2016年2月26日 金曜日 曇り
海東：
中国では海東を東北部の海沿いの邑婁（ゆうろう）や靺鞨（まつかつ）の居住地、高句麗や半島南部および列島を総称していう。
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紀元前後に成立したとされる神仙方術の書「列仙伝（伝劉向著）」などで東海という地名がみえるが、この場合の東海は漠然と山東省東南部の海岸地域をいう。
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四、五世紀以後に海東という場合は政治的意味を持ち、遼東の渤海湾から邑婁・靺鞨、半島・列島を総称するが、
七世紀頃には高句麗・百済・新羅の三国と倭国という国に限定されているようである。
（以上すべて、「小林惠子 広開土王と倭の五王 文藝春秋 1996年」 p91-92より引用）
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