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評価項目は互いに独立な項目を厳選すべし

2016年4月5日 火曜日 晴れ

大村平 評価と数量化のはなし 日科技連 1983年

評価要素が互いに独立であるということには、意外に重要な意味があるのです。・・評価項目を選ぶときには努めて互いに独立な項目を厳選しなければならないのです。(大村、同書、p136)

多くの候補者をならべていっきに序列をつけるより、めんどうでも一対比較法を使用して序列をつくり出すほうが正確な作業になる。・・いずれは人間の経験と勘に頼って、どちらかに軍配をあげたりウェイトを配分することが必要であるにしろ、茫漠とした状況のままでやみくもに決心するのではなく、一段階でも二段階でも状況を分解して単純にしたうえで決めていくほうが判断の誤りが少なく、正しい答えに近づくであろうことは多言を要しません。そして、これこそ科学的な態度というものです。・・そういう意味で、ガットマンの手順は、古典的であるとはいえ、学ぶところが多いにちがいありません。(大村、同書、p146)

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