菜園日誌

240405菜園日誌 バラの春剪定

2024年4月5日 金曜日 快晴・暖かい陽射し

今日は朝からバラの冬囲い外しと春剪定。

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早春のワイナリー。前景は私たちの畑の雪解けの状況。雪の深さは20〜40cmほど。この暖かさ(〜10℃)だと1日に5cmは解けるとのことなので、ブドウ畑の作業開始は4〜7日後となる・・ので予定としては来週の火曜日(4月9日)ごろ。

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バラの状況: リンゴやモモほど徹底的ではないものの、ウサギの食害が激しい。

私たちが鮭の切り身からじょうずに骨を除いて食べるように、ウサギもバラの棘を上手に避けて食べ尽くすようだ。全周を傷つけられればそれより上部は枯れてしまう。(経験済)。冬の寒さに痩せ衰えて骨と皮だけになり、生き延びるため仕方なしにバラの樹皮を囓って飢えを凌ぐ・・そんなウサギを想像したいところだが、実はかなり充実した冬ライフを送っているのではないか・・そう思わせる根拠は以下の糞の大きさと地面を覆いつくさんばかりの数百箇の糞の個数にある。大中といろいろあるものの、すべて綺麗な〜球形でいかにも健康で活き活きとしたウィンターライフを満喫している落とし主を想定させるのである。

ウサギの糞。

ウサギの糞。傷害の大きな苗ほど、その根元のウサギ糞の数が多い。相関は高い。ハサミはアンビル型8。

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冬囲いの状況。去年の10月の終わりごろ、頑張って冬囲いを施行。

不織布の破れからウサギが囓ったと思われる。ウサギがバラの枝を囓る目的で不織布を囓って穴を開けたのか、枝が突き出たために穴が開いていてそこからウサギがバラの枝を囓ったのか、経緯は不明。恐らく後者。というのは、ウサギが根気よく不織布をバラバラに囓った例を見たことがないからだ。ネズミならともかく、ウサギにとっては不織布は「囓って快」な対象ではなさそうだ。つまり、不織布ならウサギからバラを守れそうだ。この作業仮説に基づき、今度の10月の冬囲いでは、不織布などでさらに防備を固めてみよう。

幸いなことにバラの根元がウサギに噛まれていることはほとんどない。考察:根元が雪解けで露出する頃には、ウサギにとってずっと栄養価の高い緑の芽(たとえばハコベなど)が育ってきているため、バラの根元の樹皮は食材としての魅力が低減しているのだろう。しかし、もしも、根元がやられれば枯死も覚悟しなければならない。なので、この不織布の巻き方は、雪の量や雪解けの経緯によっては、中途半端で危険な巻き方だったかもしれない。せっかくならウサギが潜り込めないように根元まで覆っておくべきだったかも。要検討。

春剪定を終えたつるバラ 2,024年4月5日撮影。

春剪定を終えたバラ(グリュス・アン・テプリッツ) 四季咲きバラなので、つるバラのようには大きくならない。すっきりとなるように剪定。2024年4月5日撮影。

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春剪定を終えたつるバラ 2024年4月5日撮影。大きく伸びるつるバラは伸び伸びと育てたい。冬囲いの成功例。今回、当園で初めて〜2mの高さまで囲って冬を生きて越すことができた枝を、できるだけ温存。一方で株元はカイガラムシが繁茂しないよう、できるだけすっきりと間引き刈り込みを行った。6月下旬の開花が楽しみな、私のナエマ。大きく育てたい。

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浦臼の連山。ブドウ苗列も雪解け始まる。端の1本はすでに立ち上がってきている。2,024年4月5日撮影。

ハクチョウのV字編隊。画像を目一杯拡大しないと確認できない。肉眼ではとても大きく見えている印象なのに・・。要・望遠レンズ。

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蕗の薹とワイナリーのツーショット。

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