culture & history

温暖化問題(やコロナやウクライナや経済指標や金融の話)・・これら分野がなぜインチキな構造を持っているのか?

2025年1月5日 日曜日 晴れ

田中宇さんの解説より<以下引用>

https://tanakanews.com/250102ondan.htm

温暖化問題の歴史は3つの時代に分かれている。京都議定書からCOP15あたりの前までが第1期で、先進国が途上国からピンはねしようとする構図。その後、2022年前後の大リセットやウクライナ開戦後の非米側台頭開始ぐらいまでが、中国主導の途上諸国・非米側に主導権が移った第2期。そして、その後の現在までや今後が、米国側とくに欧州が温暖化対策で自滅させられていく第3期。温暖化問題は、米覇権崩壊と多極化・非米化という覇権交代の要素の一つになっている。
Climate Summits “No Longer Fit For Purpose”, Experts Say

(中略)

温暖化問題も、新型コロナと同じように、大間違いが公式に是正されることはない。だが欧米では、各種の大ウソをつきっぱなしのマスコミ権威筋、リベラルエリートの信用と政治力がどんどん落ちていく。
公正なマスコミ権威筋、正しい判断・政策を展開するリベラルエリート層、それからリベラル系・左派の市民運動の正しさは、これまでの米英覇権の政治力の源泉だった。それらはここ数年で、不可逆的に大きく崩壊した。今後さらに崩壊する。欧米は二度と覇権勢力に戻れない。
マスコミ権威筋エリート層や左派に間違いを認めさせないのも、諜報界多極派の策略だろう。
英米覇権の一部である科学の権威をコロナや温暖化で自滅させる

(中略)

温暖化問題(やコロナやウクライナや経済指標や金融の話)は、世の中のほぼ全員の方が間違っている。それだけに、逆に、間違いを指摘する人の方が馬鹿者扱いされる。
時間をかけて丁寧に分析しても、努力に見合う社会からの評価を得ることは、全くない。だが、これら分野がなぜインチキな構造を持っているのかを深く考えることは非常に重要だ。
社会そのものがインチキな存在になっているのだから、評価や反応もインチキだ。気にする方が馬鹿である。良い分析をするほど誹謗される、ともいえる。

権威ある人々は、不合理の軽信が必須だ。彼らは、温暖化やコロナやウクライナや金融の状況を分析できない(したら権威を失う)。幸いなことに権威や肩書がない私は、分析できる(能力的な低さはあるが)。
考察して書いていく行為自体に、真髄・神性・至福がある。最大の娯楽は、自分の頭の中にある。<以上、引用終わり>

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電気自動車も、石油系燃料の燃焼を、自動車内でなく発電所で行い、その電力でバッテリーを充電する不効率なシステムだ。人為説を軽信したとしても、電気自動車はシステム全体としての二酸化炭素の排出量が内燃車よりも多い。(中略)人為説が無根拠な間違いで、人為説に基づく石油ガス利用制限は害悪しかない「超愚策」なのに、この体制は何十年も訂正されずに世界を支配している。なぜ、こんなことになっているのか。(田中宇、同上)

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