菜園日誌

あぜ道に植えたヒマワリたちが開花

ひまわり・コスモス・マリーゴールド・キカラシ

2015年5月15日 金曜日

トマト(桃太郎、米寿、イエローピコ、アイコ)の畝をトンネルで覆う。プロっぽく(?)2重トンネルにしてみた。自宅の家庭菜園でトンネル掛けするのは初めての経験。穴あきの資材なので、簡単に中央を決められ、きれいにトンネル掛けすることができた。

午後は電柵の電線の片付け。芝生のモーイング。モーアに初めて乗った。慣れれば上手に使いこなせそう。

2015年5月16日 土曜日

ひまわり、播種。東西畝約40m、2条植え、条間80cm。

2015年5月17日 日曜日

コスモス・マリーゴールド・キカラシ、それぞれ播種。南北畝。

コスモス・マリーゴールドは条間60cmでそれぞれ3条ずつ。キカラシは条間40cmで、やはり3条。

次の雨が降ってきれいに発芽がそろうのではと楽しみにしている。

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2015年5月24日 日曜日 晴れ

畑: キカラシはきれいに双葉が出そろっている。

コスモス・マリーゴールドの発芽は見られない。このところ雨がなく、土の表面はからからに乾いている。そのうち・・・一雨降ればコスモスもマリーゴールドも発芽してくることだろう(と思う)。

ひまわり: 発芽して、双葉。ひまわりは日照りにも強い。約一週間で発芽。

カッコウの声が聞こえた。いよいよ大豆など豆類の種を蒔く時機。

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2015年6月9日 火曜日 雨

マリーゴールドやコスモスを蒔いた畝の発芽率が良くない。一条、ほとんど発芽のみられない列もある。種蒔き後何日も日照りが続いたために菊科のタネは日和見してしまったのではないか。少し躊躇していたけれども、善処しなければならない。

1.自宅のポット苗でマリーゴールド・アフリカンの苗が20本ばかり育ちつつあるので、これを一条植えても良い。

2.明日、エダマメをポット播種して本葉まで育ててから定植してみよう。マリーゴールドやコスモスが生えなかった部分への補植という変則的な畝になってしまうけれど、それも良しとしよう。エダマメを収穫した後には、もし暖かい秋であればもう少しの間マリーゴールドやコスモスのお花が楽しませてくれるのではなかろうか。

反省点としては、直まきでは気象条件によっては芽生えてこないことも覚悟して、コスモスやマリーゴールドに関してはタネを自家採取して多めに蒔くこと、あるいはポット苗を養成してから定植すること。

今年じょうずに花を咲かせられば、来年のタネを大量に採取しておくこととしたい。

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2015年9月4日 金曜日 雨のち晴れのち雨

雨上がり、気持ちの良い快晴の晴れ間が訪れたので、軽トラに乗って、ポンデローザの圃場に。

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畑の外、あぜ道に植えたヒマワリたちが開花。手のひらに収まるような小さな花たちが一斉に開花。はっとするほどの美しさだ。

ここまで来るには長い道のりであった。あんまり小さくて成長しないので、いっそのこと刈り払い機で払ってしまった方がましなのではとチラッと思ったことさえあるぐらいだ。それが、1ヶ月前辺りからだろうか、土壌の深さの特定の層を根が超えたのだろう、急にしっかりと成長を始め、今日の開花の日を迎えたのだ。蘂をもたない中心部は美しいフィボナッチ系列をなす。ロシアヒマワリの在来種なのだが、まるで切り花用に改良された品種でお花屋さんに切り花で並べられているような上品さで立ち並んでいる。花の姿は、それぞれの開花段階時期で個性があってみんな違っている。

T町の家庭菜園のロシアヒマワリたちは、高さが3メートルはあろうかというような背高で、茎の径が7から8cm(刈り払い機で刈って良い最大寸法ぐらい)、すでにずっと前から巨大な花を咲かせている。そして一昨日からの大雨で根元から倒れてしまった。大きく実った種たちがあんまり重くて支えきれないのだ。対照的に、この在野のヒマワリは、もとはといえば去年は同じところで生まれた兄弟種たちなのだが、そして一番最初に播種された、いわばお兄さんお姉さんたちなのだが、畑の外のあぜ道で窒素肥料が不足するためにみなせいぜい1メートル程度の背丈で、茎の太さも5ミリから8ミリ程度のか細いものだ。それでも、苦労を乗り越えて、端正にこんなに美しく咲いた。

今日は、Kさんから彼女の論文が学会賞受賞に内定されたことを知らせてもらった日なので、そのお祝いにこのヒマワリを切り花でプレゼントすることにした。発想から論文の採択まで数えてみると9年、その9年の労をねぎらい成果を称えるために9本のヒマワリを切って花束とした。

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