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子嚢胞子・分生胞子ともに、分散するきっかけは降雨

2017年9月18日 月曜日 敬老の日 台風一過(雨のち晴れ・曇り)

梅本清作 ナシ黒星病 おもしろ生態とかしこい防ぎ方 農文協 2013年

子嚢胞子が分散するきっかけは降雨。
子嚢胞子の射出には雨が必須で、雨で葉が十分に濡れたのち射出されます。(梅本、同書、p32) その様は、まるで大砲から弾が撃ち出されるようで、まさに「射出」という言葉がぴったり、顕微鏡で見ているととても興味深いものです。(梅本、同書、p32)

分生胞子飛散の引き金は?
相当強い風や振動を与えても(分生)胞子はほとんど飛散しませんでしたが、水を霧吹きで与えてやるとただちに大量に飛散し始めました。分生胞子の飛散にも子嚢胞子と同様に、雨または病斑の濡れが必須だと確認できました。(梅本、同書、p40)

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