<対話>のない社会

2015年6月11日 木曜日

中島義道 <対話>のない社会 PHP新書 電子書籍版

残酷なことに、能力の差を問題化することをこの社会は激しく嫌うのだ。・・・中略・・・成功者は競って劣等生ぶりを披露するが、こうしたお話は「現役劣等生」の心を曇らせるだけである。彼らはよく知っているのだ。そう語れる社会の勝利者は、受験の勝利者よりさらに少数であることを。(中島、同書、電子書籍版 第1章38/59、40/59より)

問題は、全国の大学教師は、学生たちから言葉を引き出そうとする努力を怠っていることである。いや、大部分の大学教師はさらに輪をかけて学生たちから言葉を奪っているのだ。(同書、第1章59/59)

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