菜園日誌

Soramame in Hokkaido 6

 

2014年4月17日 木曜日 Day23

発芽が観察されなかった4つのポットは室内に取り込んであった。そのうち、2つで、ここ数日で、遅まきながら発芽が得られた。芽の姿形に関しては、早く発芽した連中と、特に違った様子は見られない。この発芽の遅さが、先天的なものなのか、環境による後天的なものなのか、と問われれば、タネを植えてからの環境が全く同じだったのだから、タネの生まれつき持っていた先天的な性質だったとしかいいようがない。この性質が次のタネに引き継がれる遺伝的に固定したものなのか、たまたま胚の発生の過程で獲得した「獲得形質」なのか、予想がつかない。それを知るために、次の世代まで観察してみたいような気がする。

これから先も成長が晩生(おくて)なのか、それとも晩生なのは発芽だけで以後の成長は他と変わらない(あるいは追いついたり、より旺盛だったりする)のか、これまた予想がつかない。この2つには、目印をつけて今後も比較観察してみたいと思う。とりあえず、他と条件を同じにして観察するために、明日から野外(マンションのベランダ)で、他のポットと並べて置くこととする。

 

2014年4月18日 金曜日 Day24

 

他の7ポットに比べると10日以上も遅ればせながら、この二つもしっかりと発芽。

 

SoramameOkute140418-2w-IMG_

 

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以下の写真では、比較対照として早く発芽した7つのうちの二つを、晩生の二つと並べて写してみた。
Soramame140418-1w-IMG_8973

 

限られた太陽の光を得るために競争するなら春早く素早く大きくなる方が有利な場合が多いだろう。しかし、遅霜などで大打撃を被るのが、往々にして早すぎて成長した株であることを考えると、遅霜の危険がなくなってからのんびりと発芽するのも実は優れた形質の持ち主かもしれないのだ。一緒に袋に入っていた11個のタネのうちでもこんなに発芽日数が異なるのは面白いことである。

 

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参考

ちなみに、全く発芽しなかった2つについて調べてみると、

1) 一つは全く発芽の気配がなく、数日で白カビが生え始めたもの。

2) もう一つは、根の発芽は見られたものの、地上に伸び出す部分に関して、本葉を形成する成長点がちょん切られている感じで切り株状になっていた。胚の発生途上、ないし今回の発芽の途上で事故に遭った模様である。これら二つはカビがひどくなりそうなので、Day 20 の時点で廃棄した。

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