菜園日誌

雪解けして初仕事の杭抜き

2018年4月14日 土曜日 曇り
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畑はすっかり雪解け。2週間前に籾殻燻炭を撒いたところも撒かなかったところも等し並みに全て雪解けしている。(だから来年は融雪剤を撒くのは控えようかとも思う)。
残っていた電牧柵の杭の抜去を行う。(昨年、時間切れで全部は抜去できなかったのである)。黒ポール38mm径のものは被害なし。けれど、10mm径のグラファイ白ポールが、特に急斜面では強い力が加わって裂けていた。これが10本弱、被害はかなり甚大だ。次回は必ず抜かなければならない。
雪解けで全貌を現した畑の状況を見てまわる。

マルチ掛けして植えたニンニクは上手に冬越し出来ている。カラスが遊んでマルチに穴を開けていること以外には特に問題なし。
除虫菊はぺっちゃんこである。葉っぱは、伸したペロペロの海苔板状で、すっかり枯れている。全体枯れてしまったかに見える。でも、目を凝らしてよく見ると、ロゼットの中心には新芽が膨らんで起きかけている。これからぐんぐんと育つことだろう。
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続いて、イチゴ。これもすべて、ぺっちゃんこである。それでも、除虫菊に比べたらイチゴは寒さに少し強いようで、緑色で生き延びた葉っぱも見られる。これなら2週間もすれば元気に起き上がってくるはずだ。
冬越ししたイチゴ苗。こんな苗で6月下旬のイチゴ祭りを迎えられるのだろうかと心配になる・・が、きっと大丈夫だろう。もう少し土が乾いたら、中耕してリン酸肥料や米ヌカをたっぷりやり、それからマルチを施す予定である。
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こんなふうに枯れてしまって冬越し出来なかったイチゴ苗も多々見つかる。9月初めの植え替え時期が遅すぎたのと、もともとその時点で苗に元気がなかったのと、そしてもちろんこの畑の6か月の根雪の冬が厳しすぎるのとの合わせ技である。反省点として、イチゴ苗を8月上中旬までに用意すること、畑をその頃までに用意して黒マルチを張っておくこと、そして8月下旬までに定植を終えておくこと、などを考えてみる。
モミガラをたっぷりと入れたはずの畑であるが、雪解けの直後はこんなふうにぺっちゃんこの地面である。強い紫外線をもろに浴びることになるので、厳しそうだ。モミガラをもっと入れなければならない・・とは思うが、体力的にはむずかしい。やはり、前年の8月の時点でマルチを施しておくべきだったか? 斜面にマルチをすると両脇を雨水が走ってカチカチになるので良し悪しである。傾斜が緩やかな局所(当圃場では東側)ではさほど心配いらないと思うが。今シーズンは工夫した適切な方法を考えたい。
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九条ネギの畝。モミガラ超タップリのモデル畝である。ワケギ、アサツキともに元気そうだ。九条ネギもこれから2週間ぐらいですっかり緑になっていくだろう。一方で、ニラは地上部がすっかり枯れていた。ニラの方がネギよりも根雪に弱いようだ。もちろんニラも5月頃には元気よく芽吹いてくることだろう。
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今日はT町の自宅でお湯のボイラーのスィッチを6か月ぶりにオン。夜になるまでウンともスンとも言わないのは張り合いがないことである。お湯が使えるのは明日の朝なので、道の駅まで行って「太古の湯」でお風呂に入ることに。夕食はここで定食を食べることにした。下の写真はオーダーしたカレイの煮付けの定食である。この時期のカレイは美味しい。茶碗蒸しも上手にできている。
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自宅に帰ると家の中は極めて寒い。寒くて理性を失いそうである。
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