、その危険(リスク)と得られる利益(ベニフィット)とを秤にかけて、利益がはるかに大きい場合にのみ、選択することになります。その場合でも、少数の臨床例で治験を行いながら、恐る恐る慎重の進めてゆくべき性質のものです。2021年春の時点までで、コロナウイルスによる重症化や死亡は(マスコミにより大きく煽られてはいたものの)比率としては客観的に非常に小さいことがわかっていました。また、今回のmRNAワクチンの場合、2020年12月までの時点で、ファイザーなどの前臨床試験や臨床試験の結果からは 効果は明確でなく、副作用も大きいことがわかっておりました。一方、ネットや単行本などを介してこれらの時点までで私たち日本人も十分な情報把握は行い得る状況でした。
現実には、2021年春以来、日本でも80%もの人々がmRNAワクチンを受けてしまいました。一万人に1〜2名の死亡、20万人もの超過死亡など、ワクチン関連を否定できない死亡例を初め、多くの副反応が報告され、また、今後も新しい形の自己免疫疾患などの発症が心配されます。ワクチンを受けなければただの(しかし不思議にしつこい)風邪ですんだことを考えると大変残念なことです。
・上記のような経緯はNさまにはすでに悉知されていらっしゃることと思います。以下は話を端折ります。
・医学・医療界も明確にいわゆるウソ社会になっています。(今までもかなりウソ社会ではありましたが・・)。
・WHOやアメリカCDC/FDAを操ることができるグローバルなお金の力に、科学・医学・医療がすっかり身を屈している形となりました。
・主流のマスコミもこのお金の支配下。
・政治家・行政(厚労省)もこの巨大な力の支配下にほぼ等しく降参。
・現職の大学教授からの科学者としての正しい発信はほとんど見られません。大学は組織として、国民の幸せの方を向いていないのでしょう。(ただ、私が2021年の時点で、もしもS大学の現職教授だったとしたなら、私の場合はプロとしての責任があります。非力でも何らかの形で戦ったと思います。そして、・・大学の性質上、割と早い時点で退職させられるような圧力を受けたかもしれません。あるいは、ただの変わり者として完全に無視されただけかもしれません。味方はほとんどありません。仮想現実を考察するだけでも、頭に血が上るようです。)
・退職大学教授の中にはしっかりと発言し、啓蒙活動その他頑張っていらっしゃる方も多くあります。思想家・言論人の中にもしっかりと調べて、きちんと発言されてきた方もあります。小児へのワクチン接種を思い止まるよう訴えかけた「有志医師の会」の方々の活動もありました。これら当たり前ながら合理的な発言や活動は、大きなマスコミの流れに抗しては、いささか力及ばず、という結果ながらも、私は評価しています。
・私も自分のブログページで発信してきました。有志医師の会にも参加しています。また、草の根活動的ですが、機会あるごとに、会合などで人に出合うごとに、mRNAワクチンの無効性と危険性を話しております。
・T大はモデルナと、Tis大学はファイザーと、2023年春から、それぞれ外資の巨大なお金でmRNAワクチン関連の仕事を国内で始めました。医理工系の研究だけでなく、文系の仕事(アンチを封じてワクチンを普及させる工夫)でも外資のお金が注入されるようです。研究の方向性としては、終戦後の検閲作業に近いような仕事かと思われます。札束で頬を張られる形に見えます。当事者達はどのようにお考えでしょうか。少なくとも、大学執行部レベルでは、お金さえ来るならなんでもありという姿勢がわかります。しかし、たとえ日本人スタッフの活躍によって医理工系の良い研究成果が得られても、外資スポンサーの財産となります。mRNAワクチンの実行部隊が日本人だということから、海外の被害者からの非難の矛先が日本に向けられることも考えられます。
・今回のコロナウイルスはアメリカと中国の合作(強毒化ウイルスの意図的ないし事故による漏出)であったことが明らかになってきています。(The Wuhan Cover-Up: And the Terrifying Bioweapons Arms Race By: Robert F. Kennedy Jr.;Deception: The Great COVID Cover-Up By: Rand Paul、他)それぞれの国の軍部が大きく関与しており、(皮肉なことに Bio Weapon ならぬ)Bio Defence という名目でウイルスの機能獲得研究(より病原性の高い人工ウイルスを作る)を、両国共に今もなお続けているようです。
・日本は上記「Bio Weapon/Bio Defence」について、ほぼ丸腰の状況。国防上は非常に危険な立ち位置にいます。
・平和を目指す日本として、まっとうな方向性としては、1)強毒化ウイルスなどの作成を禁じるべく国際政治で主体的に政治力を発揮、2)さまざまな強毒化病原体にも対応できるような基礎研究の充実と、その知見に基づいて本当の予防・治療技術を開発して即応力として備えること、国としてこれらの仕事で世界に貢献すること、が考えられます。そのような主体的な方向性が見えない今の日本を見ると残念です。
これから、私たちのなすべきこと? 地に足の着いたことが何かできるか? ・・ むずかしいですが、また、非力ですが、これからも考えて実践してゆきたいと思います。すみません、尻切れになってしまって。 今日はこの辺で失礼させていただきます。 HH
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