菜園日誌

エンドウ・インゲン 2016年 栽培計画

2016年1月29日 

実エンドウ・絹莢えんどう・サヤインゲン 2016年 栽培計画

春蒔きタネの栽培計画案 東山さんの「有機野菜ビックリ教室 農文協 2015年」より抄録

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実エンドウは、無肥料でペーパーポット育苗
72穴のペーパーポットで育苗。培土はコヤシっ気のない川砂+燻炭。コヤシっ気があると発芽が極端に悪い。

つるありサヤインゲン:
マルチ不要。
ネットにからみ始めたらつる先を摘心。あとは収穫まで除草以外やることなし。
何度も収穫に入るので、畝間には敷きワラか防草シートを敷いた方がいい。

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補注: ただし北海道ではエンドウは3月中旬から下旬に播いて、芽が出たところで(3月下旬から4月はじめに)野外の寒さに当てる。4月半ば以降の雪解け後に定植し、風よけ(筒の帽子、ないしビニールトンネルなど)。

補注: 花豆インゲンは、直播きで5月下旬に播いて初生葉が出たとたんにアブラムシがぎっしりついていたことがある。こうなったら徒手でアブラムシ退治は難しい。農薬を使わない有機栽培の場合には、トンネル併用の直播きあるいはハウス内での育苗などアブラムシが来ないような工夫をすると良いと考えている。エンドウの跡地にむらさき菜豆を(6月下旬に)播いたときは全くアブラムシはやってこなかった。花豆インゲンはデンプン過剰の太っちょなので、やや糖尿病系の発芽になってアブラムシを呼び寄せてしまうのかもしれない。

補注: 晩生のむらさき菜豆は、北国では6月下旬播きぐらいが遅まきの下限と思う。エンドウの終わり頃に株元に直播き、または苗の定植をすると支柱を有効活用できる。8月下旬から9月にサヤインゲンとして、10月には熟した実も食べられる。

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