菜園日誌

ヒマワリの咲く夏

ヒマワリ、小さい花が最初に咲く。

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赤花のヒマワリ。ミラクルチョコレートとプラドレッドの相の子系ハイブリッド。フィボナッチ数列。パレット咲き。

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相の子の赤花だから、いろんな表情の花が咲く。太陽のコロナ風。ただし、パレット咲きなので咲いた方向によってはお日さまの追従にルーズな花もある。

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緑肥ヒマワリナツリンゾウ。農事組合経由で二袋・計1kgのタネをいただいた。早生・一本立ちの花。緑肥にはこれが一番良さそうだ。

 

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向かって左手はパレット咲き赤花ヒマワリ。続々と咲き始めた。向かって右手はロシアヒマワリの緑。

ロシアヒマワリの列の手前で一輪だけ咲いているのは恐らく去年のヒマワリのこぼれ種から育ったもの。赤花系パレット早生咲きである。

ロシアヒマワリの咲くのは北海道では夏も終わり頃の8月下旬、非常に晩生である。これがわたしの花粉症の重症の時期と重なる。刈り払い機にせよ、フレールモアにせよ、出動が苦しく、鼻水と涙を流しながらの刈り払い作業となる。タネ取りするなら9月下旬が旬となる。この頃までヒマワリを立てておくと、来年の春を目指した秋の作業が後手後手になってくる。9月下旬から10月は雨で圃場の状況が難しいことが多い。というわけで、やはりロシアヒマワリは早々に刈り払って、早め早めに来年に向けた作業を行うのが農家の嗜みというものだろう。周りを見回しても3メートル近くもあるノッポのロシアヒマワリを畑で育てている農家は少なそうだ。私も来年辺りから主力のヒマワリは赤花系と緑肥系とにしていくことになりそうだ。ただし、ロシアヒマワリもこうして自家採種で5シーズン継代してきたので、タネ取りと次世代のための栽培は少しずつでも続けて行きたい。

 

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