2023年11月4日 土曜日 晴れ
長浜浩明 最終結論「邪馬台国」はここにある 展転社 令和2年
邪馬台国の「謎」解決への道・・多くの斬口から検討を加える
文字文献の稀薄な時代、一専門分野からの見解は1本の補助線に過ぎず、多くの観点から検討を加え、相互矛盾のない交点に真実が宿る確率が高なる。では、「謎」を解くには如何なる分野から検討を加えたら良いか見てみたい。
第一 シナの正史、魏志倭人伝。他に、後漢書、隋書、旧唐書など。
第二 古事記、日本書紀。神社のご由緒や社伝。
第三 韓(朝鮮)民族の正史『三国史記』。
第四 原子物理学(年
第五 考古学
第六 「生ける考古学」といえる「言語年代学」や「系統言語学」
第七 地理学
第八 分子人類学
第九 形態人類学
・・私は、「邪馬台国」を解く場合でも、上記の観点から分析・統合し、次のような方針を採ることにしている。
一、科学的・論理的にデータに接する。
二、様々な角度から、相互矛盾のないようフレームを組み立てる。
三、思い込みや自己主張するのではなく、データをして語らしめる。
四、誰もが納得できる説明と論理展開を行う。
そして、持論を展開する場合は可能な限り根拠を提示し、質問や反論を奇貨として受け止める。それ以外に真実に至る道はないと信じている。(長浜、同書、p19-21から抄録)
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