literature & arts

上手にぐれて没落するための13冊

2015年3月31日

中島義道 どうせ死んでしまうのに、なぜいま死んではいけないのか? 角川文庫 初版発行は平成20年 電子書籍版は平成25年

K君の遺品をふたりで確認したあとで、奥さんから涙ながらに「もう、毒をまき散らすような本は書かないでください!」と言われた。だが、私はその後も書いているし、これからも書くであろう。なぜか? なぜ、私は他人を不幸に陥れても書くのか? ひとを(間接的に)自殺に追いやっても書くのか? わからない。わからない。七を七倍して「なぜ」と問うてもわからない。(同書、位置No.2047-54 より引用)

中島さんの「上手にぐれるための10冊」読書案内(同書キンドル版 位置No.1144):
1.「地下室の手記」ドストエフスキー
2.「ワーニャ伯父さん」チェーホフ
3.「地の糧」ジッド
4.「異邦人」カミュ
5.「欲望という名の電車」テネシー・ウィリアムズ
6.「門」夏目漱石
7.「放浪記」林芙美子
8.「人間失格」太宰治
9.「溺レる」川上弘美
10.「夫婦茶碗」町田康

中島さんの夏休み読書案内:(同書、「没落していこう」より、キンドル版 位置No.1196)
ゲーテの「ファウスト」
ニーチェの「この人を見よ:ひとはいかにして自分自身になるか」
ハイデガーの「存在と時間」

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